2013年

12月

07日

オオウラギンヒョウモンの撮影を振り返って

日本チョウ類保全協会で毎年開催される写真展に応募したところ、拙写真が宣伝用ハガキに採用されました。本年6月30日(日)に熊本で撮影した写真ですが、通称デカオスと呼ばれるオオウラギンヒョウモン♂です。日本チョウ類保全協会のH.P.はここをクリックしてください。

手前に写っているのが通称デカオスと呼ばれているオオウラギンヒョウモン♂、向こう側が通常の♂      D600+200mmマイクロ、西原村、2013.06.30                
手前に写っているのが通称デカオスと呼ばれているオオウラギンヒョウモン♂、向こう側が通常の♂      D600+200mmマイクロ、西原村、2013.06.30                

6月30日(日)の朝、熊本駅に着きレンタカーを借りて、ゴイシツバメシジミの撮影に出発です。出発のときは曇っていたのに、撮影ポイントに近づくにつれ、雨がひどくなってきました。車を止めて、Saさんに連絡すると、未だに宿で雨宿りをしているとのこと、すぐさま引き返し、オオウラギンヒョウモンの撮影に切り替えます。

オオウラギンヒョウモンの撮影ポイントに到着すると、雨は小降りなんですが、風がものすごく強く撮影どころではない状況ですが、やや擦れたオオウラギンヒョウモン♂は、何とか活動しているようで、すでに撮影者が一人おられました。

 

11時過ぎに撮影したオオウラギンヒョウモン♂(ノーマル)、やや擦れており、羽化してから数日は経過していると思われます。

D600+200mmマイクロ、オオウラギンヒョウモン♂の吸蜜、西原村、2013.06.30

 

強風の中の撮影でしたので、ピンぼけ写真を大量生産しましたが、新鮮な個体はいなかったのであまり気にせずに撮影していました。ほどなく、Saさん登場ですが、擦れたオスばかりでは、撮影意欲も今一というところですね。

さあて、天気の回復とともに新鮮なメスが現れるであろうと撮影を続けていると、オスに比べると二回りくらい大きなオオウラギンヒョウモン♀の登場です。

オオウラギンヒョウモン♀の吸蜜

D600+200mmマイクロ、西原村、2013.06.30

手前がオオウラギンヒョウモン♀、向こうが♂です

D600+200mmマイクロ、西原村、2013.06.30

 同上(ピントが奥の♂)

 

鮮度の良いメスを中心に撮影を続けますが、正午を過ぎる頃から明るい大きな個体が目に入ります。鮮度がよいので当然メスと思い、撮影を続けますが、たぶんSaさんがオスであることに気づいたと思います。ここからが大変です。この新鮮なオス(デカオス)を追いかけての撮影が始まります。

以下、D600+200mmマイクロで撮影したオオウラギンヒョウモン♂の写真です。

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2013年

6月

26日

6月23日(日)は、石川県のアサマシジミを見に行きました

アサマシジミは信州を中心に分布しています。食草や地理的変異などの違いから、雄は青く輝く個体から暗いものまでいろいろあって、人気の高い蝶です。

石川県はこの蝶の西限にあたり、他の生息場所からも少し離れています。和名はアサマシジミですが、生息場所からハクサンシジミとも呼ばれています。

食草は崖に生えているナンテンハギで、ナンテンハギを食べるアサマシジミは他に北海道(イシダシジミ)、長野県などが知られています。

現地到着は7時半頃で、これ以上早くポイントに到着することは難しいでしょうね。

(先日記載したミョウコウシジミは、エビラフジ喰いの間違いでした。)

ナンテンハギの上で開翅するアサマシジミ♂

E-PL5+ZD9-18mm(改造アダプター)、2013.06.23、白山市

この日は、採集者が2名おられたので、待ってはくれましたがゆっくりとした撮影というわけにはいかないので、結構あわただしい撮影となりました。撮影時間も正味1時間くらいで、出来るだけ、離れて撮影するようにしていましたが、時間の経過とともに個体数は減っていき、9時を過ぎるとほとんど見かけることがなくなってしまいました。

10時近くになるとさらに2名の採集者が現れ、結局10時頃まで付近をウロウロしましたが、その後は撮影できませんでした。

 

比較的明るく新鮮なアサマシジミ♂(上と同一個体)

D600+200mmマイクロ、2013.06.23、白山市

 

青鱗の発達が悪く、暗い感じのアサマシジミ♂

D600+200mmマイクロ、2013.06.23、白山市

 

ナンテンハギの花の上に停まって開翅するアサマシジミ♂

D600+200mmマイクロ、2013.06.23、白山市

 

釣り竿にとまり、口吻を出して何かを吸っているアサマシジミ♂裏面

D600+200mmマイクロ、2013.06.23、白山市

 

ナンテンハギの上にとまるアサマシジミ♀

D600+200mmマイクロ、2013.06.23、白山市

 

この日は、ゆっくり撮影することは出来ませんでした。採集される方も一生懸命なのでやむを得ませんが、目の前で採集されてしまうのは残念です。

2013年

6月

19日

6月第3週の土曜日(15日)は、再度播磨へお出かけ

懲りもせずに兵庫県西部まで出かけました。もちろん、狙いはヒロオビミドリシジミ♂の開翅です。本日は一人ですが、ゆっくりとではなく、夜中の2時前に起きて、2時半前には出発です。

途中、兵庫県のとあるサービスエリアに到着すると、なにやら赤い小さな蝶が駐車場の上を飛んでいます。ゼフらしい感じなので、2種に絞られます。樹上ではもっと沢山の蝶が飛んでいます。たぶんそちらから追い出された個体が、駐車場へ来たのでしょう。地面に降りたのでアカシジミであることを確認し、証拠写真を撮って出発です。

早朝5時、駐車場の上をアカシジミが飛んでいます。何とか駐車場に降りたので、撮影することが出来ました。

D600+200mmマイクロ(ストロボ発光)兵庫県、2013.06.15

 

先週と同じポイントへ到着すると、6名ほどがすでに活動しています。気温が高い性かほとんど地面に降りてこないようです。10mの竿を振り回しますが、降りてくるのはウラジロミドリシジミのみ、やっとヒロオビが降りましたが、雌です。証拠写真を撮影して移動することとしました。

実はここで、今年のクモツキ撮影のときにご一緒した方が2名おられ、声をかけられたんですが、そのうちのお一人(同じ愛知県に住むMさん)と雨の中さらに叩き出しをすることにしました。天気予報では、9時過ぎまでは持ちそうな雰囲気だったんですが7時半には雨が落ちてきて、8時にはしっかり雨降りの状態でした。

次のポイントでは、たたき出すと結構な数が飛び出します。ウラナミアカシジミやウラジロミドリシジミに混じってヒロオビミドリシジミ♂も飛び出し、何とか下に降りていただきました。ですが、ササの中に入ってしまい、思うに任せません。何とかしたかったんですが、カメラ、傘、雨、竿と邪魔になるものばかりで、結局ロスト。直後飛び上がっていくきれいなオスを見送りました。うーん、来年に持越しですね。

朝露に濡れたススキの葉の上に降りたウラジロミドリシジミ雌の裏面

D600+200mmマイクロ、佐用町、2013.06.15

 

目線より少し上に降りたヒロオビミドリシジミ♀

D600+200mmマイクロ、佐用町、2013,06.15

 

その後、雨の中でキマダラモドキを撮影し、加古川へ移動しシルビアシジミを撮影することとしたんですが、加古川到着直後に雨が強くなり、結局撮影できずに本日終了となりました。

栗の木にとまるキマダラモドキ

D600+300mmf4(ストロボ発光なし)

 

地面にとまるキマダラモドキ

D600+300mmf4(ストロボ発光なし)

 

 

栗の木にとまるキマダラモドキ

D600+300mmf4(ストロボ間接照射)

 

栗の木にとまるキマダラモドキ

D600+300mmf4(ストロボ発光あり)

最初のキマダラモドキと同一個体 

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2013年

6月

12日

6月9日(日)は地元のミドリシジミを見に行きました

もう少し早い時期に行く予定でしたが、やはりちょっと遅かったようです。それでも、目線あたりに雌雄が次々に舞い降りてきて、たまに開翅してくれましたので、そんなに文句を言ってはいけません。天候は薄曇たまに薄日が射す中で、3時間ほどの楽しい撮影時間となりました 。

 

ミドリシジミ♂半開翅、こんな感じだとミドリシジミじゃないみたいですね。

D600+300mmf4+テレコン1.7、2013.06.09、常滑市

上と同じレンズで、ほぼ同じ角度ですが、感じが違いますね。

D600+300mmf4+テレコン1.7、2013.06.09、常滑市

ミドリシジミ♂開翅、これは少し光りすぎですかね。

E-PL5+MZD60mmマクロ、2013.06.09、常滑市

ミドリシジミ♂開翅、この光具合も違いますかね。

D600+300mmf4+テレコン1.7、2013.06.09、常滑市 。

 

ミドリシジミ♂半開翅、ミドリシジミってこんな感じ?

D600+300mmf4+テレコン1.7、2013.06.09、常滑市

雄ばかり並べてみました。レンズやカメラも違うので何ですが、光の感じや角度で違った感じになりますね。

次は、雌を並べてみます。雌の数は多かったんですが、あまり開きませんでした

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2013年

6月

11日

6月第2週の土曜日は、播磨まで出かけました

前から、翔さんとヒロオビミドリシジミの撮影へ一緒に行く計画をしていて、予定どおり実行いたしました。日帰りの予定なので、朝6時に到着するためには、自宅を2時に出発しなければならず、これが一番大変でした。

四日市で待ち合わせ、翔さんの車で出発です。往復の運転もお願いして、帰りは熟睡という申し訳ない撮影でした。

ヒロオビに関しては、これで4回目で、どうも相性が良くない(自分の実力のなさを棚に上げて)のか雌雄ともまともな開翅が撮れませんでしたが、天候にも恵まれ楽しい撮影が出来ました。

ヒロオビミドリシジミ♂裏面、2013.06.08、兵庫県西部

D600+200mmマイクロ

 

ヒロオビミドリシジミ♂開翅、2013.06.08、兵庫県西部

D600+300mmF4+テレコン1.7

来年撮り直しですね

 

ウラジロミドリシジミ♂開翅、2013.06.08、兵庫県西部

D600+200mmマイクロ

 

ウラジロミドリシジミ♀裏面、2013.06.08、兵庫県西部

E-PL5+MZD60mmマクロ

 

ウラナミアカシジミ♂裏面、2013.06.08、兵庫県西部

D600+300mmF4+1.7テレコン

 

ヒメヒカゲ♂裏面、2013.06.08、兵庫県中央部

D600+200mmマイクロ

 

ウラギンスジヒョウモン♂、2013.06.08、兵庫県中部

D600+300mmF4+1.7テレコン(縦位置にトリミング)

 

懸案のミドリシジミは、次回アップします。

2013年

6月

07日

6日の木曜日は、曇でしょ・・・ならば、ミドリシジミ

昨年、ミドリシジミを撮りに行ったとき、いつものように一生懸命ハンノキを叩いていたんですが、開翅せずに飛び立つ個体がほとんどでした。しかし、しばらくすると今にも雨が降りそうな曇り空の下、雄も雌も低いところに降りてきて翅を開くではありませんか。「なあーんだ、ただ待っていれば撮影できるじゃん」と思いましたが、時間切れで、途中で切り上げて仕事に向かいました。

そこで、今年は曇り空を狙い撮影に出かけようと、虎視眈々(ちょっと大げさ)と狙っておりました。

ところがであります。Sさんから「愛知のクロミドリシジミの発生は、どうなってるの?」、というメールがあり、そりゃ、もう出てるでしょうとは言ってみたものの、小心者の私としては、「やはり確認するかなあ」ということになってしまいました。

かくて、ミドリさんからクロミさんへの変更となりました。

珍しく広角写真から1枚ですが、場所が特定できそうなら削除します。

クロミドリシジミ♂、2013.06.06、豊田市 E-PL5+ZD9-18(改造アダプター)

裏面をストロボなしで撮影してみましたが、よく解像していますね。

クロミドリシジミ♂、2013.06.06、豊田市 E-PL5+MZD60mmマクロ

6時15分くらいに豊田市のポイントに到着です。竿を取り出して、ほんとうに一叩きめでクロミドリシジミが降りてきました。あ然というよりは、ラッキーという感じで、15分ほど叩くと8頭ほどが降りてきて5頭確保(マーキング)出来ました。あとは開翅を待つだけです。内訳は4♂1♀です。

7時少し前から開翅が始まりました。8時半にはすべて開翅後飛び去りました。もう一度叩くと4頭ほど飛び出して2頭が降りてきました。この2♂も開翅しました。

D600+200mmマイクロ(ストロボ発光あり)♂

ナス科の帰化植物、何でしたっけ?もう少しましな植物上だと良いんですがねえ。

D600+200mmマイクロ(ストロボ発光あり)♂

上と同一個体♂ (たぶん)、クズの上の方がましですね。

D600+200mmマイクロ(ストロボ発光あり)

上記の写真は、説明するまでもなくストロボ発光の強弱ですが、露出の調整に関係なく、この蝶の場合はずいぶんと雰囲気が違ってきますね。

 

少し擦れていますね、これくらいは許容範囲と思いますがどうでしょう。もっとも、この背景ではいかんともしがたいですね。

D600+200mmマイクロ(ストロボ発光なし)♂

 

あんまりこのような写真は撮らないようにしていますが、雰囲気はいいかも。

D600+200mmマイクロ(ストロボ発光あり)♂

 

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2013年

6月

07日

6月2日(日)は、家族サービス?やっぱり撮影

「今日の予定は?」と妻に問えば、「特にないよ」との返事であります。まあ、想定の範囲内なんですが、ここで、かねてより予定の片隅においてあったとあるイベント(ショッピングなんですけどね)へ行くこととなりました。

天気も今一ですし、このまま終了するのかといえばそうでもなく、東三河方面へ更なる買い物ツアーへと向かいました。名古屋市に午後1時過ぎまでいるんですから新城市のヒメヒカゲポイント到着は、午後2時半・・・、十分に間に合います(いつの間にかそうなるの?)。

ウラゴマダラシジミが忙しく飛んでいます。飛翔写真撮れないかなあとちょっかいを出しますが、そんなもの撮れるわけがありません。すぐにあきらめて、ヒメヒカゲポイントへ向かいます。本日は、E-PL5に17mmを付けてそれだけです。ヒメヒカゲの静止写真なんか山ほど撮りましたから、他には何も持ちません。持てば、安易な静止写真に流れるに決まっています。

結果ですが、30分ほど撮影して、シャッターはいつものとおり沢山切りますが、歩留まりが悪いので、ファイルの消去が大変です。何とか10枚ほど残して、保存してRAW現像して、サイズダウンしてやっと準備完了です。撮影30分で後の作業が数時間・・・、これ、ビデオだったらもっと大変でしょうね。

その後の買い物も順調にすんで、午後7時を過ぎたところで自宅到着。

 

6月最初の日曜日なのに、かなり擦れたヒメヒカゲ♂ですね(トリミングなし)

E-PL5+MZD17mmf1.8、2013.06.02新城市

これくらいの鮮度♂があれば良いのですが、邪魔ですね(トリミングなし)

E-PL5+MZD17mmf1.8、2013.06.02新城市

雌雄が偶然画面に入りましたので、とりあえず(縦位置にトリミング)

E-PL5+MZD17mmf1.8、2013.06.02新城市

今回は3枚くらい掲載することとしましょう。うーん、半日もこんな写真撮ったどうなるんだろうかと心配になってきます。もっとも、そんなに長いこと撮影できる体力も集中力もありませんので心配する必要もないですね。

さあ、次回は兵庫県のヒロオビミドリシジミのはずだったんですが、週の途中で地元のゼフを見たくなりましたので、もう1回更新ということになりそうです。

2013年

6月

03日

6月最初の土曜日は、遠州のオレンジで決まり

梅雨入りが平年より早く、戸惑っている間もなく季節が進んで行きます。この時期になると、ベニモンカラスシジミ(ベニカラ)の状況が気になります。「土曜日に行くぞー」と宣言する間もなく、翔さんが先に行ってしまいました。梅雨の晴れ間を狙った素早い行動です。そのおかげで、すでに雌が発生していることと、9時前には活動が始まっていることもわかりました。なら、どうするか、「もっと早い時間に行ってみよう」といことで、7時20分頃現地に到着しました。

クロウメモドキの周りを見回しますが、ほんのちょっと、枝の先端に朝陽が射している程度で、ベニカラだけでなく他の蝶も飛んでいません。ウツギの花の状況を見に30分ほどポイントを離れ、8時に戻ってくると、枝先をチラチラ小さな蝶が飛んでいます。上の方でも飛んでいるのが確認されましたので、ベニモンカラスシジミは朝早くから活動する蝶のようで、少なくとも8時前には飛び始めるようです。

8時半を過ぎたところで、越前からSさんの登場です。ここからは、二人で「ああでもない、こうでもない。」と喋りながらの撮影です。半日お付き合いいただきありがとうございました。全体としては、薄曇りの天気でしたので、条件としては悪くないのでしょうが、リモート撮影は全滅し、ビシッと決まった写真が撮れません。今回は大幅なトリミングで逃げておきますが、これをきっちり撮影するためには、もう少し機材と技術が必要なようです。

低い位置のイラクサ?にとまったベニモンカラスシジミ♂、こうゆう時に限ってズームレンズが付いているんですよね。

D600+シグマ50-500(ストロボ発光あり、トリミング)2013.06.01、浜松市

 

別の機会にもう一度降りてきました。もう少し真横から撮れればよかったんですが、結構動き回りアングルがぴたりと決まらない(こちらは動けない)。

D600+200mmマイクロ(ストロボ発光あり、トリミング)2013.06.01、浜松市

 

クズやカエデ、それからこのつる性植物?の上で、♂がよくテリ張りをしていました。

比較的前翅の性標がよく分かる写真です。

D600+シグマ50-500(トリミングあり)、2013,06.01、浜松市

 

稚拙な飛翔写真ではありますが、掲載させていただきます。いつか師匠に追いつける日が来るよう(一生来ないような気がしていますが)精進します。

観察を続けていると、だんだん飛び立つ瞬間が予想できるようになり、Sさんとほぼ同時にシャッター音が聞こえるようになりました。その他にも二人三脚で取り組んだ方法もありましたが、今回は割愛します。飛び上がった直後のベニカラ♂の翅表です。D600+シグマ50-500、2013,06.01、浜松市

 

一枚だけ偶然に写っていたベニカラの卍飛翔、結構接近戦ですね。

D600+シグマ50-500、2013,06.01、浜松市

 

本日は、早めに帰ってサツマイモを植える予定でしたので、正午を過ぎたところで、やや後ろ髪を引かれながら、帰途につきました。

D600にシグマの50-500を付けて、ストロボをセットすると優に3kgを超えてしまい、手持ちで撮影しているとまるで筋トレをしているようで、肩は凝るし腕も痛くなってしまいます(その割りに写りが今一なのですよ)。何か良い方法を考えなくてはいけませんね(実は、34とテレコン1.7で対応することとしている)。

 

追記、翔さんの写真がアップされた後だと「見劣りするんで嫌だなあ」と思っていましたが、すでに更新されています。こちらをご覧ください。うーん、飛翔写真だけでなく、静止写真も決まっています。今度ご一緒するときは、いろいろ勉強せねばならぬなあ。

ついでにもうちょっと脱線しますが、フルフレームでの望遠撮影は、どうしても不利です。ニコンのミラーレスも視野に入れておく必要がありますね。なんといっても焦点距離2.7倍ですから、34が800mmf4相当として撮影できます。トリミングが前提ならD800の選択もありますが、フィールドでは軽快さも必要ですので難しい選択です。当面はD600との組み合わせで、よりベターな方法を模索しながら、次に出る新しいカメラに期待したいところです。