6月第3週の土曜日(15日)は、再度播磨へお出かけ

懲りもせずに兵庫県西部まで出かけました。もちろん、狙いはヒロオビミドリシジミ♂の開翅です。本日は一人ですが、ゆっくりとではなく、夜中の2時前に起きて、2時半前には出発です。

途中、兵庫県のとあるサービスエリアに到着すると、なにやら赤い小さな蝶が駐車場の上を飛んでいます。ゼフらしい感じなので、2種に絞られます。樹上ではもっと沢山の蝶が飛んでいます。たぶんそちらから追い出された個体が、駐車場へ来たのでしょう。地面に降りたのでアカシジミであることを確認し、証拠写真を撮って出発です。

早朝5時、駐車場の上をアカシジミが飛んでいます。何とか駐車場に降りたので、撮影することが出来ました。

D600+200mmマイクロ(ストロボ発光)兵庫県、2013.06.15

 

先週と同じポイントへ到着すると、6名ほどがすでに活動しています。気温が高い性かほとんど地面に降りてこないようです。10mの竿を振り回しますが、降りてくるのはウラジロミドリシジミのみ、やっとヒロオビが降りましたが、雌です。証拠写真を撮影して移動することとしました。

実はここで、今年のクモツキ撮影のときにご一緒した方が2名おられ、声をかけられたんですが、そのうちのお一人(同じ愛知県に住むMさん)と雨の中さらに叩き出しをすることにしました。天気予報では、9時過ぎまでは持ちそうな雰囲気だったんですが7時半には雨が落ちてきて、8時にはしっかり雨降りの状態でした。

次のポイントでは、たたき出すと結構な数が飛び出します。ウラナミアカシジミやウラジロミドリシジミに混じってヒロオビミドリシジミ♂も飛び出し、何とか下に降りていただきました。ですが、ササの中に入ってしまい、思うに任せません。何とかしたかったんですが、カメラ、傘、雨、竿と邪魔になるものばかりで、結局ロスト。直後飛び上がっていくきれいなオスを見送りました。うーん、来年に持越しですね。

朝露に濡れたススキの葉の上に降りたウラジロミドリシジミ雌の裏面

D600+200mmマイクロ、佐用町、2013.06.15

 

目線より少し上に降りたヒロオビミドリシジミ♀

D600+200mmマイクロ、佐用町、2013,06.15

 

その後、雨の中でキマダラモドキを撮影し、加古川へ移動しシルビアシジミを撮影することとしたんですが、加古川到着直後に雨が強くなり、結局撮影できずに本日終了となりました。

栗の木にとまるキマダラモドキ

D600+300mmf4(ストロボ発光なし)

 

地面にとまるキマダラモドキ

D600+300mmf4(ストロボ発光なし)

 

 

栗の木にとまるキマダラモドキ

D600+300mmf4(ストロボ間接照射)

 

栗の木にとまるキマダラモドキ

D600+300mmf4(ストロボ発光あり)

最初のキマダラモドキと同一個体 

この日(土曜)の片道4時間(300km)の撮影は、翅の裏面ばかりで、またもや消化不良となりました。

 

 

14日の金曜日は、朝方だけウラキンシジミを見に行きました

まあ、単独でアップする内容もないので、ここへ追加します。昨年、一昨年と沢山いたウラキンシジミですが、今年はちょっと時期が早いのかほとんどいませんでした。一応撮影したウラキン♀の裏面をご覧ください。

ここで、時間つぶしにしかたなく撮影した、ウラギンヒョウモン♂の探メス飛翔と吸蜜の写真、メスグロヒョウモン♂の吸密写真もも載せておきます。

ウラキンシジミ♀の裏面

D600+200mmマイクロ(ストロボ発光なし)

 

メスグロヒョウモン♂の吸密写真

D600+300mmf4+1.4テレコン、2013.06.14、津市(この写真、気にいってます)

 

ウラギンヒョウモン♂の吸密写真

D600+300mmf4+1.4テレコン、2013.06.14、津市

 

ウラギンヒョウモン♂の単雌飛翔

D600+200mmマイクロ、2013.06.14、津市 

 

16日日曜日は、ほとんどシャッターを切りませんでした

前日と打って変わってよい天気で、石川県まで出かけましたが、目的の蝶は未だ発生していないようで、帰りがけに立ち寄った岐阜県でキマダラルリツバメの証拠写真を撮影するだけでした。

こんな新鮮なヒメシジミ♂がいるようでは、まだですかね。

D600+300mmf4、白山市、2013.06.16

 

5mくらいある梢の上でテリ張りをするキマダラルリツバメ♂

D600+300mmf4(しっかりトリミング)、岐阜県美濃北部2013.06.16

 

3日間で、走行距離1,600km・・・、北海道へ行ってもこんなに走らんのにねえ。

「疲れないかって?」・・・、疲れるに決まっていますよ。事故を起こさないように休息を取りながらの帰途となりました。

まあ、3日間まとめてアップが物語るとおり、内容はあまりありませんが、手抜き撮影はしてませんよ。シーズンオフには、まとめて撮影関係のことを書くこととします。

全体としても裏面ばかりの撮影でしたが、キマダラモドキは、ストロボ発光をいろいろ試すよい機会となりました。サトキマやヒメジャノメでは気合が入りませんからね。