2012年

4月

30日

4月の最終日は、白川村のギフチョウを見に行きました

今年はいつもの年にましてギフチョウを多く見ました。まあ、うんざりという方もおられましょうが、お付き合いください。

GW前半の最終日、世間では9連休というかたがたも多いとは存じますが、カレンダーどおりのお休みですので、仕方ありません。中部地方は全般にくもり模様ですが、北陸の富山から新潟にかけて晴れ間が出そうな天気予報です。迷わず、富山方面を目指します。白川村の様子を見てから北上するつもりで、荘川インターで高速を下りました。

荘川桜もほぼ満開です。生命力を感じさせる大木ですね。
荘川桜もほぼ満開です。生命力を感じさせる大木ですね。

白川村でも比較的発生が早いポイントですので、この状況なら発生しているはずです。空はどんより曇っていますが、気温は比較的高めです。カタクリは咲き初めでヤマエンゴサクは、ほぼピークです。薄日が射せば絶好の撮影日和となりますが、どうでしょう。

チョウが出てくるまで、調査員の腕章をつけておられるKさんから岐阜県のギフチョウについていろいろ教えていただき、どうもありがとうございました。

北上するのをやめて、ここで粘ることとしましたが、10時半頃までは、時折スギタニルリシジミが飛び出す程度で低調でした。薄日が射し始めて状況は一変、ゆっくりとギフチョウが飛ぶ予想通りの展開です。正午に撮影を切り上げて渋滞を避ける予定でしたが、薄日が射す時間帯が多くなたっため、結局午後1時まで粘ってしまいました。これ以上遅くなると、帰りの渋滞が心配なため、もう少し粘れば、もっと良い写真が撮れたんではないかという思いを残したままの帰宅となりました。

いよいよ、白馬のイエローバンドを残すのみとなりました。毎回掲載した写真以外にもギフチョウは本当に沢山撮影しました。写真集ができそうなくらい(笑)です。

天気の推移は、当初の予報よりやや早いほうに振っています。木曽のチャマ、白馬方面のギフ、ヒメギフでGWを締めくくりたいですね。

クモツキも始まりますし、北海道へも行かなくてはなりませんので、当分忙しく飛び回ることになりそうです。

2012年

4月

29日

4月29日は岐阜県南部のミヤマチャバネセセリ

昨年、翔さんが見つけたポイントに向かって家を出たのが7時過ぎ、その上、家庭菜園のための苗を買ってからポイントに向かうという、ふざけた計画であります。ポイント近くの堤防の上を走っていますと、大きなカメラを持った見覚えのある方が河原を歩いています。

ミヤマチャバネセセリは何も遮るものがない炎天下の河原で発生しています。前日の多摩川とは発生している個体数がだいぶ違うようです。
ミヤマチャバネセセリは何も遮るものがない炎天下の河原で発生しています。前日の多摩川とは発生している個体数がだいぶ違うようです。

 

とりあえず、先を急いで野菜の苗を買うためにお店に向かっていますと、携帯から呼び出し音が聞こえます。車を止めて電話に出たところ、Tさんの声で「今どこにいるの?」との内容です。手短に昨年のポイントをお伝えして買い物に向かい、9時になっても店が開かないのでポイントに戻る途中、Tさんから再度電話があり、見つけましたとのことです。程なく、ポイントに到着すると、ちゃんと見つけてくれていました。ありがたくメスを撮影させていただき、しばらくするとテリ張りをしているオスと吸蜜をしているオスが見つかり(オスはそれぞれ別の個体のよう)、無事撮影することができました。11時を過ぎ、暑さも増してきましたので、本日の撮影を終了することとしました。Tさんありがとうございました。また、お疲れ様でした。

その後、野菜苗を購入して無事定植することができました。トマト15株、ピーマン9株、ナス6株、スイカ3株、カボチャ2株の35株を無事植え付け、キュウリとオクラの種も直播しました。菜園の話は何かの機会にお知らせします。短時間でできる家庭菜園なんて得意なんですがね。

今年のように季節がやや遅れ気味でも、GWではちょっと遅いようです。平年並みの年でしたら、20日過ぎには発生しているのではないでしょうか。よく探せばもっと多く見られる場所もありそうに思います。

2012年

4月

29日

GW初日の4月28日は多摩川のミヤマチャバネセセリを見に行きました

4月28日の朝は、なぜだか東京(新宿)にいました。翔さんからの情報を元に京王線に乗って多摩川の河川敷までミヤマチャバネセセリを撮影に行きました。7時についてしまったので、いくら何でも飛んでいるわけがありません。しばらく待っていると、モンシロチョウやベニシジミに次いでギンイチモンジセセリが登場しました。8時半頃になると、いっぱい飛んでいます。交尾しているペアにもちょっかいを出す雄がいます。

ギンイチモンジセセリの交尾中に♂が飛んできて割り込もうとします。府中市2012.04.28 D7000+200mmマクロ
ギンイチモンジセセリの交尾中に♂が飛んできて割り込もうとします。府中市2012.04.28 D7000+200mmマクロ

上の写真を撮っていたら、9時を過ぎてしまいました。ちょっと開けた草地に勢いよく飛んでいる茶系のセセリがいます。この時期の茶系セセリはミヤマチャバネだけですので、間違えようがありません。

午前中撮影した後、品川へ向かいました。目的はチョウ類保全協会が主催する出版記念パーティです。昆虫写真家の海野さんにフィールドガイド「日本のチョウ」にサインをしていただき、ご機嫌のうちに帰途につきました。

ご出席の皆様方、どうもありがとうございました。本当は二次会へも行きたかったんですが、次の日のことも考えて東京を後にしました。

2012年

4月

22日

4月21日(土)も富山までギフチョウを見に行きました

朝、4時台に起きて出かけるのは、昨年の何月以来でしょうか?5時前に家を出たことも久しぶりですし、途中休憩しながらも現地到着は8時前でした。

日本海側のギフチョウを見に今年3度目の遠征です。愛知県内で見られるギフチョウを高速道路を使って見に行くのも何なんですけど、ましてや、昼休みに見ることも出来るギフチョウですから、やや病的な行動ですね。

それでも、明るめのギフチョウがカタクリなどで吸蜜する姿は、それなりに美しいと思いますし、残雪が残る中で見るギフチョウは、太平洋側ではない風景ですので、今後もいろんな絵を撮影したいと思っています。

石川県との県境にある有名な山の麓で、羽化したばかりのギフチョウ♂がヨロヨロ飛んでいましたので、何とか撮影することが出来ました
石川県との県境にある有名な山の麓で、羽化したばかりのギフチョウ♂がヨロヨロ飛んでいましたので、何とか撮影することが出来ました

 

富山県のギフチョウといっても、富山平野の西側に位置するギフチョウばかりです。東海北陸自動車道を北上するため、この近辺を中心に撮影場所を選ぶことになりますので、やむを得ない選択ですね。距離や所要時間も信州とほとんど変わりなく、3時間以内で到着できることがわかったので、来年以降も年1回くらいは行きたいと思っています。それと近隣のポイントでも発生時期が異なっていますので、外したときも他の撮影場所への移動も可能なので、その意味でもよろしいかと思います。

また、心配していた採集者とのバッティングも、ネット(捕虫網)を見たのは2回だけでした。撮影場所の情報がもっとあれば、隠れたポイントがあれば(きっとあると思いますので、誰か情報ください)、安心なんですがね。

2日間で7か所見に行きましたが、ギフチョウを見かけなかった場所はなく、数の多少はあるものの、ある程度の数が広く分布している状況は、さすが越中富山と思いました。30年前ならあちこちで乱舞していたことでしょうね。

カタクリでのギフチョウも何とか撮影することが出来、(頭の中では)ゴールデンウイークの撮影に向かっています。ミヤマチャバネセセリを地元でも撮影したいですしね。

少しずつ、調子が出てきました。ゴールデンウィークに向けて体調管理とモチベーションが保てるように頑張りましょう。

2012年

4月

19日

19日は休んで、越前のギフチョウを見に行きました

今度の土日は用事がありますし、天気も下り坂なので、(新しい)ボスに休みをいただき、越前まで出かけました。ちょっと遅いのは承知の上で、福井県の状況を見に行きました。南越前町の状況は、予想通りで雌の吸蜜と産卵が撮れ、その後の予定では、標高を500m以上に上げて雄の新鮮な個体を撮るつもりでしたが、気が変わり、福井市の有名ポイントへ向かいました。まあ、予想通りの失敗でしたが、それだけでは終わらず、無理して進入した林道でパンクするというオマケまでついてしまいました。このポイントへもう一度来ることはないなあと思って、何が何でもボロでも撮ってやろうとしつこく粘っていると、雌が産卵するためにいろんな葉っぱを物色しているではないですか。しばらく粘りましたが、林の中へ消えていきました。やや擦れた雄の写真を載せておきます。

越前の低標高地でのギフチョウは終盤です。雄は交尾のために飛び回り、雌は一心不乱に産卵します。この葉に産卵するまでに他の葉っぱに50回くらいつかまりましたが、誤産卵はありませんでした。古いカンアオイ(たぶんコシノカンアオイ)の葉には何度も来ましたし、カタクリや他の植物の葉も確認していました。

2012年

4月

17日

4月15日越中のギフチョウⅡ

先回掲載した写真が3枚だけでしたので、少し追加します。といっても、また3枚ですが、サクラの吸蜜を撮ったと言っておきながら、1枚もないのはちょっとと思い直しました。「もう、ギフチョウの写真はいいよ」と言われそうですが、しつこく掲載しますね。

サクラの写真だけにしようか、飛翔写真も載せようか迷いましたが、この3枚にしました。キブシの吸蜜写真もまだあるので、今年はギフチョウ特集ができそうです。

今度の週末は、またもや天気に悩まされそうな予感、うーん、どうしましょうかね。

2012年

4月

16日

4月15日(日)は、越中までギフチョウを見に行きました

4月14日(土)

天気予報は最悪で、近場も含めて昼までは雨模様。何となく、福井県とか石川方面は晴れ間が出そうな感じなので、出発することにしましたが、まあ、無謀(無能かも)ですね。

それでも、南越前町に着いてしばらくすると晴れ間が見えてきます。1時間ほど粘りましたが、気温が上がらずギブアップ。まあ、次回のための下見をしようと翔さんから聞いていたポイント探しをしていますと、ご本人が登場です。

えっ、こんな天気でも来たの?(先生に対する言葉遣いではありません)・・・、しかし、私なんぞとは違い、ちゃんと某峠付近でギフチョウの写真を撮られたとか?やはり、先生は違います。

なんか北の方が晴れているようなということで、別々に北へ向かって走り出しましたが、ギフチョウのポイントがわからず、そのまま、富山方面へ向かいました。

(先生の方はどうだったんでしょうか?) 

 

4月15日(日)

この日は気合いが入っておりまして、8時過ぎにはポイントに着き、環境をよく見て回りました。

気温が低いにもかかわらず、8時20分には最初の1頭が飛び出しました。その後、10時半頃までカタクリでのチャンスが3回ほどありましたが、そのうち、2回は擦れており、掲載不可の個体でした(きれいな個体なら・・・)。

2番目のポイントでは主に飛翔写真を狙いましたが、そのうち機会があれば、結果をお知らせします(まあ、全然ダメではありませんでしたが)。ここでは、比較的きれいな雌がショウジョウバカマで吸蜜したり、雄がサクラで吸蜜するなど思いの外順調でした。

3番目のポイントは、久しぶりに見るギフチョウの乱舞でした。あちこちで飛ぶため、ちょっとテンションが下がり気味(本当の話)でしたが、何とか、2時近くまで頑張って撮影しました。ここでは、キブシ、ショウジョウバカマ、スミレの吸蜜と飛んでるギフチョウを狙いましたが、シャッターの割にもうちょっとかなあという写真が多くなりました。

やはり越中のギフチョウは、すごいなあというのが感想でございます。情報をいただきましたkmkurobeさん(ご存じ、安曇野のあの方です)ありがとうございました。

ほんとは、もっといい写真もあるんですが、やはり3枚にしときます。サクラとキブシの吸蜜は初めてで、それなりに撮影できましたし、十分満足しております。自宅には、明るいうちに到着できました。

ギフチョウに関しては、このあと、ゴールデンウィークに飛騨と白馬の撮影も予定しております。

次週は家の用事が入りそうですが、どこかへ行きたいなあ。でも、また天気悪そうな感じですね。 

2012年

4月

13日

4月13日やっと、長久手でもギフチョウが見られました

ソメイヨシノは満開を過ぎ、下の写真のとおり散りかけております。 

花曇りの空の下、満開を過ぎたソメイヨシノには、新しい葉が出始めています。
花曇りの空の下、満開を過ぎたソメイヨシノには、新しい葉が出始めています。

 

出勤前にギフチョウポイントをのぞいてみると、なにやらキチョウではない蝶影が・・・、やっとギフチョウの登場です。

採ってしまえば、その日はもう見られなくなる程度の狭い発生場所ですが、無事に雌との逢瀬があるよう祈るだけです。

トラフシジミも吸水のために2~3頭飛び出しましたが、敏感で近づけません。まあ、見られただけでよかったと思いましょう。

昼休みにもう一度見に行くと、ギフチョウ♂がコバノミツバツツジに吸蜜に来ていました。あまりチャンスはありませんでしたが、何とか姿を捉えることができ、昼休みも終わりに近づいて、曇ってきたところでギフチョウも樹幹の中へ消えていきました(本日、2頭以上の雄を確認)。

この週末は、雨から始まるようです。このところ、週末の天気が悪かったり気温が低かったりが続いており、ギフチョウ日和(こんな言葉あるのか?)というものがありません。気温は少しくらい低いほうが撮影には適していますが、やはり乱舞する姿を見たいものです。

2012年

4月

10日

4月10日現在、長久手ではギフチョウを見てません

愛知県尾張地域の丘陵地帯にも遅い春がやってきました。遅れていたソメイヨシノも八分咲きとなり、コバノミツバツツジも咲いています。コツバメやミヤマセセリも今のところ雄のみですが、活発に活動しています。例年ならギフチョウとトラフシジミも見られる時期ですが、やはり遅れているのでしょう。

まずはサクラの状況を貼っておきます。

法面のサクラは八分咲きというところで、次の雨までは大丈夫と思います。
法面のサクラは八分咲きというところで、次の雨までは大丈夫と思います。

本日は出勤前と昼休みにギフチョウの現れそうな場所を見てまわりましたが、まだ未発生のようで、飛び出すことはありませんでした。昨年は成虫を見ていなかったので、少し心配していましたが、昨年5月に幼虫を確認していますので、今年は発生すると思うんですがね。

コバノミツバツツジには、コツバメやクロマルハナバチ?(女王)が吸蜜に来ていました。

 

毎年ギフチョウが多いの少ないのといわれますが、大規模な開発が行われない限りこの地域のギフチョウは大丈夫と思います(思いたい)。でも、ちょっと森が暗くなってきているような気はしますが・・・。

 

2012年

4月

08日

4月の第2日曜日(8日)は、揖斐川町のギフチョウ

7日の土曜日も近場に出かけたんですが、蝶なんて1頭も飛んでいませんでした。

明けて日曜日、気温は低めですが、揖斐川町の超有名産地へギフチョウを見に出かけました。久しぶりにお目にかかった方も含め、たくさんの撮り屋さんとお会いすることが出来ました。まあ、一斉に冬眠から覚めたような感じなんですが、今年のように発生が遅れている状況では、確実な産地で撮っておきたいという気持ちは、よーくわかります。飛んでいたギフチョウの数より、撮影者の方が多かったかも知れません。まずはサクラの状況ですが、下の写真のとおり、蕾の状況で、開花はしていません。経験的に、ギフチョウはぎりぎり発生している状況でしょうか。

参道の有名なソメイヨシノですが、見たところ、一輪も咲いていません。さくら祭りは盛大に行われていました。
参道の有名なソメイヨシノですが、見たところ、一輪も咲いていません。さくら祭りは盛大に行われていました。

さて、ギフチョウの写真ですが、今シーズンすでに7日目です。完全に病気ですね。本日も満足のいく写真は撮れませんでしたが、E-5とシグマ150mmマクロの組み合わせは、慣れているので大きな失敗が少ないというメリットはあります。飛翔写真ですが、うーん、先生であります翔さんと現地でお会いしたFさんご夫婦とご一緒に一応は試みまはしましたが、これは次回の宿題ですね。

来週は、日本海側のギフチョウの撮影に出かけたいですね。

2012年

4月

05日

4月5日は岡崎市へギフチョウを見に行きました

Mさんから岡崎市で2日(月)にショウジョウバカマヘ吸蜜に来ていたとメールを頂いたので、5日の木曜日は、午前中お休みをいただきギフチョウを見に行きました。天気予報では午前中好天に恵まれ、気温も上がるはずだったんですが・・・。

翅をやや立てて三角形に止まるミヤマセセリ♂、格好いいですよね。岡崎市2012.04.05
翅をやや立てて三角形に止まるミヤマセセリ♂、格好いいですよね。岡崎市2012.04.05

9時ちょっと前に現地に到着すると、すでにコツバメが飛んでおり、しばらくするとミヤマセセリも飛び出しました。9時過ぎに1頭目のギフチョウが飛び出し、9時半過ぎには2頭目も飛び出したので順調と思いきや、10時前に曇ってしまいました。このタイミングでMさんが登場です(4度目の岡崎だそうです)。

その後1時間以上晴れ間が出ずにやきもきしましたが、正午前にギフチョウが現れました。結局、ショウジョウバカマの吸蜜は2回ほどしかチャンスがありませんでした。12時過ぎに再び曇ってしまったので、本日の撮影は終了です。途中曇らなければ、絶好の撮影日和だったんですが、あまり欲張ってもいけませんね。

今回は、コバノミツバツツジがまだ咲いていないので、ショウジョウバカマで待っていれば簡単に撮影できました。ここは自宅から1時間かからないので、来年以降もちょっと早めに来ることとします。

しばらくはギフチョウが続くかもしれませんが、できるだけ他の蝶を入れるようにしますね。今週末は北陸まで足を伸ばせるかどうか?

2012年

4月

01日

4月に入っても、枯山のギフチョウを見に行きました

低気圧が通過して雨が降り、その後、冬型になるというパターンの週末が続いており、本日も蝶の観察には向いていない日曜日です。そんな中、4度目となる枯山行きですが、3日前の3月29日にはかなりの数が舞っていたようですし、すでに雌も出たとか?こんな天気なのにまた行くのか、という心の中の声も無視して、意地になっているように出かけます。

いつもお会いする地元の方の情報によると、尾根では観察会も開かれており、人だらけらしいので、発生地の藪に入り撮影することにしたんですが、風は冷たくあまり陽も射さない状況の中で、目撃したギフチョウは5頭のみ、監視員からは密猟者に間違えられるというテンションの上がらない一日でした。

 

旧天竜市の蛇紋岩地帯で、松の疎林と笹に覆われていますが、よく見るとヒメカンアオイがたくさん生えています。こんなところを歩いていると、密猟者に間違われる(笑い)ので、よい子は真似をしないように。
旧天竜市の蛇紋岩地帯で、松の疎林と笹に覆われていますが、よく見るとヒメカンアオイがたくさん生えています。こんなところを歩いていると、密猟者に間違われる(笑い)ので、よい子は真似をしないように。

ねらいはギフチョウの飛翔写真なんですが、ちゃんとした静止写真を撮影してからなどと甘い考えはどこへやら、ほとんどチャンスがないまま時間だけが過ぎていき、午後になったので尾根に出ようとも思ったんですが、ギフチョウの数より人の方が多そうなので、さっさと帰途につきました。

写真は全体にアンダー気味ですね。理由は昨晩いろいろ設定をいじっているうちにマイナス補正していることをすっかり忘れて撮り始めてしまったからです。消化不良のまま、枯山のギフチョウは終了し、来週からは日本海側のギフチョウの撮影に向かう予定です。すでに発生している場所もあるようですので、カタクリとのショットや飛翔写真を撮りたいと思っています。