東海地方の蝶
東海地方といっても広いですよね。
愛知県、岐阜県(一部)、三重県、静岡県の四県です。
この写真は、2009年9月19日に自宅で撮影しました。
数年前から、知多半島南部では撮影したことがありましたが、2008年11月に自宅で撮影したのが最初で、2009年は9月と11月に撮影できました。
人為的な北上ではなく、分布を広げていると考えられます。
2009年には半田よりさらに北の阿久比町でも見つかっていますので、近い将来名古屋市内でも見られるようになるでしょう。
愛知県内で撮影する蝶の種類は、あまり多くありません。
毎年撮っているのは、
春のギフチョウと夏のヒメヒカゲ、クロヒカゲモドキくらいでしょうか。
今後、もう少し県内にこだわって撮影しようかとも考えています。
とはいえ、時期が来れば、信州方面や北海道や沖縄にも行きたくなるでしょうね。
ギフチョウ撮影のため、富山や石川などへ出かけることが多くなっています。カタクリとのショットは絵になりますからね。以前は美濃西部で撮影することが多くありました。
愛知県に比べ、標高差が大きいため、種類も多く楽しめます。
まだまだ、行っていない地域も多いので、もっと情報をいただいて、行ってみたいと思っています。
三重県は、南北に長く、標高差も結構ありますので、それなりに種類は多いと思います。
鈴鹿の山々は、なじみがありますし、南へ行けば、暖かい所にしか棲まない蝶もいます。
とりあえず、鈴鹿の山の代表であるキリシマミドリの♂の開翅は、間近では撮れていません。
静岡県へは、あまり行きません。
理由は、遠そうで時間がかかりそうな印象を抱いているからでしょうか。
あまりポイントを知らないことも行かない理由ですかね。
とはいえ、天竜川まで行けば、愛知県にはいないミヤマシジミがいますし、大井川上流のクモツキも捨てがたいですよね。なんといっても標高差は日本一です。