2013年

4月

30日

G.W.前半の撮影などのお話を少しだけ

GW前半の3日間、どうだったかといえば、結局3日ともカメラを持って何かしら蝶を追っかけていました。まあ、病気みたいなものなので、家族もいまさら何も言いませんけれど、どう思っているんでしょうね。

27日の話はすでにご紹介したとおりです。

28日(日)は、名古屋への出発が正午ですので、午前中空いています。近くの公園(車で20分ほど)まで、カラスアゲハなどを撮影に行ってきました。ヒラドツツジの開花は、かなり早そうだったんですが、10日ばかり寒気が入って気温が低い状況が続きましたので、例年並みの感じでしょうか。当然、蝶影も薄い状況です。結局見かけた蝶といえば、カラスアゲハ♂2、ナガサキアゲハ♂1、ナミアゲハ♂1、ツマグロヒョウモン♂1くらいです。

公園ですから、子供たちもたくさん来ていたんですが、クマバチが飛んでいるのを見て、「クマンバチが飛んでいる」と言って騒いでおりましたが、しばらくすると、水たまりに本物のクマンバチ(オオスズメバチ♀?)がいるではないですか。恐る恐る近づいて撮影しました。画像をそれぞれ1枚ずつ張っておきます。

公園の水遊びをする場所(今は寒くて誰もいない)で、堂々と水を飲んでいました。

D600+VR70-200f4(200mm) 1/640秒、F5.6、iso250

ホバリングをしているクマバチ、他の昆虫が近づくと追い払っていました。

D600+VR70-200f4(200mm) 1/2000秒、F5.6、iso1400

蝶の方も張っておきます。

 

吸蜜から飛び上がったカラスアゲハ♂ですが、数が少ない時は結構飛び回るので撮影しにくいですね。数が多くても絡んで難しいですが・・・、結局難しいということ。

D600+VR70-200f4(200mm) 1/2000秒、F5.6、iso1400

11時過ぎに戻ってきてから、名古屋駅までお出かけです。ミクニナゴヤでシャンパン付のランチです。ワインもいただきながら、幸せな時間に浸っておりました。生まれた年のワインとか赤い皮のカメラストラップなどをプレゼントされ、本当に幸せ者ですね。

娘が飲んでいないことをいいことに、娘夫婦の車で碧南市にある「ほていや」という蕎麦屋へ夕食を食べに行きました。この蕎麦屋さん名古屋では有名な沙羅餐系列のお店なんですが、値段もリーズナブルですね。出汁巻き玉子がもう一つなのと、てんぷらがカリッとしていただければ言うことないんですけどね。

4月29日(昭和の日)は、白川村までギフチョウを見に行きました

GW前半の最終日です。暦どおりの休日ですので、3日間仕事があります。休めないこともないんですが、小心者の私としては、とりあえず仕事場へ行くこととしました。5月1日にどうしても出なければいけない行事もあるので、しゃあないか。

目覚まし時計を5時半にセットしましたが、何とか6時過ぎに布団から脱出し、私のために家へ戻っている息子に別れの挨拶をしてから出発です。大渋滞になる前に白川村南部のギフチョウ発生地に到着です。ブルーネットを持った方が2名います。一人は白川村から正式に許可をもらっているKさんです。もう一人は、うーん、他の採集禁止(条例)エリアでもたまにお見かけする方です。Kさんとしばしお話をしましたが、今年はギフチョウが少ないとのこと、発生初期に雪が降るなどの低温が続いた影響でしょうか。

この気温なら、とっくに飛び出しても良いと思われるのに、10時を過ぎてもギフチョウは現れず、11時近くになってやっと1頭見つけましたが、林縁部を飛んで向こうの方へ行ってしまいました。

結局、4時間ほどで見かけた個体数は5~6頭位で極めて低調の中、満足できる写真が撮れないまま午後1時を過ぎてしまいました。帰りの渋滞が気になるので、午後の吸蜜を狙いたい気持ちを抑えて帰路に着くこととしました。

蝶の撮影がうまくいかないときは、やたらと文章が長くなります。

 

吸水に来ていたスギタニルリシジミ♂の飛翔(トリミング)

D600+200mmマイクロ 1/2000秒、F5.6、iso800

飛翔写真を狙っていたところ、離れたところで吸蜜したギフチョウ♂何で左の尾状突起が無いんでしょうね(トリミングなし)

D600+200mmマイクロ 1/2000秒、F5.6、iso1250

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2013年

4月

27日

GW初日は、愛知県内で蝶を撮影していました

愛知県内でもギンイチモンジセセリが発生しているようなので、ちょっと出かけてみましたが、風が強くて目撃止まりでした。気温はそこそこ上がったんですが、風の強い1日でした。

竹林の横などで、風が当たらないところにツマキチョウが風をよけていた場所があり、撮影することができました。それでも、風の影響で被写体が止まりませんので、撮影しづらく、難儀をします。今回は、撮影内容におもしろみがないので、少し大きめにアップしてみました。「何、この写真」と思われるかもしれませんが、このカメラとレンズの組み合わせは、よく写りますね。E-5+siguma150mmマクロで撮影した写真も捨てがたいんですが、手ぶれ補正がなくてここまで写れば、しばらくメイン機材として利用できますね。

D600+200mmマイクロ F5.6、1/640秒、iso110、-0.3EV(トリミングあり)

豊橋市 2013/04/27

ホトケノザがもう少しきれいだと良かったんですが、そうもうまくいきませんしね。

D600+200mmマイクロ F5.6、1/640秒、iso160、-0.3EV(トリミングなし)

ツマキチョウ♀の吸蜜、豊橋市、2013/04/27

これもセイヨウカラシナがもう少しきれいだと良かったんですがね。右上のアブがアクセントになっています。

D600+200mmマイクロ F5.6、1/640秒、iso450、-0.3EV(トリミングあり)

アオスジアゲハ♂の吸蜜、豊橋市、2013/04/27

シロツメクサで吸蜜しているんですが、よくわかりませんね。

D600+200mmマイクロ F5.6、1/640秒、iso110、-0.3EV(トリミングあり)

ヒメウラナミジャノメ♂の開翅、豊川市、2013/04/27

アップばかり続きますが、どうなんでしょうね。

D600+200mmマイクロ F5.6、1/2000秒、iso340、-0.3EV(トリミングあり)

ツマキチョウ雄の飛翔、豊橋市、2013/04/27

飛翔写真は、結構シャッターを切ったんですが、良い写真がないですね。比較的撮りやすい被写体だと思うんですがねえ。

比較的、諦めのよい?私としては結構しつこく探し回ったんですが、所詮節穴なんですかねえ(トホホッ)。あわよくば、他のセセリもついでに見つけられるかもしれないという淡い期待なんぞは、強風とともに吹き飛ばされて、疲れただけの撮影となってしまいました。

明日は出かけられませんので、明後日ですがどこへ行きましょうかね。

2013年

4月

21日

4月第3週の週末は、冷え込みました

4月18日(木)までは暖かい日が続きましたが、19日(金)以降は寒気が入り込んで、寒い日々が続きました。

19日は休みが取れたので、白馬へ向かって出発はしたんですが、どこへ行こうか迷った挙句、一番好きな飛騨(白川村)のギフチョウを見に行きました。気温はあまりあがらないだろうと予想していましたが、晴れ間は広がるとの予想が完全にはずれ、気温は4℃までしか上がらず、ハエすら飛ばない完敗の状況です。悪くてもスギタニルリシジミくらい飛ぶとの期待は、ものの見事はずれてしまいました。旧荘川村あたりからは晴れ間が見られたので、もう少し南でよいポイントがあれば何とかなったんですが、南の青空を恨めしく思いながら寒さに耐えておりました。ただし、ウスバサイシンは萌芽しており、ヤマエンゴサクもいい感じなので、時期はほぼ適期であると判断しました。

白馬に向かう途中、大国屋さんでわさび漬けを買い、白馬の状況を下見して1日目は終了です。夜はOさんと一杯やりながらお話できたのが、唯一の収穫でしょうか。

明けて20日(土)ですが、朝食後にヒメギフポイントに向かうも気温2℃、結局午後1時まで粘りましたが、気温は5℃どまりで、晴れ間は広がったんですが、結局飛ばずに終了です。この2日間で見た蝶は、ルリシジミ(2回)のみでした。結果は出かける前から十分予想された内容ですが、生来の破滅的行動は直りそうもありません(こんな天気予報の中、普通は出かけませんね)。

こんな感じのパッケージで、120gで480円です。当日作った新鮮なわさび漬けを真空パックしてくれます。賞味期限は二週間で、翌日くらいから食べられます。

こんな感じで、わさびは根の部分のみ使用されています。酒粕もこだわっていたようですが、忘れました。

これで日本酒飲んでると幸せになれます。

 

これでおしまいなら、この週末の更新はないわけでして、21日(日)のお話を続けます。

まずは、遅れている畑仕事からです。ゆっくり目の朝食後、3畝立てて夏野菜の植え付け準備完了です。時刻は12時を過ぎています。さてどうするか?常滑市の公園へ行けば、「ツツジが咲いていて、黒系のアゲハくらいは見られるのでは」と思ってお出かけです。

到着してみると、ツツジはほとんど咲いておらず、ジャコウアゲハすら飛んでいません。18日(木)に安城市内でナガサキアゲハ♂を確認していましたので、まさかの展開です。やむを得ず、田んぼの土手を見てまわるとベニシジミやモンシロチョウに混じってツマキチョウ♂が飛んでいます。最近セイヨウカラシナを食草にするようになってから、以前より早く見かけることが多くなりましたが、40年前は4月下旬の蝶だったように思います。

風が強く、ほとんど止まらない中で、何とか撮影することが出来ました。ついでに、ベニシジミやモンキチョウも撮影しました。いまさら載せるような蝶でもないんですが、他にないんでしょうがないですね。1時間ほどの撮影でしたが、D600のマニュアルモードで撮影しましたので、風が強くても被写体ブレを防ぐことが出来ました。

ストロボ撮影や、リモート撮影でもいくつかのアイデアがあり、今後試していこうと思っています。結果、アイデア倒れで終わることも多いので、あまり期待できませんが、温かい目で見守ってください(誰も期待してないか)。

あっ、そうそう、畑にはミニトマト15株、トマト6株、ナス6株、ピーマン6株、キュウリ6株、スイカ3株、ゴーヤ2株を植えつけることが出来ました。 あとは妻に任せて、撮影に励みたいと思います。

今年初めて撮影したツマキチョウ♂です。風が強く、吸蜜に来ることもなかったので、こんな写真しか撮ることができませんでした。鮮度はまあまあなので、良しとしましょう。

クモツキも風が強いと、こんな写真になってしまいますね。

D600+VR70-200f4(しっかりトリミング)F5.6、1/800秒、iso125

このレンズ、よく写るんですが、フルフレームだと、もう少し寄りたいんですね。正直ギフチョウくらいの大きさがないとちょっとつらいです。

 

もっとピンクのハルジオンも咲いていましたが、吸蜜に来るのはボロの個体ばかりで、写真になりません。D7000+85mmマイクロでも撮影しましたが、どうも色のりが悪いですね。

ベニシジミ♀のハルジオンでの吸蜜ですが、すぐにオスが来てしまい、ゆっくり撮影できませんでした。

D600+VR70-200f4(トリミングなし)F5.6、1/1000秒、iso140

こんな写真、何で載せるの?と言う声も聞こえてきそうですが、まあ。どれくらい撮れるかということで、大目に見てください。ミヤマモンキなら誰も文句言わんのでしょうけどね。ところで、これってオス?

D600+VR70-200f4(トリミングなし)F5.6、1/1000秒、iso100

内容がないのに、ずいぶんと長文になってしまいました。ゴールデンウィーク前半は、近場でお茶を濁すとして、天気しだいですがGW後半は、遠出をしたいと思っています。また、白馬方面に向かうんでしょうかね?一応、奥様の意向も聞いてみてからの決定となるのでしょう。

長文ついでにもう少し、D600中心の撮影スタイルで問題ないんですが、E-pl5に何本かレンズを持って、もう1台D7000を持ち出すのか、E-5を持ち出すのかで決定打がありません。今回もD7000を持ち出して撮影したものの、写真の出来には納得できずにいます。

さあて、どうしたものか?もう1枚載せときますか。

ベニシジミ♀2013.04.21常滑市

D7000+85mmマイクロ F5.6、1/500秒、iso100(トリミングなし)

産卵しそうな感じもあったんですが、ダメでしたね。

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2013年

4月

15日

4月14日は、郡上市へギフチョウを見に行ってきました

郡上市で見たギフチョウは、この個体を含めて5頭くらい(すべてオス)

D600+200mmマイクロ(トリミング)郡上市、2013.04.14

昨年、白川村でお会いしたKさんから、郡上市の撮影ポイントを教えていただいていましたので、見に行ってきました。以前から、名和靖氏が発見した美濃北部(現在の下呂市金山町)付近のギフチョウを見てみたいと思っていましたので、良い機会となりました。

現地に着くと、何やら見覚えのある車が止まっています。蝶の情報をやり取りしているSEさんです。昨日は飯田へ行かれたとのことでした。

「出てくるなら、このへんだよねえ」と言っているうちにギフチョウの登場です。一瞬桜に止まったんですが、ちょっと遠すぎます。笹の中のカタクリは撮影しにくいので、主にスミレを狙いますが、何かごちゃごちゃした絵ばかり撮れてしまいます。本日は妻同伴のため、正午には切り上げて「奥美濃カレーなるもの」をランチとして食してみましたが、特に感動はなく(ごく普通のカレー)いつものように買い物をしながら帰宅するのでありました。

実は、次週の白馬行きを見越して、少しだけガス抜きを考えての行動です。

本日見た中で、最もきれいと感じたギフチョウ♂、その後、この個体を見ることはほとんどなかった。

D600+200mmマイクロ 郡上市、2013.04.14

 

左の尾状突起が切れているギフチョウの♂で、こいつが一番吸蜜に来た。

D600+200mmマイクロ 郡上市、2013.04.14

 

上の写真と同一個体、邪魔なものは事前に片づけないといけませんね。

D600+200mmマイクロ 郡上市、2013.04.14

 

このオスは尾状突起もそろっているんですが、もうちょっとなんですが・・・

D600+200mmマイクロ(トリミング) 郡上市、2013.04.14

カタクリの花にもやってきたんですが、ちょっと載せられません。

ここ数日冷え込んだせいか、メスが見られませんでした。午後まで粘れば、新鮮な雌の姿や交尾も見られたかも知れませんね。その後どうなったかなあ。

さあ、白馬の情報待ち・・・、「今年こそ、ピカピカのイエローバンドとカタクリのショットを撮るぞ」と自らプレッシャーをかけておきましょう。

ゴールデンウィーク前半は、子供たちが還暦のお祝いをやってくれるそうなので、遠出はできません。

2013年

4月

13日

4月13日(土)は、越中のギフチョウを見に行きました

13日の土曜日は、日本海側の天気も良さそうなので、富山県まで出かけました。天気予報関係サイトをいろいろ見ていると、どうもお昼頃まで雲が多そうです。でも、昨日も天気予報に裏切られており、朝から晴れる場合も想定して9時半頃に到着できるように出発しました。

こういうときに限って、予報もよく当たり、11時頃まで雲が多く、気温も上がりません。11時を過ぎたところで一気に晴れ間が広がり、ギフチョウが飛び出しました。なんと最初に現れたのは、交尾済みの雌でした。

その後もやや擦れた個体が多かったものの、カタクリへの吸蜜を数回撮影することが出来ました。写真の出来については、不満が多く、綺麗なカタクリがたくさん咲いているにもかかわらず、何でこんな花ばかりに来るんでしょうね。

午後2時を過ぎたところで、気温も下がってきましたので、帰ることとしました。往復500km以上、もう少し良い写真が撮れれば、疲れも吹っ飛ぶんでしょうね。

土手に咲いているカタクリに吸蜜に来たギフチョウ♂2013.04.13砺波市

D600+200mmマイクロ

今一のカタクリに吸蜜に来たギフチョウ♂2013.04.13砺波市

D600+200mmマイクロ

 

背景にあるカタクリならもっと良かったんでしょうが・・・

カタクリに吸蜜に来たギフチョウ♀2013.04.13砺波市

D600+200mmマイクロ

雌が産卵するために、カンアオイを探しながら飛んでいるんですが、芽吹いているカンアオイがないため、腹部がパンパンのまま吸蜜タイムとなりました。

縦位置や広角写真も撮りましたが、何か中途半端で掲載しませんね。ストロボの補助光もあまりコントラストが強いと難しいです。全部50点くらいばかりの写真で、本日自慢の1枚がありません。明日はどうしようかなあというところです。

このところ、やや冷え込んでおりますが、来週にかけては暖かい日も続きそうなので、次週は白馬行きとなりますでしょうか。

2013年

4月

06日

4月6日(土)は、飯田市のギフチョウを見に行きました

春の嵐が近付いていますので、普通なら、家でのんびり過ごすというのが賢明でしょう。天気予報を見ながら、天気ガイダンス、雨雲の動きを見ていると、なんとなく日本海側と長野県あたりの天気がよさそうです。日本海側まで足を延ばすと帰りが大変ですので、飯田市にターゲットを絞って出かけることとしました。

飯田市のギフチョウは、何年か前に一度見に出かけていますので、場所は大体わかっています。道路わきに駐車すると、すぐにオスが1頭飛び出しました。地面にべたっと張り付いた写真ではありますが、最初の1枚は重要です。

ご存知のように、飯田市のギフチョウは、かなり黒っぽいのが特徴です。1枚目なんか、いかにも飯田市のギフチョウらしくないですか? 

最初の1枚ではありませんが、地面に降りた比較的新鮮なオスのギフチョウです。

D600+200mmマイクロ f5.6、1/320秒、iso320

今回は、少し大きめの写真をアップしました(クリックすると大きくなります)。 

トリミングなしの写真ですが、ピントが甘いですね。被写体ブレも怪しいですね。

D600+200mmマイクロ(1.4倍アダプター使用)f6.0、1/200秒、iso900

1時間余りの間でしたが、シャッターチャンスは比較的多い撮影となりました。とはいうものの、コバノミツバツツジでの撮影は、位置や角度、背景など思ったようにはうまく撮れませんね。

まあ、トリミングした写真ばかりですが、以下に載せておきます。撮影データは割愛しますが、D600+200mmマイクロで撮影しました。