2010年

5月

30日

5月30日も、クモマツマキチョウは現れませんでした

上高地の朝は、気持ちのいいものです。

梓川を挟んで岳沢、穂高連峰がはっきり見えます。昨日の天気予報では、曇のち雨でしたが、良い方に変わったようです。

 

梓川右岸、左岸の沢を見ましたが、クモツキは現れません。明神のニリンソウも盛りを過ぎ、小梨にも蕾が見られ、イワハタザオもたくさん咲いているので、早すぎるという感じはしないのですが、フライングのようです。一応11時過ぎまで粘りましたが、諦めて上高地をあとにしました。京都のFさんお疲れ様でした。

 

天気は下り坂、時間的にも厳しい条件でしたが、安曇野のオオルリシジミを見に行くことにしました。現地に着いたのは、すでに午後2時を過ぎていましたが、なんとか♂1頭を見ることができ、30分ほど撮影に没頭できました。

 

オオルリシジミは、阿蘇と東御市で撮影していますが、東御市の個体は、飼育の過程で黒化が進んでいるようです。信州らしい♂を撮影したいということで、一応目的は達成できました。また、機会があれば♀も撮影したいと思っています。

 

2010年

5月

29日

本日は、上高地にクモマツマキチョウを見に来ました

残念ながら、クモマツマキチョウは見られませんでした。

そのかわり、今後の上高地に関して、危惧すべき出来事に遭遇しました。

小梨平のキャンプ場で、サル(ニホンザル)を見ました。

別に珍しいことではありません。

しかし、本日見たサルは、いわゆる離れザルで、炊事場で残飯を探していました。

追い払おうとすると、2匹のうち1匹は、牙をむいてこちらを威嚇します。

なめられると、後々困るので、石を投げつけ追い払いました。

直後、道端で餌をもらおうとしている先ほどのサルを見かけました。

 

ここ10年くらい、上高地でサルを見ていますが、だんだん悪くなっています。

残念ながら、あと2~3年で、サルが人の食べ物を取るようになるでしょう。

観光客が写真を撮る光景を数年前から見ていますが、誰か餌をやっているとしかしか思えません。

 

そして、襲われるのは、子供か女性です。

マスコミが、取材に来る日もそう遠くないでしょう。

 

先週のクロツバメシジミと、火曜日に休みを取って志摩半島で撮影したスミナガシを載せておきます。

 

 

 

5月22日に、クモマツマキチョウを撮った後、オオルリシジミを撮りに安曇野まで行きました。

発生していないので(たぶん)、撮影できませんでした。

そのままかえるのも癪なので、松本のクロツバメシジミを撮影して帰りました。

最後の写真ですが、単に擦れているだけなのでしょうか? 

いままで、スミナガシを数回見ているのですが、撮影できていませんでした。

Sさんから教えていただいた志摩半島のポイントで、何とか撮影できました。

休みを取って、免許証の書き換えに行ったついで?に志摩半島へ行ったのですが、渋滞、強風、数が多すぎるの三重苦で、大変疲れた1日でした。

2010年

5月

22日

南アルプスのクモマツマキチョウ

 上高地のクモマツマキチョウを見に行く予定でしたが、今年は季節の歩みがやや遅れ気味のため、南アルプス(標高1500mちょっと)へ行くことにしました。昨日の飲み会では、飲み過ぎに注意しましたが、目が覚めて時計を見ると5時を過ぎています。急いで準備をして出発です。

 林道を歩いていると、突然フワフワ飛んでいるクモツキです。今まで見た中で、もっともゆっくり飛んでいます。カメラはザックに入ったままでしたが、横から取り出せるタイプに変えておいたので、すぐ取り出せました。たぶんどこかに止まるだろうと追いかけていたら、いきなりナズナで吸蜜です。時間にして2~3秒くらいでしょうか。ピントが甘いですね。ゆっくり追いかけていくと、地面に降りて一休みという感じです。数枚撮ったところで、崖の上の方に飛んでいきました。

 しばらくして、ハタザオが少し生えている場所を何気に見ていると、クモツキが飛んでいるではないですか。止まるのか止まらないのかわからないので、様子を見ていると、どうもパトロール中?のようです。数十メートルの範囲を行ったり来たりしているので、刺激をせずに待つことにしました。数回目に、吸蜜モードになりましたが、時間が短い上に開翅してくれません。止まった瞬間に開くこともありましたが、駆け寄っても間に合いません。止まりそうになっては近づいて(止まってからでは間に合わない?)逃げられるパターンを繰り返しました。10時過ぎから薄曇りとなり、気温も上がらないので、11時前に本日のクモツキ終了としました。もう少し粘るかどうか迷いましたが、天気は下り坂ですし、きっぱり諦めることにして、安曇野のオオルリ撮影に向かいました。結果は完全なフライング(未発生の様子)なので、しかたなく、松本のクロツを撮って帰りました。

 なお、南アルプスのクモツキを撮影するのは、2回目ですが、北アルプス産とは前翅の黒点の形が違うので、すぐわかります。ホームの写真と比べてください。 

2010年

5月

20日

本日、ウラゴマダラシジミを見ました

 昼休みに散歩をしながらイボタの花を見ていると、白っぽい大型のシジミが忙しなく飛んでいます。ウラゴマダラシジミの登場です。とりあえず、今年の初ゼフということでしょうか。少し高い位置に止まり、翅は開いたのですが遠過ぎます。まあ、証拠写真ということで、ご勘弁ください。

 明日の朝、ちょっと早めに起きて撮影しようかな。

5mくらい離れたイボタに止まったウラゴマダラシジミ♂
5mくらい離れたイボタに止まったウラゴマダラシジミ♂

2010年

5月

16日

金曜日はワインを飲み過ぎ、土曜日は早起きできず、日曜日はお昼に用事があったため、遠出はできませんでした

 15日(土)は、先日撮影しぞこなったサツマシジミを豊橋まで撮りに行きましたが、飛んではいるものの、ちっとも降りてきません。ダイミョウセセリが産卵をしていたので、いろんな方向から撮ってみましたが、全然だめです。

 先日撮りぞこなったサツマシジミを掲載しておきます。

 16日(日)は、午前中だけミカドアゲハを撮りに行きましたが、採集者ばかりで、ミカドアゲハは1度見られただけです。ミカンの花に来ないかと待っていたら、ナガサキアゲハの雌が産卵に来ました。新鮮なナガサキアゲハの雄もまだ健在です。ミカドアゲハは次週ですね。

 

2010年

5月

08日

5月8日は、また白馬にいます

 朝起きたら、なんと5時半を過ぎています。あわてて、6時前に出発し、途中トイレ休憩のみで白馬到着は、9時40分でした。とりあえず、昨年イエローバンドを撮影した場所へ向かったところ、羽化したてのメスではないですか。これは幸先がよいと、何とか人工物をはずしながら撮影しました。まあ、ノーマルなので、しつこく追いませんでした。

 これが大きな誤算で、その後、ギフチョウは見るものの飛び回るだけで、撮影できません。途中、SさんやMさんご夫婦と少しだけお話をしましたが、11時を過ぎたところで、別荘地から離れて、何とかノーマル雄の吸蜜写真が撮れて、再度別荘地へ戻ったところで、昨年のポイントへ行ってみると、Mさんが羽化したてのイエローバンド見つけたところでした。この後、1時間半ほど追い掛け回して撮影を十分楽しませていただきました。

 明日は、2連敗中の戸隠西岳林道へ向かいます(3連敗のような気がします)。

 

 結果は、3連敗でした。堰堤の上から残雪を撮りましたので、掲載します。1週間早かったようです。 

2010年

5月

05日

連休の最終日は、ヒメヒカゲの幼虫を見に行きました

 新城市のヒメヒカゲ発生場所へ終齢幼虫を探しに行きました。3月にも行ってみたのですが、見つけられませんでしたので、今回は、眼鏡と裸眼で探しましたところ、イトアオスゲ?の株元に2頭並んでいるのが簡単に見つかりました。このような幼虫探しは、ある程度発生量が多いところでないと難しいですね。

 この他にもカヤツリグサ科やイネ科の植物が多く見られますので、食草はこれだけだとは断定できませんが、2頭並んで見つかったこともあり、主な食餌植物かと思われます。

 このためだけに、出かけるのもつまらないので、朝方にギンイチモンジセセリの成虫を撮影しました。レンズのこととか、ストロボとか確認したかったこともあって、2時間近く撮影しましたが、雄は飛び回ってちっとも撮らせてくれませんでした。

 オリンパスのフォーサーズを使って8年目になりますが、いずれフルサイズも併用したいとは思っておりますが、何を使うかを含めもう少し検討します。

 1枚目は、8mmの魚眼レンズに1.4倍のコンバーター使用で撮影しています。背景を入れたいときや飛翔写真などで使用します。この写真は、F11、レンズ前5㎝以下で撮影しています。

 2枚目は、50mmマクロに1.4倍のコンバーター使用で撮影しています。ある程度近づいて撮影できる場合には、よく使用します。シジミチョウですとかなり近づく必要がありますので、万能というわけにはいきません。F5.6で撮影しています。

 3枚目・4枚目は、シグマの150㎜マクロで撮影しています。そこそこ、良く写りますし、明るいし、ディスタンスも適度にとれますので、ギフチョウより小さい対象では、もっともよく使います。弱点としては、やや重いことと、フォーカスが遅いことです(それなら、何で使うんだといわれそうですが、・・・)。F5.6で撮影しています。すべてリサイズしておりますが、トリミングはしておりません。

 フォーサーズでもマクロ撮影では、良くボケますので、今のところ特に困ったことはないのですが、できれば(オリンパスの)100mmF2マクロと300㎜F4クラスのレンズがほしいですね。上記の3パターンでの撮影がもっとも多いですが、状況に応じて、ズームレンズや他のマクロレンズも使用します。

 なお、裏面の写真はピント合わせが難しいですね。複眼、腹部尾端、前翅の端の3か所に同時に合わせないといけませんが、なかなかうまくいきません。ピントの合う位置(軸)は、直線上にしかないですし、理屈上は画面の中心にピントは来てないわけです(少々理屈ぽいのでやめます)。 

 5月4日も撮影しましたが、つまらない写真なのでパスします。 

2010年

5月

03日

5月1日から3日まで、白馬方面に家族で出かけました

 毎年、ゴールデンウィークは、白馬方面に家族で旅行します。いわゆる家族旅行ですが、私はいつものように蝶の写真を撮っています。

 初日は、朝7時前に妻と娘を立山黒部アルペンルートの始発駅扇沢まで送り(当然2時起き)、小谷のギフとヒメギフの混棲地に行きましたが、飛ぶところと吸蜜を各1回見ただけ(たぶんヒメギフ)で、時間だけが過ぎていきます。このままではどうしようもないので、少し南下して、ヒメギフを狙います。ウスバサイシンに何度も止まりかけて産卵しそうなのですが、残念ながら産卵せずに飛び去ってしまいました。

5月1日に撮影したものです。フォトギャラリーでお楽しみください。

泊まった宿と料理の一部です。

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