2020年を振り返ってⅠ

左からグレンフィディック12年、十年明7年、山崎、白州(各ノンエイジ)

グレンフィディック12年は、12年もののシングルモルトスコッチとして有名な銘柄であるが、今まで飲む機会がなかった。日本のウイスキー会社の傘下となってからの品質にいろいろ言う人もいるし、なんとなく敬遠していたわけだが、妻と共に飲んでみることとした。

十年明は7年表示があるものがあったので、購入した。この会社の商品としては、ムーングロー10が有名だが、今回は開けずにこれを購入して飲むことにした。さらに、山崎と白州のノンエイジ(ミニボトルなのは仕方ない)の4本だが、我が家の結果は右の2本が飲みやすく香りもあるかなあという感想、ほぼ右からの順となった。所詮素人の感想であるが、価格もそんな感じなので特筆すべきことでもないか。

シングルモルトの定義は同一蒸留所内のモルトウイスキーだけを使用したウイスキー、年数表示があるものはいちばん若いモルトウイスキーの年数を表している(間違ってたらごめんなさい)。ちなみにスコッチでは、表示がなくとも3年以上熟成したものを出荷しているそうである。十年明7年は富山県の蒸留所(2度ほどお邪魔している)で最近はやりのノンチルフィルタードという濾過しない製法により、瓶詰めされているらしく、アルコール濃度もやや高めである。

まあ、いろいろうんちくを並べても、所詮知ったかぶりをしているだけで、薄っぺらな話である。それに比べて日本酒の方が自分の中では歴史があるかもしれない。若い頃は宴会で出される燗をしたお酒が苦手であったが、ある新潟のお酒を飲んでから意外と美味しいかもと思い始め、いろいろ飲んでいくうちに協会9号(熊本酵母)が吟醸酒の始まりで、香露という熊本の酒に巡り逢ったり、定番の吟醸酒を一通り飲んだ後に東一という酒にびっくりしたり(どちらも九州なんだよね)、名古屋の吟醸鷹というお店に通ったりしたした時期があった。今は何でも飲むが、美味しい料理とあわせるなら静岡のお酒かなあというところに落ち着いている。

白州といえば山梨、山梨といえばオオムラサキということで松本で撮影した雄

D500+300F4+テレコン、2020.06.27

今年は、白州を求めて山梨でオオムラサキ、山崎を求めて京都でキマルリを撮影しようと思いつきました。どちらもベタな撮影のようで、以外と難しいかもしれない。今年の6月から7月はどうなっていることやら。オリンピック直前ながら、自粛とやらで「県外には行かないで!」となるのかなあ。

山崎といえば京都、京都といえばキマルリということで木曽で撮影した雄

D810+200mmマイクロ、2020.07.02

個人的には自粛という言葉が嫌いだ。何やら自分の意志ではなく、周りの意志で生活している感が強く、戦時中のイメージが重なるのは私だけではないはず。自重とか自制とかなら納得するのだが・・・。

あれ、何も振り返っていませんね、一応昨年の写真ではありますが。再掲載していたらゴメンなさい。