ワンツの交尾と飛翔そして吸蜜

これだけ雌雄共に美しい交尾は珍しいと思う。上が雄で下が雌である。

D500+200mmマイクロ、タイワンツバメシジミ、鹿児島県、2020.09.11

タイワンツバメシジミに限らず、チョウでは雄が早めに出て雌を待ち受けて交尾することが多く、新鮮な雌と飛び古した雄の交尾を目にすることとなる。今回の撮影行では10組以上の交尾を確認したが、ほとんどの雄はボロであった。そんな中で、このような雌雄ともきれいな個体の交尾は珍しい。

さて、交尾を観察していると雄が雌をぶら下げて飛ぶケースと雌が雄をぶら下げるケースの両方が確認できた。雄が大きかったり、雌雄の大きさが同じ感じだと雄が飛翔し、雌が明らかに大きいケースでは、雌がぶら下げて飛んでいるようだった。

上と同様に大きな雄に小さな雌、こちらの個体も比較的新鮮だ。

D500+100mmマクロプラナー、タイワンツバメシジミ、鹿児島県、2020.09.10

 

 

 

雄同士の卍飛翔、長く続くことはなく、すぐに追尾飛翔となってしまうことが多い。

G9+MZD17mm、タイワンツバメシジミ雄、鹿児島県、2020.09.10

ゴマノハグサで吸蜜する雄、ゲンノショウコやシバハギでの吸蜜を期待したが、ほとんど見ることができなかった。うーん、長崎で見たときは赤のゲンノショウコで吸蜜してたのに。

D500+200mmマイクロ、タイワンツバメシジミ♂、鹿児島県、2020.09.09

「しろくま」も食べたし、薩摩揚げも食べた。焼酎はあまり飲まなかったが、生ビールが多かったかなあ。