鹿児島でのワンツ♀の撮影

D500+200mmマイクロ、Everes lacturnus kawaii♀、鹿児島県、2020年9月11日

これは吸蜜ではなく、産卵後の開翅(全開ではない)

タイワンツバメシジミを略してワンツと呼ぶ、タイツと表現する人もいるようだが、やはりワンツであろう。さて、今回の撮影は雌が主であり、撮影仲間が二つの台風を避けるように二つの台風が来る間の日程で出かけたのだが、私はといえば台風10号が去ってから出かける結果となった。出発前は台風による被害が大きかったらチョウの撮影どころでないので、止めることやボランティアも視野には入れていた。

残念ながら、お亡くなりになった方もおられ、改めてご冥福をお祈りいたします。

とはいえ、襲来前の台風情報よりは被害は軽微であり、心配していたほどのことはなく、到着後の街の様子も台風通過の爪痕は感じられなかった。

D500+200mmマイクロ、Everes lacturnus♀、鹿児島県、2020年9月11日

タイワンツバメシジミの産卵

D500+200mmマイクロ、Everes lacturnus♀、鹿児島県、2020年9月11日

タイワンツバメシジミの産卵直後

同上

D500+200mmマイクロ、Everes lacturnus♀、鹿児島県、2020年9月11日

D500+200mmマイクロ、Everes lacturnus♀、鹿児島県、2020年9月9日

D500+200mmマイクロ、Everes lacturnus♀、鹿児島県、2020年9月9日

D500+100mmマクロプラナー、Everes lacturnus♀、鹿児島県、2020年9月10日

レンズを変えての撮影だが、拘るまでないか?

D500+100mmマクロプラナー、Everes lacturnus♀、鹿児島県、2020年9月10日

拘ってレンズを変えたからといって、良く写るとは限らない→下の写真をどうぞ

D500+200mmマイクロ、Everes lacturnus♀、鹿児島県、2020年9月12日

D500+200mmマイクロ、Everes lacturnus♀、鹿児島県、2020年9月12日

4日間撮影した雌の写真を並べてみた。必ずしも時間を費やして撮影した結果がよいわけでないのはいつもの通りだが、頑張った感はある。特に最終日は朝から雨が降る中で、普段の自分なら撮影を止めて観光に切り替えるのだが、途中抜けで少し観光はしたものの、午前1時間、午後30分くらいしか撮影チャンスがないのに粘った。

つまり、毎年来られる撮影対象ではないし、この環境が来年以降あるとは限らない。自分にとっては一期一会なのだ。不要不急の外出は控えるべきとの風潮が春から半年ほど続いたが、このところの混み具合は何なのだろう。