5月に愛知県内で撮影したチョウ

カラタネオガタマへ産卵に来た?ミカドアゲハ

D500+300mmF4VR+1.7テレコン、常滑市、2016.05.21

ちょっと前の出来事で高山市在住のSさんから、愛知県のウラゴマダラシジミを撮影したいとの依頼がありましたので、午前中はミカドアゲハの吸蜜などと思い、ご案内いたしましたところ、吸蜜写真はうまくいきませんでしたが、オガタマやカラタネオガタマ?への産卵行動が撮影できました。カラタネオガタマへ産卵したはずの卵を探しましたが、見つけることは出来ませんでした。

以前、カラタネオガタマで飼育を試みたことがありますが、3齢幼虫くらいで食いつきが悪くなり、すべて死んでしまったことを思い出しました。

オオスズメバチが樹液を出させたヤシャブシの樹液を吸いに来たスミナガシ♂

D500+300mmF4VRストロボ併用、豊田市、2016.05.28

岡崎市のMさんから愛知県内でスミナガシを撮影できる場所があるとの情報をいただいたので、撮影に出かけました。到着するとMさんもおられ、いろいろご教授いただきました。愛知県内でスミナガシを撮影できていませんでしたので、いろんな意味で意味のある撮影でしたし、以前アオバセセリを撮影した場所と近く、自分でも探さねばいけないなあとも感じました。

これはスミナガシ♂のテリ張りではなく、テリ張り直前に樹上へ停まったところです。樹液が出ているヤシャブシも近くにあったので、樹液に来たのかもしれません。

D500+300mmF4VRストロボ併用、豊田市、2016.05.28

近くにいるチョウをゆっくり撮影するのも良いものです。いや、むしろそのようなコンセプトで撮影を始めたはずですが、全国にいるチョウを追いかけ、モンゴルまで出かけている今の状況は、20年前には思いもよらぬものでした。