正月休みも終わりました

正月休みもなんとなく終わってしまいました。いつものように、年末にバタバタ年賀状を作成して、元旦の午後に土岐アウトレットへ行き、ニコンのお年玉袋を妻に見せましたが、フーンといっているばかりで、結局、孫のために身長100cmのBEBEの福袋を買って帰りました。三日に毎年恒例となっているタラバガニの洗いを長久手方面へ食べに行くと、正月休みも終わってしまい、仕事始めから三日間仕事をして、また四連休でしたが、この休みもなんだかんだで、何をするわけでもなく終わってしまいました。

さて、昨年は国内で新たな種を撮影できずに終えました。既に国内の定着種(定義は難しいですが)で撮影できていないのは、オガサワラセセリと奄美大島のアカボシゴマダラくらいだと思います。移入種のアカボシゴマダラは撮影しておりますが、やはり、奄美大島で撮影しないといけないでしょうね。今年は小笠原へ行く予定はないので、奄美くらいは行きたいなあと思っていますが、以外と時間かかるんですよね。それと、成虫は7月に発生しますが、今年も7月初めにモンゴル行きを予定していますので、続けて出かけるような日程となってしまいますし、どうしたものでしょうか。

ムラサキツバメの越冬集団を深度合成で撮影しようと出かけましたが、上手く撮影できませんでしたので、仕方なくではないですが、比較的新鮮なムラサキシジミ♀を撮りました。

E-M1+MZD40-150mm+MC-14、碧南市、2015.01.04

チョウの撮影がほとんど無いこの時期は、写真の整理や今年の撮影に関してあれやこれや妄想に耽っている時期なわけですが、私的にはここ何年か、ニコンのフルサイズとオリンパスのマイクロフォーサーズの撮影機材で固まってきております。昨年11月にE-M1のファームウエアのバージョンアップで追加となった深度合成機能がゼフのテリ張りを斜めから撮影する方法に利用できないかと思いまして、E-M1とマルチファンクションビデオ一脚(シルイ製)を使用してムラサキツバメの越冬集団を撮影してみたのですが、あまりうまくいきませんでした(微妙なブレか被写体ブレが問題なのかは今後の問題)。三脚で固定すればとも思うのですが、設置できるシチュエーションは少ないように思います。この方法で上手く撮影できるようですと、新発売となるオリンパスの300mmが活きるのですが、高額なレンズなのでもうちょっと検討しましょう。

毎年課題となるのは、飛翔写真です。本当はこちらをオリンパスに任せるつもりだったんですが、高感度とストロボが弱すぎますので、こちらもニコンの一眼レフで撮影ということになりそうです(このタイミングでD500の発表は、神のお告げか悪魔のささやきか)。

通常のマクロ撮影は、今のところ大きな不満のないD810中心でいくつもりですし、カメラやレンズが濡れる可能性のある撮影は、オリンパスに任せる方向です。

 

ムラサキシジミだけでは何ですので、昨年、撮影したモンゴルの蝶からシジミチョウをもう少し紹介しておきましょう。

湿った場所に吸水のため集まっているシジミチョウ。コウジレイシジミ、タカネルリシジミ、カラフトルリシジミ、アサマシジミの4種が確認できます。

D810+200mmマイクロ、バヤンチャンダマニ、2015.07.08

モンゴルでは普通種のコウジレイシジミ(Cyaniris semiargus)♂ですが、このチョウの色合いは何とも美しいと思います。D810+200mmマイクロ、ブンバッドの谷、2015.07.04

灌木の中でテリを張る?ニセリンゴシジミ(Fixsenia pruboides)♂

D810+200mmマイクロ、バヤンチャンダマニ、2015.07.04

あまり物欲に流されないよう一年を過ごしたいと思っています。