北陸2日目は、加賀のギフチョウ撮影

4月8日(火)の撮影を13日の撮影が終わってから書いているので、ブログの更新がかなり遅れ気味である。当日のことを思い出しながら・・・、朝食は7時にお願いし、宿の方々の丁寧な見送りに恐縮しながら、「平栗いこいの森」へ向かった。

9時半前に着いたところ、ここは超有名産地であり、採集禁止となっているので、既に10名を超えるカメラマンがギフチョウとカタクリのショットを狙って待っていた。ギフチョウもパラパラ飛んでおり、10時頃には20名を超えるカメラマンが集まった。何回かシャッターを切ったものの、こんな撮影をするために、わざわざ北陸まで来たんじゃないという思いから、この場を離れることにした。次のポイントへ向かう途中で、ギフチョウがスミレで吸蜜している崖があったため、結局この場所で撮影することとなった。

スミレの花へ吸蜜に来るギフチョウを撮影するのは、結構難しいものです。

D600+200mmマイクロ、♂、2014.04.08、金沢市

ここのスミレは崖に生えているので、掃除をしなくても良い被写体となってくれました。

D600+200mmマイクロ、ギフチョウ♂、2014.04.08、金沢市

比較的新鮮な石川県らしい明るいギフチョウ♂が順番に吸蜜に来てくれました。レンズの記載が間違っているのではなく、いろいろなレンズを試しながら撮影しています。

D600+60mmマイクロ、2014.04.08、金沢市

午後になると♀も現れ、産卵行動も見られたものの、発生場所が急斜面なので、撮影はできませんでしたが、吸蜜には来てくれました。

D600+200mmマイクロ、2014.04.08、金沢市

 

途中他のポイントへ向かったり、コーヒーを飲んだりしたのだが、喫茶店の窓からでもギフチョウの飛翔が見られるのは、さすがに北陸のギフチョウ産地であるなあと思った。午後1時半近くになったので、平栗いこいの森へ戻ったら朝の喧噪はウソのよう、柵があるので焦点距離の長いレンズで狙うが、ジャスピンは難しい。午後の吸蜜をゆっくり撮影した後、自宅へ向かった。

平栗いこいの森では午後の吸蜜タイムに間に合い、比較的新鮮なメスを狙って撮影を試みるものの、柵があるのでポジショニングが難しく、こんな写真しか撮れません。

D600+300mmF4+1.7倍テレコン(500mm)、2014.04.08、金沢市

やや擦れたギフチョウ♂が、くたびれたカタクリに吸蜜に来ています。この程度の写真が精一杯です。

D600+300mmF4+1.7倍テレコン(500mm)、2014.04.08、金沢市

福井県、富山県、石川県と日本海側のギフチョウを撮影して、あらためて日本海側のギフチョウの数は多いなあと実感した2日間。