昨年11月にムシャクロツバメシジミを撮影しました

昨年、書きかけたブログをリメイクしました

2013年11月21日(木)の午後、お休みをいただいて名古屋市内の堤防へ出かけました。SEさんから外来種(移入種)であるムシャクロツバメシジミが名古屋市で発生しているとの情報がありましたので、とりあえず、E-PL5とMZD60mmマクロを持って様子を見に行きました。

環境を撮影した画像は、ちょっとアレなので、やめときます。堤防の上をしばらく歩いてみると、気温は低いのですが風はあまりなく、強い日差しの中、足下から飛び出してきて、いきなり開翅です。

その後しばらくすると、もう1頭飛び出しましたが、こちらは開翅せず裏面だけです。前翅裏面の斑紋からムシャクロツバメシジミらしい特徴も伺えます。何でこんなところにいるんでしょうね。食草は同じく外来種のツルマンネングサと思われます。午後2時を過ぎたところで、厚い雲に覆われたため、これ以上の撮影は無理と判断して切り上げました。

ムシャクロツバメシジミ♀の開翅、食草であるツルマンネングサは、かなり黄色くなっていますので、そろそろ終了でしょうか。外来種ですが後翅が素敵ですね。翅表だけ見ていると、対馬のクロツに良く似ています。

E-PL5+MZD60mmマクロ、名古屋市、2013.11.21

前翅の裏面の内側にある黒点がムシャクロツバメシジミの特徴なんでしょうね。一見して日本産とは違いますが、近縁な種であることは間違いなさそうです。

♀、E-PL5+MZD60mmマクロ、名古屋市、2013.11.21

日が陰ると前翅を後翅の中にたたんで、動かなくなってしまいました。気温も低いので、こうなってしまうと開翅は期待できません。(上と同一個体)

E-PL5+MZD60mmマクロ、名古屋市、2013.11.21

人為的に放蝶されたか逃げられたかは別として、一時期(10月頃)はかなりの数がいたようです。駆除されることが決定したようなので、移入種である食草も含めて処分されることと思います。

この蝶の生態はよく分かりませんが、G.W.前くらいから成虫が見られると思われますので、その前に処分するのでしょうか。それとも成虫を確認してからでしょうか。

このH.P.を開設して丸4年になります。きっかけは中期の入院でした。ここ15年くらいは蝶の撮影が中心の生活となっておりますが、そのきっかけは子育ての終了(父親として休みに我が子をどこかへ連れて行く役割がなくなった)で、この傾向はしばらく続きそうです。ここ数ヶ月は、初孫と戯れる単なるおじいちゃんとなっていましたが、来月からは蝶の撮影シーズンに入ります。まずは、八重山諸島の蝶からスタートし、小笠原や北海道行きなどを予定しております。

さて、現在までの撮影種を確認したところ、国内撮影種は249種+αであることがはっきりしました。写真の出来が著しく悪いものも多いので、いずれ撮り直す必要があるものも多く含まれています。一応の目標としていた250種に手が届きそうです。併設している図鑑編の整理も進めなければいけませんが、画像が整理できしだい順次更新してまいります。

次回の更新は、石垣か西表で食べ物ネタになりそうな予感がします。