昨年、三重県でたくさんのウラキンシジミを見ましたが、雄のきれいな個体を見ることが出来ませんでした。また、開翅も撮りたかったので、今年も出かけることにしました。雌の出始めで新鮮な個体が多く、撮影の適期でした。
朝、7時半に現地に到着したところ、すでに蝶の生態写真のSAさんが下草に下りたウラキンシジミにマーキングしていました。一通り見せていただいた後、別の場所でアオダモを叩こうとすると、ススキの上にウラキンシジミがとまっています。しばらくすると、翅をこすり合わせて今にも開きそうです。
結果は下の写真のとおり、雄も雌も開翅してくれました。雄の翅表は漆黒で雌はやや淡い感じです。傷が目立ちやすい翅ですので、このレベルなら申し分ありません。
10時を過ぎたところで、本日の撮影は終了です。本来なら、午後の蝶なら間に合うので他の蝶を撮影に行くところですが、家族サービスの時間に充てることとして、帰宅いたしました。
来週以降も撮影の予定がいっぱいですので、こんな日があってもいいでしょう。