前々日の天気予報を信頼して、休みを取ってしまいましたので、東御市のオオルリシジミを見に出かけました。自然発生しているようなので、田んぼの風景を取り入れた広角写真なんか撮りたいなあと呑気に考えていましたが、朝起きると雨模様です。5時過ぎに出かけましたが、恵那山トンネル付近は大雨です。このまま帰ろうかとも思いましたが、とりあえず、現地まで行くことにしました。
現地に到着しましたが、肌寒くとても野外のオオルリシジミなんか見つけられそうにないので、オオルリシジミを保全しているC社の事業所へ行き、受付をすませたあとクララを見回りました。
すると、成虫は見つかりませんでしたが、花穂に生み付けられた卵を見つけることが出来ました。
その後、羽化直後のオオルリシジミ雄を見つけることが出来たので、裏面の撮影をしようとしたら、下に落ちて枯れ草の中で柔らかい翅がくちゃくちゃになっているではありませんか。しばらく見守ると、何とかはい上がってきて、ちょうどよいアングルになりましたので、裏面を撮影しました。
近くにもう1頭、こちらは雌でしょうか。
しばらくすると、薄日が差してきました。相変わらず肌寒いのですが、やや擦れた雌が飛び回っています。タンポポの綿毛に止まったショットを載せておきます。
なお、羽化直後のオオルリ開翅を期待してしばらく粘りましたが、正午をまわったところで雨粒が落ちてきて撮影終了となりました。