明けまして、おめでとうございます

大晦日もコーヒーを焙煎してました。エチオピア アビヨト ボル ゴバナ ナチュラルNWと以前に購入して残っていたグアテマラ/NWベジャビスタ農園の2種類で、どちらもCOE(スコア87点以上)に届かずナショナルウイナー(NW)に留まったもので、スコア85点レベルです。

コーヒー豆は焙煎直後が美味しいとの意見もありますが、一般的には数日後がもっとも美味しくなるようです。上記はエチオピアの単独農園の豆で、昨年エチオピアで初めて開催されたCOEで国内予選は通過したものの、国際審査員の採点では87点に満たなかったため、NWのランクとなっています。焙煎レベルを少し変えて飲んでみましたが、浅めの焙煎でも酸味は立つもののスッキリ飲めるものでした。

品種は74110という単独品種で、エチオピアの在来種ではないようですが、COEでは上位入賞も果たしている品種です。

グアテマラのNW豆は以前にも焙煎してみたのですが、少し焼きすぎたようで酸味が薄れてしまいました。今回は思いっきり浅めの焙煎を試みたのですが、スッキリした酸味でこれはこれでありかという感じです。しかしながら、ウチのコーヒーではないような。品種はマラゴジッペといい大型の豆で、焙煎もしやすい豆です。

その他にも年末に焙煎した豆が数種あり、味わい、風味、焙煎レベルも異なっており、いろんなパターンのコーヒーを楽しめるバリエーション豊かな良い状況下にあります。COE入賞の豆も購入してみましたが、コスパを考えると気軽に飲めるのは、スペシャルティコーヒーと呼ばれる農園指定(品種指定)や農協扱いレベルで良いと感じています。機会があれば、優勝したロットの豆も飲んでみたいとは思いますが、以前飲んだ感想としては、値段ほどの違いがあるようには思いませんでした。まあ、自分の味覚がそこまでのレベルに達していないと言うことなんだと思います。

D500+300mm+1.4テレコン、SS1/640s、F7.1、露出補正-1.3、

ウラクロシジミ(Iratsume orsedice♂)、富山県南砺市2020.06.21

蝶の撮影では、どうしても希少種狙いの撮影が多くなってしまう。最近は撮影仲間からいただく貴重な情報を元に動くことも多く、この傾向はより強くなっていると思う。中にはレア過ぎてブログに掲載できない写真も多くなっている。それはそれでよいのだが、普通種をきれいに撮影するようにも心掛けなければとも思っている。

撮影条件を付したが、マイナス補正をしたにもかかわらず、もうちょっとかなあという感じ。ゼフの雄は難しい。

D500+300mm+1.4テレコン、SS1/500s、F5.6、露出補正-0.3

ミヤマカラスシジミ(Fixsenia mera♂)、松本市、2020.06.27

この属のチョウは日本に4種いて、ベニモンカラスシジミは一生懸命撮影を試みるが、カラスシジミやミヤマカラスシジミは、他のチョウと抱き合わせでの撮影が多い。必然的にあまりきれいな個体の撮影には至らないことが多いのだが、今回は時期もピタリで白線の薄い雄の撮影もできた。もうちょっと時間をかけての撮影を心掛けたい。