2012年

3月

29日

いよいよ、春本番です 3月下旬の尾張地方

3月も残すところ、あと2日、昨日から今日にかけて春らしく暖かい日となっています。枯山ではギフチョウが乱舞していることでしょう。

今年の冬は東海地方でも、ここ20年くらい経験したことのない寒さでしたが、ようやく春らしい日が続き、鶴間公園のサクラも咲き始めました。昼休みに職場近く(長久手市)の雑木林を歩くとコツバメが元気に飛び回り、ミヤマセセリも見られました。越冬明けのテングチョウ、ルリタテハ、ムラサキシジミなども飛び出し、(地元で)久しぶりに多くの蝶を見ることができました。

手持ちのカメラを大幅に処分したため、蝶撮影用のお散歩カメラがありません。しかたないので、E-1にZD14-54mmをつけて撮影しました。かつてメインで使っていたカメラですが、久しぶりに持ち出したこともあり、うまく撮れません。やはり、最新型のカメラに比べると使い勝手が悪いなあと感じました。

今週末は、各地でギフチョウの初見の報告があるといいんですが、どうでしょうか?私は4度目の枯山行きとなりそうです。

2012年

3月

27日

3月27日は、三度目の正直となりました

浜松市天竜区に三度目となるギフチョウを見に行きました。

天気予報では気温がやや低そうでしたが、そこは枯山のこと、ギフチョウが出るに違いないと確信を持って出かけました(二度あることは何とやらとも言いますが・・・)。2日前は雪が降ってどうにもなりませんでしたが、本日は到着するとすぐテングチョウが出迎えてくれ、コツバメやヒオドシチョウも元気に飛び回っていますし、スミレもちらほら咲き始めていますので、あとはギフチョウが出てくるだけです。

結果、尾根で1頭、六郎沢付近で2頭の計3頭を確認しました。非常に敏感で、撮影のチャンスは少なく、証拠写真程度しか撮れませんでした。午後2時半過ぎまで吸蜜に来ないかとスミレの前で待ちましたが、風も強くなり気温も下がってきましたので、帰途につきました。

天気予報によりますと、今週末の天気もあまり良くないようですが、何とか日曜日には晴れてほしいものです(この分だと他の場所では難しそうなので、四度目の浜松行きとなりそう)。浜松市内ではサクラ(ソメイヨシノ)もやっと咲き始めたようで、いよいよ、シーズンスタートですね。

 

2012年

3月

23日

先日(3月20日)の報告です

3月20日に見に行った枯山の状況を報告します。

朝の天気予報を(パソコンで)みて、静岡中部の最高予想気温から本日の出現は、10時まではないと思い、家を7時過ぎに出発しました。途中思いのほか渋滞しており(平日に挟まれた旗日のため某トヨタ系の会社はお休みでなかった?)、ギフチョウのポイントに着いたのは11時少し前でした。風もあまりなく、春の日差しが強烈で、越冬したヒオドシチョウが尾根筋のあちらこちらでテリを張り、新鮮なコツバメもちらほら見られ、いつギフチョウが現れても不思議ではない状況でした。

しかしながら、わずかにアセビの花が咲いているだけで、カタクリの蕾が2~3株見られる程度で、スミレもまったく咲いていません。

頂上直下でお会いした湖西市のUさん(毎年最初のギフチョウを見に来られるそうです)とお話しながら午後1時過ぎまで粘りましたが、ギフチョウに会うことはできませんでした。明日か明後日来られれば見られそうだねという共通の印象でしたね。Uさんは六郎沢側から登ってこられ、私は直下の林道から登ったんですが、この場所は尾根直下や尾根筋に食草(ヒメカンアオイ)があるので、発生していれば見つかると思うんですがね。

帰り際にすれ違いながら、もう一方にも声をかけたんですが、一言「花が咲いとらんからねえ」というお言葉でした。

この日、複数の目撃情報があったようですが、皆さんどこで見たんでしょうね?

まさしく、枯山という名にふさわしい?蛇紋岩でできた山で疎らに松が生えており、この時期緑に見えるのは松ばかりです。ギフチョウが多くみられるのは、ピークの向こう側の尾根筋です。
まさしく、枯山という名にふさわしい?蛇紋岩でできた山で疎らに松が生えており、この時期緑に見えるのは松ばかりです。ギフチョウが多くみられるのは、ピークの向こう側の尾根筋です。

3月22日には、信頼できるいつくかの目撃情報があるようです。24日(土)の天気予報が芳しくないので、25日(日)に再度撮影に行き、しっかりとカメラに収めてきます(何も用事が入らなければね)。蝶の写真がないと寂しいので、当日撮影したヒオドシチョウとコツバメの写真を貼っておきます。

いよいよ、2012年のスタート(こんな感覚は私だけ?)です。ここへも行きたい、あそこへも行きたいと少ないお小遣い&ない知恵を絞りながら、格安航空チケットを 購入している自分が怖い。

3月25日も枯山へ出かけました

懲りもせず、25日(日)も枯山に出かけました。

朝出発したときの気温(車の表示)は、5℃でしたが、その後、浜松市に入る頃には10℃となり、今日は大丈夫と思っていました。ところが、熊に入る頃から気温が下がり始め、到着する9時30分頃には4℃で雪もちらついています。

晴れたり曇ったりの一進一退が続いた後、尾根を少し降りてやや標高の低い発生地へ移動しましたが、11時過ぎに鉛色の雪雲に覆われ本格的な雪となってしまいました。本日はギフチョウどころか、越冬タテハも飛びませんでしたが、枯山を訪れる人は、先日より多くいました。

2012年

3月

19日

那覇空港から戻って、写真の整理をしています

撮影した蝶の写真をとりあえず保存しているところですが、今回は、10年以上メインで使用していたオリンパスのカメラを持たずに出かけました。別にたいしたことではないように思う方もおられるかもしれませんが、私としては大きな決断を下したと思っています。

先日、ミラーレスカメラのレリーズタイムラグが、一眼レフより短くなったというような発言をしましたが、正確ではないのでちょっと訂正します。

ソニーのNEXがレリーズタイムラグ(シャッターを切ってから露光が始まるまで)が20msとなり、確かにプロ用の一眼レフよりも早くなっているんですが、ミラーレスには液晶やビューファインダーに表示されるまでのタイムラグもあるため、トータルでは、一眼レフに負けています。オリンパスのEM-5が表示タイムラグが30ms、レリーズタイムラグが50ms(メーカー公表?)で、計80msで肉眼で見てからのトータルのタイムラグでは、一眼レフ初級機並かと思います。

今回、飛翔写真用にパナソニックのGX1を使用してみました。レリーズタイムラグが55ms程度のようですので、ノーファインダーなら中級機の一眼レフと同程度になるはずです(つまらない話でごめんなさい)。

このようにデータばかり並べても意味がないので、以下に写真を載せます。

まあ、いろいろある(試行錯誤中)ので、撮影データは載せませんが、概ね使えるようです。

「少しぶれているぞ」、その通りです。まだ、試行錯誤しながら写真としてどれがよいのか試している最中ですので、今後に期待してください。今後は単焦点レンズを中心にしたいと思っています。

初日(16日)に撮影した樹上のフタオチョウは、つなぎ竿でスプリング式のネット、2日目(17日)のオキナワカラスアゲハは、直径50cmのネット、リュウキュウウラボシは、36cmのドイツ製枠のネット言う感じでしょうか?何の意味?

いよいよ明日からギフチョウモードです。たぶん、フライングになると思いますが、行ってみなければ撮影は出来ませんからね。

沖縄の報告は、秋以降にゆっくりすることにしましょう。 

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2012年

3月

18日

沖縄2日目の17日(土)もすっきりと晴れませんでした

17日もMさんにご案内いただき、沖縄北部を見て回りました。

最初はオキナワカラスアゲハの撮影ポイントですが、アフリカホウセンカ?がかなりきれいに除けられています。それでも、しばし待っているとどこからともなく飛んできて吸蜜をしてくれました。

しばらく撮影した後、フタオチョウのポイントへ移動し、トラップを仕掛けていただき、午後2時頃まで粘りましたが、本日はダメでした。それでも、スミナガシやアオバセセリ?という本州では5月にならないと見られない蝶たちを見ることができました。

最後に、リュウキュウウラボシシジミを見るために大宜味村へ移動しました。3頭ほど見かけましたが、撮影することができませんでしたので、明日の宿題とします。

いま、波の音を聞きながらオリオンビールを飲みつつ、キーボードを打っていますが、至極の幸せとはこのことでしょうか?連泊した宿の夕食を掲載します。決して豪華ではありませんが、アグー豚の焼肉とマグロやミーバイ?などのカルパッチョ他沖縄の幸いっぱいです。こちらでは、花粉症もありません。

明日の更新は難しいと思いますので、残りはギフチョウと同時に報告することになるとよいんですが、そううまくはいきませんよね。

手前に見えるのが、アグー豚の焼肉で、向こうにカルパッチョが見えます。豆腐やモズクなど数品が付いていますので、お腹いっぱいになりますよ。
手前に見えるのが、アグー豚の焼肉で、向こうにカルパッチョが見えます。豆腐やモズクなど数品が付いていますので、お腹いっぱいになりますよ。
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2012年

3月

16日

3月16日(金)は沖縄にいます

本日はお休みをいただいて、Fさんと沖縄にやってきました。

コンビニで「やんばるの風」のMさんと待ち合わせて、沖縄島南部のフタオチョウが見られる場所にご案内いただきました。遊歩道をしばらく歩くと、やや大きめのシジミチョウがセンダングサに吸蜜に来ています。よく見ると、イワカワシジミです。ひとしきり撮影したところで、交代しようとしたところで、飛ばれてしまいました(ゴメンナサイ)。

あいにく、曇がちの天気でしたが、時折、陽が射すと樹上にフタオチョウが現れます。下りてくる様子がないので、SSとISOを上げて飛翔写真に挑戦です。このようなこともあろうかとテレコンも持っていましたが、使用することなく手持ちでそのまま撮影です。

夕方、Mさんと別れてから今帰仁村のバナナ畑へ入って、渓流釣り用の細いさおでバナナの幹をたたいたところ、茶色の大きな蛾みたいな蝶が飛び出してきました。バナナセセリの登場です。