2012年

12月

05日

石垣島で撮影したその他の蝶たち

最初の画像を何にするのか少し考えましたが、超々普通種であるタイワンキチョウとしました。

ランタナに吸蜜に来たタイワンキチョウ♀ 2012.11.26 D7000+200mmマイクロ

 

 

タイワンキチョウ♀に求愛する♂

バンナ公園で出会った蝶たち(一部ですよ)

林道で出会った蝶たちⅠ

林道で出会った蝶たちⅡ

空き地で出会った蝶たち

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2012年

12月

04日

西表島で撮影した他の蝶たち

西表島の2日目(24日)は一日中ほぼ曇だったため、星砂海岸で写真を撮っていたんですが、滑って腰を強打して立ち上がれないような状況でした。痛みは徐々に退いていき、今ではほとんど生活に影響がなくなりました。

その時に撮影した写真を下に貼っておきます。

調子に乗って、写真中央あたりまで行って、すってんころりと滑ってしまいました。

普通種ばかりですが、西表で撮った蝶を貼っておきますね。

思いっきり普通種のスジグロカバマダラです。この4日間で、何百頭と見たのは間違いない。

スジグロカバマダラ♀2012.11.24 西表島 D7000+200mmマイクロ(トリミング)

 

残りの普通種も載せておきます。

いよいよ、西表・石垣の撮影行もラストです。次は石垣島で撮影した残りの蝶を貼りますね。

2012年

12月

03日

石垣島で撮影したクロテンシロチョウ

ここ数年、石垣島のクロテンシロチョウは増えているようで、今回も2日間で何頭にも出会えました。もう少し静止写真をしっかりと撮ればよかったと反省しています。

11月25日に於茂登岳麓の林道で撮影した蝶です。 

 

次は、石垣島で撮影した蝶で、まだ紹介していない種を掲載します。

2012年

12月

02日

石垣島で撮影したヤエヤマカラスアゲハ

ナナホシキンカメムシですね、この個体は6個しか星がありませんが、通常7個が多いようです。それにしても、南国らしい美しいカメムシ・・・、キンカメムシの仲間に魅せられてしまう人が多いのも納得できますね。

 

上のナナホシキンカメムシに負けないくらい鮮やかな蝶、ヤエヤマカラスアゲハをご紹介します。11月25・26日の両日でたくさんのヤエヤマカラスを見ましたが、よく飛び回るため、写真のできとしては、もうちょっとかなあとも思います。こちらのカラスアゲハとは違うと感じていただけますでしょうか。

一週間前は、あんなに暖かかったのに本当に寒いですね。次は、クロテンシロチョウを紹介します。

2012年

12月

02日

石垣島で撮影したイワサキタテハモドキ

11月25日(日)は、今回の撮影行で、いろいろな情報から確実に撮影できると考えていたイワサキタテハモドキを撮影するために、バンナ公園へ向かいました。朝一番の船で西表島上原港から石垣港に向けて出発しましたが、前日は波が高く欠航となっており、ちょっと心配しながら朝早起きしました。船は結構上下動して、ミニジェットコースターのような感じで、子供たちの歓声が聞こえるちょっと楽しい時間でした。

さて、イワサキタテハモドキは国内での初撮影種ではありますが、3年前にシンガポールで撮影していまして、すごく感激と言うほどでもないのですが、昨年から継続発生しているものの、いつ見られなくなるかわかりませんから、撮れるときにちゃんと撮っておかないといけませんね。

イワサキタテハモドキ♂?シンガポール(ボタニックガーデン)2009.12.12

E-620 ZD50mmマクロ+EC14

今回、裏面写真の個体がちょっと残念な状況なので、これを貼っておきます。

翅表も翅裏も決して美しいとはいえない蝶ですが、八重山での発生はいつまで続くんでしょうね。

かなりの枚数撮影しましたが、傷んだ個体が多く、満足した撮影とはなりませんでしたが、まあ、仕方ないでしょう。あまり時間をかけて撮影するような蝶でもないもんね。

次は、ヤエヤマカラスアゲハにしましょうか。

2012年

11月

28日

西表島の林道で撮影した蝶たち

西表島西部の海岸には道路はなく、ほとんど手付かずの自然が残されています。開発されている場所でもそれなりに自然が多く残っており、林道では林縁に当たる場所が多くなるので、多くの蝶たちが見られる場所となっています。今回は蝶の数も種類も少なく、1時間ほどで撮影を切り上げましたが、またいつか、この林道を訪れたいと思っています。

こんな証拠写真しか撮れませんでした。すぐにヤエヤマムラサキの雄らしいことはわかったんですが、数メートル上で葉の裏にとまったまま動きませんでした。

ヤエヤマムラサキ♂西表島2012.11.23(初撮影種)

 

その他ではヒメアサギマダラ、リュウキュウウラボシシジミなどを見ることができましたが、見られるかもと期待していたマルバネルリマダラなどには、かすりもしませんでした。

ちょっと遅くなると思いますが、次の更新で石垣島で撮影した蝶たちを紹介する予定です。

2012年

11月

28日

西表島で撮影したホリイコシジミ

今回、唯一撮影したトンボです。クロイワカワトンボでいいんでしょうか?

シロウラナミシジミを撮影しているときに飛んでいたので撮影しました。海岸沿いの川沿いです。       西表島2011.11.23 E-PL5+MZD60mmマクロ
シロウラナミシジミを撮影しているときに飛んでいたので撮影しました。海岸沿いの川沿いです。       西表島2011.11.23 E-PL5+MZD60mmマクロ

11月23日(初日)の夕方に道端に生えているランタナを探すと、すぐにホリイコシジミが見つかりました。小ささでいうとタイワンヒメシジミがナンバーワンでしょうが、それに次ぐ小ささですね。

数年前はランタナの花を何箇所か探してやっと見つけられたホリイコシジミですが、今は西表島・石垣島両島で広く見られるようです。西表島で撮影した蝶は、まだいろいろありますが、次回は林道で確認した蝶を紹介することとします。

2012年

11月

28日

西表島で撮影したタイワンヒメシジミ

11月24日(土)の午後にサトウキビ畑のある場所(字名は分かっていますが)を探すとタヌキコマツナギが生えている場所がありました。下の写真のように、アスファルトの道路にも侵入して、淡い赤色の花が付いているのが特徴ですので、比較的見つけやすいですね。とはいっても、前日ちょっと離れた場所を探したときは、全く見つけることが出来ませんでした。

陽も射さず、風が強い中の撮影でしたので、あまり活発ではありませんでしたが、かなり擂れた雌が翅を開いてくれました。そんなに遠くまで飛ぶわけではないんですが、あまりに小さい(小指の爪サイズ)し地味な色をしているため、一度見失うと再度見つけることは困難です。

食草のタヌキコマツナギは、小さな群落があちこちにありますし、3か所でタイワンヒメを確認できました。サトウキビが顕在なら、今後もしばらく発生してくれそうですね。

次は、小さなシジミつながりで、ホリイコシジミを紹介しましょう。

2012年

11月

28日

西表島で撮影したタイワンキマダラ

11月23日(金)の朝、上原港に8時前に到着しました。シロウラナミシジミを見に行った後、タイワンキマダラのポイントに向かいました。たまに晴れ間も出て、何とか撮影することが出来ました。

タイワンキマダラは目線より少し上に止まることが多いので、今回は一脚+ミラーレスでリモート撮影できるように準備したんですが、練習もなしでいきなり本番投入はやや無理でした。ムラサキツバメででも練習しときます。

二日目もタイワンキマダラポイントに寄りましたが、あいにくの曇り空で全くダメ、気温も朝から夕方まで21℃を示したままでした。なので、ポイント近くのカフェでランチをいただきました。下の写真が店の外観と連れのFさんが食べた麩チャンプルー定食で、ボリューム満点で確か750円くらいでしたか、かに汁も付いてますしね。

 

西表は石垣島と違って、このような店はほとんどありません。コーヒーも飲めますし、ランチもボリューム満点なので、お勧めのお店だと思います。

肝心のタイワンキマダラについて、ボロの個体はそうでもないんですが、非常に敏感で近づくのが難しい蝶だと思います。アップで見ると複眼がバランス悪くでかく、きっとよく見えるんでしょうね。

写真を確認しながら、ゆっくり更新していきますね。次はタイワンつながりで、タイワンヒメシジミを紹介します。

2012年

11月

27日

西表島で撮影したシロウラナミシジミ

11月23日(金)と24日(土)は西表島で撮影しました。初日は、曇で雨が降るという天気予報でしたが、雨は夕方まで降らずに時々晴れ間が広がる天気となりました。

初日の午前中にシロウラナミシジミのポイントに着くと、すでに三脚をセットしている先客がおられましたので、しばらく待って撮影させていただきました。

ピンボケの上、フレームの下に引っかかったシロウラナミシジミ♀です。写真では伝わりませんが、「この蝶大きいなあ」というのが数年ぶりに見たこの蝶の印象です。

西表島2012.11.23 D7000+200mmマイクロしっかりトリミング

 

 

これも、フレームの下に入ったシロウラナミシジミ♂です。盛んに飛び回って、写っただけでも運が良かったと思っていますが、次回西表に行く機会があれば、きっちり撮影したい蝶の上位にランクします。

夕方の飛翔は、ダイナミックで樹冠から上下左右に激しく飛ぶ様は、キリシマミドリシジミを彷彿(ちょっと大袈裟か)させられました。

西表島2012.11.24 D7000+200mmマイクロしっかりトリミング

 

 

1日目の午前中、2日目の朝と夕方の計3回ポイントへ出かけました。朝は、予想どおりに雄が下草に降りていましたが、撮影できずに残念でした。

次回はタイワンキマダラを紹介しますね。

 

E-PL5+60mmマクロで撮影した写真も追加しておきます。

シロウラナミシジミ♀の裏面 西表島2012.11.24 

2012年

11月

27日

4日間の西表・石垣撮影行を終えて

11月22日午後3時45分石垣島へ向けて、セントレア出発(直行便がないので、那覇経由)です。撮影は23日からの4日間で、全体としては晴れ間が少なく、蝶影も少ない撮影となりました。当初は一人で行く予定でしたが、Fさんからのオファーで、ご一緒することになりました。

まずは前夜祭、石垣港の近くで美味しい魚料理を頂きました。「なに、石垣牛でないの?」というお方もおられましょうが、ある程度年齢を経た体としては、魚がよろしいかと。

まずは、なんといってもお刺身の盛り合わせですね。7種類のお刺身が3切れずつ(微妙やな)、二人でどうやって分けるかは、つっこまんでくださいね。

本日のお勧め、シャコ貝のキモです、うーん、うまい。表現するのは難しいですが、意外とサッパリしています。

沖縄ではこれは外せませんね。グルクンの唐揚げ、沖縄では魚を焼くという概念がないようで、煮るか揚げるかですね?

ちょっと食べてからの撮影で、向こう側の約半分は食べた後?それと、さっき言ってたことと違うやん。石垣牛のサラダですが、やっぱりうまいわ。

以上、ご飯味噌汁セット2二人前と泡盛(請福)1合であわせて4千円未満でした。本日はここまでとします。ん、蝶の写真は?ということで、最初に撮影した1枚を貼っておきます。

西表に着いて最初に撮影した蝶です。クロマダラソテツシジミ♀?の低温期型ですかね。まあ、その他の写真はゆっくりご紹介します。出し惜しみでもないんですが、写真の整理や何やらで・・・。

 

2012年

11月

19日

常春?の渥美半島をちょっとドライブ

11月18日(日)は、晴れてはいるものの、朝から気温がやや低めで風が強く、9時を過ぎてもヤマトシジミも飛んでいないような状況です。まあ、買い物がてらに渥美半島をドライブすることとして、妻を誘って出かけました。

渋滞もなく、渥美半島までたどり着くことが出来ましたが、本日は何やら駅伝で通行止めです。トイレ休憩も兼ねて、さっそく(蝶の写真撮らんで)道の駅で買い物です。

何とか、目的地にお昼前に到着しましたが、サーファーには絶好?の波ですが、風が強くて蝶もウラナミシジミくらいしか飛んでいません。それでも、めげることなく、ノイバラを探していると、1時間ほどで、ヤクシマルリシジミ♀2頭を見つけることが出来ました。

まあ、何とか撮影できたので、近くの○松屋さんへ寄ろう思いましたが、午後1時半を過ぎても駐車スペースすらありません。買い物ついでにランチの良いところはないか訪ねると、上記の鈴木屋さんを紹介頂きましたので、寄ってみました。食べたのは、下の2品とお刺身ですが、「こっちで良かったか」というのが本音です。

しらすの卵とじ丼で、あっさりして美味しかったですよ
しらすの卵とじ丼で、あっさりして美味しかったですよ
こちらは、しらすのかき揚げ丼で、ややこってりですが、これも美味しくいただきました
こちらは、しらすのかき揚げ丼で、ややこってりですが、これも美味しくいただきました

強風の中、この日見られた蝶は、ウラナミシジミ多数、ヤマトシジミ数頭、ヒメアカタテハ1頭、イチモンジセセリ2~3頭、チャバネセセリ数頭、ヤクシマルリシジミ♀2頭でした。ヤクシマルリにはちょっと遅かったようです。今年の感じですと、もう2~3週間前といったところですね。

このところ、急に冷え込んできましたので、我が家の周りのヤマトシジミも年内いつまで見られるでしょうか?

いよいよ、次の週末は3年ぶりの八重山です。どんな蝶たちに出会えるか今からワクワクしています。

2012年

11月

05日

南紀のルーミスシジミは、難儀やなあ

南紀のルーミスポイントは遠くて、日帰り撮影するのは大変です。以前、Fさんと「ルーミス撮影して、ついでに小宴会しながら蝶談義(ちょっと大げさかな)ができるといいよね。」という話を今回実現したものです。私は、翔さんと今年三度目の乗り合わせで南紀へ向かいました。

南紀のルーミスは、少なく数えても六連敗中です。目撃したことはありますが、撮影には至っていないという最難関の蝶なんであります。それに比して、房総のルーミスは、詳細なポイント情報もあって、三回行って一応三回撮影出来ています。同じ蝶なんですが、この難易度の違いは何でしょうね。

今回はMさんから撮影ポイントの詳細な情報をいただいており、「もう撮ったも同然」(誰かのパクリ)という気持ちになっております。

 

林道は崖崩れで完全に塞がっていました。歩いていく以外ありませんね。
林道は崖崩れで完全に塞がっていました。歩いていく以外ありませんね。

11月3日の土曜日は、朝は少し雲がありましたが、現地到着頃には雲一つない快晴でありました。自宅を4時に出発して、亀山S.A.で翔さんと5時に待ち合わせていましたが、ちょっと遅刻です。途中の休憩を最小限にして、一路ルーミスポイントへ向かいました。

到着時刻は10時ちょっと過ぎで、まあ、想定の範囲内でしたが、上記の写真のとおり、途中の崖崩れで林道が通れませんでした。歩いてポイントに着くと、すぐに翔さんが樹上のルーミスを見つけましたが、遠くて証拠写真にもなりません。10時半を過ぎたところで、もう少し奥で地面近くを飛んでいるルーミスを発見できました。この個体、大変よい子でちょっと飛んでは翅を開き、しばらくすると(嫌がって)また少し飛ぶという具合です。4つの眼でしっかり追いながら、十分に撮影することが出来ました。

確認した個体は、4~5頭というところで、とりわけ多いわけではありませんが、まあまあの個体をこれだけしっかり撮れれば十分満足です。

まずは、ルーミスを撮影する前に撮影した蝶を少しだけ紹介しますね。

宿で薪風呂に入り、暖まってから夕食です。Fさんは、我々が明日行く予定のポイントでの撮影でしたが、無事撮影出来たとのことで、麦酒で乾杯しながら食事をして情報交換です。撮影後お風呂でしっかり暖まった体に麦酒は一番のごちそうです(みなさん痛風がないようで、なによりです)。宿は比較的高齢の夫婦が経営する釣り宿でしたが、一泊夕食付き5千円の割に快適で、夕食もそれなりにボリュームがあり、ゆっくり過ごすことが出来ました。

麦酒だけで終わるわけもなく、部屋に戻ってからお酒などでお話を続けました。約束したわけでもありませんでしたが、それぞれが、写真やらパソコン画像やらフォトブックなどを持ち寄り、「この写真は、一緒に行ったあのときの」とか「このときの」という比較的近い昔話をしながら気持ちよく飲んでいましたところ、まだ9時だというのに睡魔が襲ってきたため、早々に寝てしまい、お二方、失礼いたしました。

この日撮影したルーミスシジミ(たぶん♀)の写真を下に掲載しますね。今回サブで使用したこのカメラ、きれいに撮れますねえ、次回はもう少し絞りを開けて撮影してみます。 

 

D7000で撮影したルーミスシジミも貼っておきます。こちらの方が自然な感じかもしれません。(追加です)

日頃、情報交換(といってももらうばっかりで、感謝感謝)をしながら、撮影ポイントでご一緒する方々と酌み交わし、お話しするのは楽しいものです。まあ、それぞれ個性の強い方々(ここにいない方のほうがもっと個性的?)で、撮影に対する考え方や姿勢、スタイルも異なりますが、それもいいんもんですね。

翔さんとは今年何度か車で一緒に出かけましたが、車内でのお話もまた楽しいものです(あまり、話に夢中になると運転がおろそかに・・・それは私だけ?)。また、来年も何度かご一緒したいものです。

こんだけ、文章が長いのに二日目の写真はないのかと言われそうですが、ないんです証拠写真しか。まあ、それでも樹上のルーミスを見ながら妄想するのも悪くないわけでして、帰りの渋滞さえなければ良かったんですがねえ。何とかしてください、四日市インターまでの渋滞!

次回は、八重山の蝶になると思います。少なくとも次週は完全休業です。