2011年

4月

30日

ゴールデンウィークのスタートは最悪?

昨日は朝早起きして、刈谷に住んでいるFさんと一泊二日の日程で飛騨方面に出発です。まず、白川村のギフチョウですが、9時を過ぎても気温は上がらず、陽も差さず、ポイントには花が咲いていません。それどころか、残雪がかなり多くて。ギフチョウの出現は期待できないので、早々に引き上げて、飛騨市(古川、河合)へ向かいましたが、こちらも同じ状況で、カタクリの花も咲いていませんし、温度は低いままです。1頭の蝶も見ることなく、この日は終了しました。ギフチョウが飛ぶはずだった場所の写真を載せておきます。

斜面には雪が残っており、ウスバサイシンは全く芽吹いていません。ヤマエンゴサクやカタクリの花も咲いていませんので、ゴールデンウィーク後半でしょうか。こんな遅い状況は初めてです。
斜面には雪が残っており、ウスバサイシンは全く芽吹いていません。ヤマエンゴサクやカタクリの花も咲いていませんので、ゴールデンウィーク後半でしょうか。こんな遅い状況は初めてです。

 

そのまま、糸魚川市まで移動して温泉に入ってから夕食です。まあ、この日お見せできるものといったら、蟹くらいですので、載せておきます。

2日目も曇り空のスタートです

昨日の天気予報では、青空が期待できました。朝起きても青空が広がっています。ですが、宿を出る頃にはどんより曇ってきましたし、糸魚川市のギフチョウポイントに着く頃には冷たい風とともに雨粒も落ちてきました。

一応、少し歩いてみましたが、通行止めの道は雪に覆われ、ギフチョウどころではありません。携帯電話で雨雲の予想を見てみると、午後まで晴れ間は期待できそうにありませんので、思い切って南下することにしました。

発生地の状況を載せておきます。

昨日の影像と何ら変わりません。こんな写真載せてどうするんや、と言われそうですが斜面にはカンアオイ(種類はわからない)がたくさんありました。
昨日の影像と何ら変わりません。こんな写真載せてどうするんや、と言われそうですが斜面にはカンアオイ(種類はわからない)がたくさんありました。

 

松本市か朝日村かで迷いましたが、出来るだけ南の方が良さそうなのと、ちょっと遅いかもしれませんが、見られる可能性が高い後者を選んで南下しました。

12時30分頃に到着すると、薄日が差しており、駐車場には見覚えのある車があります。MさんとUさんのお二人です。なんと3週連続でここへ通われているとのことで、お疲れ様でございます。正味1時間ほどでしたが、産卵やいろんな花へ吸蜜に来ている雌の写真が撮れました(撮れて本当に良かった)。

その後、雨が降ってきたために撮影終了となりましたが、2日間で走行した距離は、800kmを超えています。最後に何とかなったから、まあ、良しとしましょう。

2011年

4月

24日

峠のギフチョウは見られませんでした

昨日(23日)は一日中雨のため、どこへも行けませんでした。

本日は、北へ行くほど雲が多そうな状況で、当初、予定していた飛騨地方のギフチョウは(時期的にも早すぎるため)諦めて、Fさんと揖斐川町の峠(標高750mくらい)のギフチョウを見に行くことにしました。計画では、峠付近でギフチョウを見て、林道を下りてからスギタニルリシジミ、揖斐川の堤防で第一世代のホソオチョウを見て、あわよくば、なにやらセセリも見られたらいいなあ、などと勝手な妄想を抱きながら出かけましたが、スタートから想定外の出来事が・・・。下の写真のとおり、林道が峠の手前で土砂崩れで通行止めのため、やむなく車を降りて峠まで歩きました。

行き帰りの林道では、落石が多く、この林道を通るのは危険と思いますので、よい子はまねをしないでくださいね(来年また来よ)。

林道は崖崩れのため、通れません
林道は崖崩れのため、通れません

峠までもう少しだったんですが、これではどうしようもありません。

結局ここを通って、峠まで歩きました。

ここへ来るまでにも、あちこちで落石がありました。

 

 

峠に着いたものの、陽は差さず気温も上がりません。カタクリもほんの少ししか咲いていませんので、諦めて谷汲のギフチョウを見に行くことにしました。帰りの林道沿いでスギタニルリシジミらしい蝶を見かけましたが、撮影することは出来ないまま、木曽屋という集落を車で流しましたが、気温が低くギフチョウは飛び出しそうにありません。遅いとはわかっていましたが、いつもの場所に行って見ましたが、擦れた雄を一頭見ただけでした(でも、卵も確認んできました)。

その後、揖斐川堤防に移動してホソオチョウ、ジャコウアゲハなどを撮影してから、少し南下して、河原へ降りたところで、気温も下がってきたうえに雨が降ってきました。本日の撮影終了です。

2011年

4月

10日

愛知のギフチョウパート2

先日、豊田市のギフチョウを見に行きましたが、10日(日)は、午後は用事があるため、近場の岡崎市へギフチョウを見に行くことにしました(本当は新城市のギフチョウが気になっており、一度撮影に行きたいんですが・・・)。

7時半過ぎに家を出て、現地には9時前に着きましたが、すでに駐車場周辺をギフチョウが飛んでいます。今日は楽勝かなあと思ったのが大きな間違いで、証拠写真は撮ったものの飛んでる写真はフレームに入らなかったり、ピントがこなかったりで全滅、広角写真や吸蜜写真もうまく撮れないまま時間切れとなりました。

とはいえ、桜は満開でギフチョウが飛び交う良い1日(いや半日)で、雌の出始めというギフチョウの写真を撮るには絶好のタイミングでした。来週は所用があり、出かけられないかもしれませんが、4月第4週以降もう少し遠出をしてヒメギフチョウも撮影したいと思っています。

2011年

4月

07日

愛知のギフチョウです

7日(木)に半日お休みして、豊田市藤岡のギフチョウを見に行きました。

採り屋さんは7名ほど見かけましたが、ギフチョウはほとんど見かけません。一度だけコバノミツバツツジに来ましたが、アングルが悪くどうにもなりませんでした。

昼近くになり、そろそろ帰ろうとベンチに座りながら、Gさんという採り屋さんとお話をしていたとき、彼の後方からギフチョウ飛んできたので、飛んでますよと伝えたら、網を持って身構え、サッと一振りで見事にネットインです(この日最初に見たギフチョウだそうです)。久しぶりに鮮やかなネットさばきを見させていただきました(最近、へたくそな採り屋さんが多い)。

この場所は、採り屋さんが多いことはわかっていましたが、あまりにもギフチョウが少なすぎます。径沿いのコバノミツバツツジもほとんど咲いておらず、この日はこの1頭だけが飛んでいる感じでした(左の後翅の破損場所がすべて同じ)。

2011年

4月

02日

ギフチョウとカタクリ

ギフチョウはいろんな花に吸蜜に来ますが、紫から白っぽい花が多いようです。そんな花の中でも、カタクリに吸蜜にくるギフチョウは、蝶の写真を撮る人なら一度は狙って撮影するシーンと思います。しかし、きれいなギフチョウときれいなカタクリの組み合わせは、なかなか撮れないものです。

4月2日の土曜日は、穏やかで暖かい一日でしたので、あちこちでギフチョウが飛び出すものと思っていましたら、発生時期が遅れているようでして、東海地方の本格的な発生は次週になりそうです。

2日は、どこへ行くか少し迷いましたが、懲りもせず確実な浜松市のギフチョウを見に行きました。結果はそこそこ飛んでいましたが、雌の発生はまだのようです。この週末は揖斐川町(旧谷汲村)でもわずかしか見られなかったようです。