2011年
1月
25日
火
温室での練習Ⅱ 橿原市昆虫館にて
長い間、EC-14+ZD50㎜マクロ中心で撮影しており、ちょっとディスタンスが足りんなあと思うことはありますが、写りや操作性は特に問題ないように思っています。今回は、EC-20+ZD50㎜マクロを使ってみましたが、シグマの150㎜マクロより歩留まりが良さそうです。F4相当になるので、少し暗いかと思いましたが、ファインダーも問題なし、撮影は基本F5.6で撮ってますので、撮影にも支障がないし、写りもそんなに悪くないかも・・・。でも、所詮リアコンバーターですからね。
上のツマベニチョウ♂の写真ですが、左2枚がEC-20+ZD50mmで、右がシグマ150mmマクロです。
この大きさでは何ですが、思ったより普通に使えそうです。150mmマクロだと近づきすぎてしまうこともたまにありますが、大きさも手頃ですし画質をもう少しチェックしてから結論を出すこととしましょう。
下の写真は、ZD9-18mmの10mm付近で撮影した写真です。このレンズは、スタンダードレンズとしては写りに定評がありますが、価格はやや高めです。もう少し大きく、高くなっても良かったので、ハイグレードで対応してほしかったと思います。なんといっても距離目盛りがないのが致命傷で、置きピンでの撮影が出来ません。
まあ、なんということもない写真ばかりですが、このクラスの大きさのチョウなら環境を写し込みながら使えそうですね。EC-14+ZD8mmばかり使っていましたが、12mm付近の撮影ならもう少し小さなチョウでもいけそうですね。
2011年
1月
23日
日
真冬なので、温室内の蝶で練習です
1月22日(土)に開催された日本チョウ類保全協会のシンポジウムに奈良県御所市へ行って、海野さんの特別講演などを聴き、いろいろ参考になりました。京都在住のFさんやMさん、四日市在住のAさんにお会いし、お話が出来てこれも良かったですね。懇親会に出たためにビジネスホテルに宿泊し、ついでといっては何ですが、橿原市の昆虫館へ寄りました。
昨年、10月に購入したE-5の使用感を実践前にいろいろ試す必要があり(本当はチョウの撮影禁断症状か?)、特にビデオ録画の使い勝手は、シーズン前に確認しなければ、たぶんギフチョウの撮影で泣きを見ることになるでしょうから。
今回いろいろ試したところ、マニュアルモードで、シャッタースピード1/1250秒くらいで何とかうまくいきそうな感じです。露出、iso感度と一緒にマイモード登録しておきましょう。
下の2枚は、ビデオから切り出した写真です。
シロオビアゲハが吸蜜中に翅を盛んに動かしており、1250分の1でシャッターを切りましたが、前翅の先端は明らかな被写体ブレですね。
この瞬間は、ほとんど翅が止まって見えているので、1250分の1のシャッタースピードでよさそうな感じです。ビデオから切り出した画像がフルHDならさらによいのでしょうが、与えられた条件下で撮影するのみですね。
下にビデオ録画モードから切り出した静止画像を3枚貼っときます。開翅した写真を撮る場合には、相当数のシャッターを切る必要がありますが、ビデオから切り出すとかなり楽にできます。ただ、画素数が100万画素程度で、今のカメラが、1000万画素を超えている状況からすると、かなり、もの足らないということになるでしょうか。
各画像をクリックすると、HDから切り出したJPEG画像が見られます。今後はフルになるでしょうし、コマ数も増えてくると思いますので、あと5年も経てばカメラ1台でビデオ撮影も出来る時代になるでしょう。
どうでしょうか?まだ十分な画像とはいえませんが、WEBでの画像ならこれでよいかもしれません。フォーカスの問題があるように思いますが、他社のカメラはどうでしょうか?Cが頭一つか二つ抜け出しているようですが、いずれ追いつくでしょう。
ビデオ画像は、いずれアップできるように工夫していきます。今のところ、ファイルも大きいですし、どのように表現したらよいか、方針が決まっていないのでゆっくり考えてから、アップします。
2011年
1月
13日
木
昼休みは散歩をしながら鳥を眺めています
2011年
1月
05日
水
今年の干支であるウサギ?の写真を貼り付けます
しばらくの間、蝶のネタはあまりありませんので、いろいろな写真を載せようかとよからぬことを考えています。
まず、最初に北海道の鹿追町へカラフトルリリシジミの下見(当然ながら、あわよくば撮影したかった)に行ったとき、カラルリは現れませんでしたが、代わりにナキウサギが出てきてくれました。用心深くてあまり近寄れませんでしたが、証拠写真くらいにはなっていると思います。
お聞かせできませんが、鳴き声も、とっても可愛かったですよ。
しばらくすると、ガスがかかってきたため、巣からかなり出てきたのですが、思いっきりコントラストを強くしても次のような写真のようになってしまいました。
カラフトルリシジミの写真は、この翌年となってしまいましたが、これはこれでよかったかなあと思っています。
2011年
1月
01日
土
あけまして、おめでとうございます
2011年はどんな蝶に会えるんだろう
本格的に蝶の写真を撮るようになって、10年が経ちました。撮影した蝶の種類は、220種を超えているのは間違いないんですが、正確にはわかりません。何を撮りたいのか迷った時期もありましたが、何となく今は見えています。
ビデオ(本格的なものでなく、カメラのオマケ?)も少しずつ手がけようかと考えていますが、どうも写真の延長で、短めに撮影する方が性に合っているようです。
さて、今年中にどうしても撮影したいのは、ゴイシツバメ、オオウラギンヒョウモン(見たことがないので)ですね。いろいろな写真も少しずつ増やしていきたいと考えています。
下の写真は、こんなショットを撮りたいと思っていた写真です。クガイソウやミヤマシロチョウがもっと新鮮ならとは思いますが、そんなにうまくはいきません。
そもそも、蝶も花も新鮮なことなんてほとんどありません。まあ、室内でセッティングすれば出来るでしょうが、いわゆるフィールドでは、ほぼ100%(99.9%くらい)あり得ません。
下の写真は、蝶は綺麗なんですが、花がダメですね。最も多いのが両方ともダメなパターンですし、擦れた蝶はよく花に来て、枯れそうな花には蝶がよく来ます。
写真での失敗は、ピンボケと手ブレが8割くらいでしょうか。あとは、被写体ブレ、露出オーバー(アンダー)、影や光が強すぎる・・・数え上げたらきりがありません。
いわゆるシャッターチャンスですが、回数や時間をトータルしても1日撮影して、数分から数秒、時には全くないことも多いわけでして、運も味方にする必要があります。
昨年、白馬のイエローバンドは不作だったわけですが、撮影の機会に恵まれました。残念ながら、写真は思った通りに撮影できませんでした。
下の写真は、数秒のチャンスを逃した写真です。
反省のために載せておきましょう。もう少し左に回り込む必要がありました。もちろんノーファインダーでの広角写真です。