2010年

8月

21日

8月21日(土)は、キベリタテハを撮りに行きました

この時期、どこへ行こうか迷います。

夏の疲れからあまり遠くへは行きたくないですし、でも、何か撮影したいので、近場の高原?(阿智村)までキベリタテハを撮りに行きました。駐車してから5分も歩かないうちに早速現れました。1時間ほどで3回撮影機会がありましたので、愛知県内をブラブラしながら帰りましたが、特にこれといって撮影できませんでした。

2010年

8月

15日

お盆は遠出を見合わせて、揖斐川の堤防へ

8月第3週は、お盆のUターンラッシュが予想されますので、遠出をせずに揖斐川の堤防にホソオチョウを見に行きました。雨が降りそうな中、蒸し暑く気持ちよく撮影とはいきません。草も濡れており、1時間も撮影していると疲れてしまいます。2か所で撮影しましたが、雌雄とも沢山いました。

この蝶を見るのは8年ぶりくらいでしょうか?朝鮮半島産を放蝶したものといわれており、揖斐川町の堤防ではジャコウアゲハと一緒に暮らしています。

この蝶は飛ぶのがゆっくりなので、飛翔写真にも挑戦してみました。結果はごらんの通りですが、本当はもっとビシッと決めたかった・・・です。

キマダラセセリとチャバネセセリ、沢山のイチモンジセセリもいましたが、今年は秋のセセリチョウ、早いですね。

 

2010年

8月

09日

8月8日(日)は、松本市から木曽町を経由して帰りました

朝5時に起きて、昨日の夕方に見つけたゴマシジミを撮影に行きました。残念ながら、昨日止まっていたススキでは見つけられず、周辺を探しましたがいませんでした。

しかたなく、他の場所へ探しに行くと、朝早くから草刈りをされている農家の方がおられましたので声をかけますと、やさしい口調ではありますが、お怒りのようです。理由を尋ねますと、蝶を採りに来た人が、草を倒してしまう。本来ならもう少し遅い時期に刈るのだけれど、今日刈っているとのこと。かなり嫌味を言われながら、その場を立ち去りました。一通り探したところ、草地の中に1頭だけ見つけましたが、私有地につき、立ち入り禁止の看板があり、眺めるだけとしました。

2~3年前までなら、あちこちで撮影可能でしたが、ちょっと難しい状況です。この地域の草地は、かつて牛の餌として利用されていましたが、現在では牛を飼っている人はいなくて、9月初めに刈った草を積んで堆肥にして田畑に入れているそうです。また、Y集落では、ワレモコウがかわいらしい花なので、刈り取らずに残すようなこともやられているようです(以上、宿主の受け売り)。

これらの草地もいずれ刈られなく(利用されなく)なれば、すべて、森に戻ります。

とりあえず、朝露の降りたアカセセリと萩に吸蜜に来たゴマシジミ♂を載せておきます。どちらも、気合の入らないショットですが止むを得ません。

木曽町の草地では、Mさんとお会いしましたが、今年何度目でしょうか?本当にお世話になっています。この場所ではホシチャバネセセリを撮影しましたが、羽化したばかりのヤマキチョウには逃げられてしまいました。実は、攻撃的な蟻がいるようで、撮影していると、ズボンを這い上がってきて撮影どころではありませんでした。

近くの直売所で買い物をしていると、なにやら遠くで感じの違うジャノメチョウが飛んでいるので、近づいてみますと、なんとツマジロウラジャノメです。この地で見るのは、44年ぶりになります。本当は、もっと新鮮な♀もいたのですが、戯れた後に立ち去ってしまいました(残念)。

2010年

8月

07日

8月7日(土)は家族サービス?

前日は、上高地散策の後、妻と二人で白馬の宿(トロイメライ)でおいしい料理をいただき、今朝は、おいしい朝食を食べて出発です(今年2度目ですが本当においしいですね)。

ゴンドラやリフトに乗って、一気に標高2,000m近くまで登り、リフトを降りると、ちらほらベニヒカゲが飛んでいます。吸蜜写真や飛んでいるところを撮っていると、汗臭い私にところに近寄ってくる蝶がいました。そっと手に乗せて記念撮影です。

リフトを乗り継いで、いよいよ列を成してトレッキング?です。子供を連れた家族連れ、中年夫婦、団体様と蟻の行列みたいです。天候が今一なので、山の写真はありませんが、帰りにゴマシジミ(ヤマゴマ)の写真が撮れました。登山道近くには来てくれませんでしたので、かなり遠くからの撮影で、その上トリミングしています。

夕方、松本に移動してゴマシジミのポイントに寄ってみましたが、まったくいません。一昨日も午前中に寄ったのですが、採集者がいたのでパスした場所です。何とか眠りにつこうとしている雄を見つけて撮影です。明日の朝早く起きて、ゆっくり撮影することとしましょう。

2010年

8月

02日

8月最初の日曜日は、松本方面へ出かけました

 

8月に入り、信州の蝶も終盤です。

本日は、オオゴマシジミを撮影するため、4時間近いドライブです。

8時に着くためには、4時には起きていないといけないのですが、2度寝をしてしまい、起きたら6時を回っていました。何とか6時半過ぎに出発しましたが、到着時刻は10時半を過ぎています(寄る年波には勝てず、疲労が蓄積)。

早速ポイントである崖の様子を見に行きましたら、すでに先客は立ち去った後のようです。数は少ないながら、雌の産卵シーンが見られましたし、吸蜜シーンも見られましたので、良しとしましょう。

道路沿いにコヒオドシも飛んでいたのですが、うまく近づけず、撮影できませんでしたが、エルタテハの吸蜜が撮れました。

12時過ぎたところで、この場所を離れ、アカセセリを撮影しながらゴマシジミのポイントに移動しましたが、途中で採集者数名を見かけました。農家の人に聞いたところ、ネットを持った人をたくさん見かけたそうです(私の場合、ゴマを見た数よりは、採集者のほうが多かった)。

まだ、ある程度個体数の見られる産地ですが、他の産地のようにあっという間にいなくなるかもしれません。今の環境が多くのお年寄りに支えられていることや、強烈な採集圧を考えると、いつまで見られるのでしょうか。

予想通り、今年の秋は早足にやって来ているようです。