2010年
11月
30日
火
11月末の豊橋市と自宅周辺
いよいよ、師走目前です。
朝晩はめっきり冷え込んできて、飛んでいる蝶たちの種類や数は少なくなってきました。
南紀のルーミスシジミは、行こうと思うと雨が降ったり、用事があったりで、片道5時間以上のドライブに出かけることが出来ないまま、ここまで来てしまいました。3月の始め頃出かけることとしましょう。
自宅付近で一番元気の飛び回っているのは、ウラナミシジミでしょうか。雄ばかりで追いかけ合っています。ベニシジミ♂もまだ健在で、ヤマトシジミが産卵し、モンシロチョウも飛んでいます。これらの蝶たちは、もうじきいなくなってしまいます。
成虫で越冬するヒメアカタテハ、キタテハ、ウラギンシジミ、ムラサキシジミもたまに飛んできます。
豊橋市では暖かい日の陽だまりには、ムラサキシジミの姿がたくさん見られますし、ムラサキツバメやキタキチョウも飛んでいます。
もうじきいなくなってしまうツマグロヒョウモンも頑張っていますし、ヤクシマルリシジミも飛んでいます。
2010年
11月
16日
火
本当は10月末の予定だった沖縄行き
この時期、本州では秋が深まるとともに蝶の種類が限られてきますので、沖縄方面の撮影に出かけたくなります。当初の予定では10月下旬に出かける予定でしたが、日程調整しているうちに、11月中旬までずれ込んでしまいました。
初日(12日)は、午後2時頃からの撮影で、天気もまずまずでしたが、2日目は一日中雨で、予定していた林道での撮影は、雨の中のドライブに変わってしまいました。3日目は、ほとんど雨に降られませんでしたが、リュウキュウウラナミジャノメ(1頭のみ確認)とリュウキュウウラボシシジミ(4頭くらい確認)は、1時間ちょっとしか撮影できませんでした。
リュウキュウラナミジャノメは、一緒に旅行したFさんが見つけてくれました(感謝)。
ヒメシルビアシジミは、ちょっと擦れた雄の個体が開翅しただけでした。ヤマトシジミも飛んでいるので、見失わないように追いかけるのも大変です。
リュウキュウウラボシシジミは、小さくて暗いところにいますので、手ぶれやピントに気を遣います。掲載した写真も不満はありますが、仕方ないですね。
リュウキュウウラナミジャノメの撮影は初めてでした。発生時期(3化)も終盤のようで、見られただけで良しとしなければいけないのでしょう。
2010年
11月
15日
月
11月14日(日)は、何とか雨に降られずにすみました
沖縄3日目は、晴れ間も時々見られる曇りがちの天気で、蝶を撮る条件としては悪くありませんが、今回の目的であるリュウキュウウラジャノメとリュウキュウウラボシシジミは、最後の1時間で何とか撮影することが出来ました。
14日の朝、少しだけ雨がぱらつきましたが、その後は薄陽もさし始めましたので、まず、乙羽岳の頂上に向かい、シルビアシジミ(ヒメシルビアシジミ)の撮影です。この日は、ツールドおきなわが開催されており、早朝は身動きでききませんので、9時を大きく過ぎてからの出発です。
今回、見られた主な蝶を羅列してみます。
ナガサキアゲハ、モンキアゲハ、シロオビアゲハ、アオスジアゲハ、ツマベニチョウ、ナミエシロチョウ、ウスキシロチョウ、キチョウ、モンシロチョウ、ルリウラナミシジミ、クロマダラソテツシジミ・・・まあ、めんどくさいのでやめます。この時期は、ほぼ一日中撮影できますし、種類もそこそこみられますので、撮影にはよい時期かと思います。撮影したいと思っていた蝶で見ることが出来なかったのは、コノハチョウとオキナワカラスアゲハくらいでした。
まずは、普通種(ちょっと失礼かも)からどうぞ。
ツマベニチョウの雄があちらこちらで沢山見られました
ツマベニチョウは、バナナの花が好きなようです。
ウスキシロチョウも良く吸蜜に来ており、撮影しやすかった。
ナミエシロチョウは、雄も雌も沢山いました。
シロオビアゲハ、ナガサキアゲハ、モンキアゲハも沢山いました。
イシガケチョウは、本当に沢山いました。
メスアカムラサキは、山頂でテリ張りをしていましたが、かなり擦れていました。
カバマダラは、やはり沖縄のほうが似合っています。
タイワンクロボシシジミの開翅は、今まであまり見たことがありません。
クロマダラソテツシジミもあちこちにいました。
今回、ルリウラナミシジミが沢山飛んでいたので、飛んでいるところをいっぱい撮影しましたが、ゴミの山です。
2010年
11月
13日
土
11月13日(土)の沖縄は、一日中雨
2010年
11月
12日
金
11月に入って、豊橋も秋の蝶が飛んでいます
2010年
11月
01日
月
その後の豊橋市飯村町、11月に入って
いよいよ、11月に入り、秋の深まりを感じています。
10月初めにアサギマダラを見るようになって、早1ヶ月経過し、目にするアサギマダラは擦れた個体が多くなりました。
この時期になると、ムラサキシジミやムラサキツバメの開翅が見られるようになります。ムラサキツバメは、近くの公園で幼虫を見つけましたが、やっと終齢幼虫になったところです。豊橋市飯村町で成虫を見たのが10月上旬ですから、これから考えても発生時期は11月中頃以降になりそうです(とはいえ、この時期はいろんなステージがいるのでバラバラかも)。
ムラサキシジミは、超普通種ですが、(特に雄の)美しさは、一瞬息を飲むほどです。その割にきれいな個体にめぐり合うことは比較的少なく、擦れた個体を見ることが多いのですが、11月1日の昼休みにいつものように散歩していると、樹上を何頭も飛んでいます。結構低い位置にも止まることがありますので、しばらく待っていると、地面近くに比較的新鮮な雄が止まって翅を広げました。