2か月以上ブログを更新していません

キイチゴの仲間で吸蜜するAnthocharis cardanines♂(クモマツマキチョウ)

D500+200mmF4マイクロ、富山県、2020.06.06

5月中旬以降クモツキも見に行ったのだが、どうも上手くいかない。そんな中、6月に入って往復650km以上を走行して、富山県まで見に行くこととした。

ハタザオにぶら下がるようにして吸蜜するクモツキ♂を心に描いて出かけたのだが、思ったような画にならない。COVID19の世界的な流行さえなければ、今頃はモンゴルでクモツキを撮影していたはずだった。

2年前にモンゴルで撮影したクモツキ♂の未掲載の写真を貼っておく。再び会える日が来るだろうか?

オレンジの色合いが大きく違うのは、上の写真がほぼ曇りの中での撮影で、2年前のモンゴルはピーカンであった影響が大きい。

D500+300mmF4VR、クモマツマキチョウ♂2018.06.10、モンゴル、セレンゲ県

 

この発生地では、すでに発生ピークを過ぎているようで、思ったより雄の数は少ないし、産卵もみられた。

イワハタザオで吸蜜するクモマツマキチョウ♀

D500+200mmF4マイクロ、富山県、2020.06.06

イワハタザオで吸蜜すえるクモマツマキチョウ♀

D500+200mmF4マイクロ、富山県、2020.06.06

ミヤマハタザオに産卵するクモマツマキチョウ♀

D500+200mmF4マイクロ、富山県、2020.06.06

だんだん、落ち着きを取り戻してきているが、今後外国からのお客さんが入ってくるとまた流行を繰り返しそうな雲行きなのが気がかりだ。良くも悪くも右向け右で皆同じ方向を向きやすい国民性のようだ(決して悪いことではないが、一つ間違うとファシズム的な方向へ向かいやすいようにも思う)。

出入国に関しては、国の責任が大きい。これをちゃんと管理できるかどうか、その国がどのレベルにあるのかの大きな指標になると思う。我が国はどのレベルか?政府の真価が問われるのはこれからだ。