ちょっとだけ裏面が見える角度で撮影したPolyommatus icarus fuchsi♂
D500+200mmマイクロ、ウスルリシジミ♂、バヤンチャンドマン、2019.07.06
ウスルリシジミを始め、モンゴルでは比較的大型で青さが際立つシジミが多く見られる。特に最初に紹介するこのチョウは、普通種ではあるもののその美しさは一級品だ。色味も深い青から淡い青まで変異があり、裏面を確認しないと他のチョウと間違うこともある。
さて、バヤンチャンドマンは、シジミチョウを始めとした蝶の宝庫であり、天気さえ良ければ多くの種が確認できるし、すばらしい環境なのだが、撮影となるとなかなか思うようにはいかないものである。
学名については、The BUtterflies of Mongoliaを参照して記載した。稚拙なブログであり、同定能力も低いので誤りも多数あると思われる。日本での撮影では、日本昆虫目録第7巻鱗翅目(2013)に準拠して記載しており、日本と同種と思われる種について、記載に統一性がないことをあらかじめ断っておく。
D500+200mmマイクロ、ウスルリシジミ♂の吸水、バヤンチャンドマン、2019.07.06
D500+200mmマイクロ、ウスルリシジミ♂、バヤンチャンドマン、2019.07.06
D500+200mmマイクロ、ウスルリシジミ♂、バヤンチャンドマン、2019.07.06
D500+200mmマイクロ、ウスルリシジミ♂、バヤンチャンドマン、2019.07.06
左下はコウジレイシジミ♂、その隣はコマシジミ♂
D500+200mmマイクロ、ウスルリシジミ♂、バヤンチャンドマン、2019.07.06
一番上に数頭いるのがコマシジミ、その下がコウジレイシジミ、一番下がウスルリシジミ
D500+200mmマイクロ、バヤンチャンドマン、2019.07.06
吸水中のPolyommatus semiargus semiargus♂が飛び立ったところ
G9+MZD17mm、コウジレイシジミ♂、バヤンチャンドマン、2019.07.06
ちょっとスレているのだが、開翅した静止写真がこれしかなかったのでやむを得ない。
D500+200mmマイクロ、コウジレイシジミ♂、バヤンチャンドマン、2019.07.06
半開翅するPolyommatus eumedon eumedon♂ダイトクシジミ
D500+200mmマイクロ、バヤンチャンドマン、2019.07.06
D500+200mmマイクロ、ダイトクシジミ♀、バヤンチャンドマン、2019.07.06
半開翅で吸水するPolyommatus optilete sibiricus ここまでが精一杯
D500+200mmマイクロ、カラフトルリシジミ♂、バヤンチャンドマン、2019.07.06
D500+200mmマイクロ、カラフトルリシジミ♂、バヤンチャンドマン、2019.07.06
地味ながらほとんど無傷のCupido minimus minimus♂の吸水
D500+200mmマイクロ、コマシジミ♂、バヤンチャンドマン、2019.07.06
葉上で開翅したPlebejus idas subsolanus♂
D500+200mmマイクロ、タイリクアサマシジミ、バヤンチャンドマン、2019.07.06
D500+200mmマイクロ、タイリクアサマシジミ、バヤンチャンドマン、2019.07.06
D500+200mmマイクロ、タイリクアサマシジミ、バヤンチャンドマン、2019.07.06
D500+200mmマイクロ、タイリクアサマシジミ、バヤンチャンドマン、2019.07.06
今回、バヤンチャンドマンで撮影したタイリクアサマシジミ(アサマシジミ)は、比較的青鱗の発達が悪いタイプが多く、日本で真性アサマシジミと呼ばれているような感じの黒っぽいアサマであったが、2015年にAR JANCHIVLANMO峠近くで下記の個体を撮影している。
今回も最終日の前日に訪れてみたが、残念ながらこのようなタイプの個体は見られなかった。
この記載をみて、学名について疑問を持たれる方も多いかもしれない。実は私もよく判っていないものの、先輩からの助言と自分の知る範囲での記載としたので、これについてはこれでよいと思っている。
ワスレナグサで吸蜜するPlebejus idas subsolanus♂日本でも見たことのないような深い青色が発達した個体だ。E-M1+40-150pro、2015.07.05
こんな感じで吸蜜していたので縦位置で撮影したLycaena belle belle♀ ?
D500+200mmマイクロ、ムラサキベニシジミ♀、バヤンチャンドマン、2019.07.06
モンゴルから戻って約1か月が経過したが、撮影した写真の整理はほとんど出来ていない。今回新しく撮影できた種もあるのだが、バヤンチャンドマンで撮影したシジミチョウですら自信が持てない中で分類しており、少なくとも今年中はかかりそうである。
さて、日本で撮影しているチョウたちも出来るだけ学名を明記して、3命名方で記載するよう努力している。たかが、蝶のブログにそこまでやるかという気持ちと、いやいや撮影だからこその拘りもある。そんなこんなで、アサマシジミだけでも過去の写真を引っ張り出したり、いろいろである。
まあ、ゆっくり整理しながら来年春まで気長に更新していきますので、興味のある方や、私への助言も含めてメールをいただければ幸いです。