モンゴルから帰ってきて、すでに4週間

イワオウギも咲いているのだが、Plebejus subsolanus yarigadakeanus♂の吸蜜はカワラハハコ?で多く見られた。

D500+200mmマイクロ、アサマシジミ(シロウマシジミ)、白馬村、2019.08.02

モンゴルから帰ってしばらくの間は、疲れもあって遠出をためらっていたが、7月下旬からは通常の撮影に戻っている。撮影が順調かと問われれば、まあ、普通と言ったところ、撮影仲間からの情報は潤沢にあり、時期と天候とタイミングを見計らって出かけるので、大きなハズレがなく撮影できるのはありがたい。

さて、高標高地のアサマシジミであるが、昨年に比べ大幅に発生が遅れており、8月に入っても行けそうな感じなので、やや時期遅れであることを承知して出かけてみた。結果は思ったより新鮮で、被写体として十分なものであった。到着して約1時間は静止写真に集中して、あとの1時間は飛翔写真のみに集中した。結果はまあまあ、最近は集中力の持続が難しくなっており、2~3時間が限界かもと思い始めている。仕事はもっと短い時間しか集中力が持続しない。

この日は、安曇野市の撮影仲間の家に泊めてもらい、京都の仲間もご一緒に酒を酌み交わしながら楽しい時間を過ごした。撮影だけではなく、このような楽しみがあるのも嬉しいことである(友人に感謝)。

静止写真としては今一歩で、もう少し上からのアングルがよい。上とは異なる個体。D500+200mmマイクロ、アサマシジミ♂、白馬村、2019.08.02

たぶん上と同じ個体。

D500+200mmマイクロ、アサマシジミ♂、白馬村、2019.08.02

もう少し新鮮なら申し分ないのだが。

D500+200mmマイクロ、アサマシジミ♂、白馬村、2019.08.02

イワオオギに潜んでいる雌を探して飛翔しているところ。

G9+MZD17mm、アサマシジミ♂、白馬村、2019.08.02

 

 

(同上)G9+MZD17mm、アサマシジミ♂、白馬村、2019.08.02

こちらはやや擦れたオスがメスを見つけて、追いかけているところ。

G9+MZD17mm、アサマシジミ♀♂、白馬村、2019.08.02

上と同じ連続ショットの1枚、メスの前で何やらアピールしている。

G9+MZD17mm、アサマシジミ♀♂、白馬村、2019.08.02

これ、完全にストーカー行為だが、メスは逃げ切る。

G9+MZD17mm、アサマシジミ♀♂、白馬村、2019.08.02

2時間ばかりの撮影であったが、十分に堪能できたし、もっと長い時間撮影したとしても良い写真が撮れるとは限らない。写真はその場をどのように表現するかであり、人によって撮影する視点も変われば、表現方法も変わってくる。

飛翔写真については、まだまだ技術も追いついていないし、撮影機材も工夫する必要があると感じている。いつまでも運任せではいけないし、狙って撮影できるところまで何とかしたいと考えている。