GWに突入し、白馬に行くも寒さが厳しく

午後2時を過ぎたところで、ヒメギフチョウが現れ、最後のチャンスで何とか撮影できた吸蜜、直前に別の♂と絡み合ったせいか、前翅のキズがもったいない。

D810+200mmマイクロ、Luehdorfia puziloi inexpecta、2019.04.28、白馬村

 

10連休のGWに入ったとたん、寒気が入り込み例年行く白馬方面は寒さが厳しいとわかっているのに、4月28日しか動けないので出かけることとした。案の定、ヒメギフポイントで昼近くまで待っても、10℃に達しない。しかたなく、ギフチョウを目指して白馬村内を移動する、カタクリや桜は咲いているもののギフチョウが飛ぶ気配はない。

午後1時半を過ぎたところで、最終的に午後の吸蜜を何処で何を狙うか決めなければ・・・。このままギフチョウと心中?それはないな!、既発のヒメギフポイントへ移動?鮮度が期待できないし、さらに北上することとなって、自宅から遠くなるのでそれもない!、再度ヒメギフポイントに戻ってカタクリの吸蜜を狙う?これしかない(消極的決定)!!。

結果は、首の皮1枚で繋がった感じでした。

ふらふらと飛び出してきて、とりあえず日光浴、これでヌルは避けられた。

810+200mmマイクロ、ヒメギフチョウ、2019.04.28、白馬村

 

ワンチャンス、全部で十数カットの2分足らずの出来事だったので、「撮ったど」ではなく、「何とか撮れた、ふっー」てな感じ、膝も痛めてるので、動きも悪く踏ん張れない。じゃあ来なけりゃいいのにね。

以下の写真も手振れしたり、ピント外したりした中の何とかごまかした写真?まあ、撮れただけましかなあ。

何とも情けないが、目測を誤って近づきすぎての撮影

810+200mmマイクロ、ヒメギフチョウ、2019.04.28、白馬村

 

何とか位置を修正しながらの撮影、何と枠からはみ出しそうな構図、やむを得ずトリミング

810+200mmマイクロ、ヒメギフチョウ、2019.04.28、白馬村

 

今回は珍しく学名つき、次回更新予定の北海道のヒメギフ、通称エゾヒメギフチョウとの違いを明らかとするために、敢えて書いた。自分にプレッシャーをかけて撮影に臨むとは自分らしくないなあと思いながらも、満足な撮影行がいつまで出来るかなどと弱気になっている自分がいて、いや未だ10年は、頑張れると思う自分もいる。

ここ、1ヶ月は寒暖の差が激しく、チョウたちもいつ出てきて良いのか困惑してるのでは?いわゆるダラダラ発生である。この地を訪れるのは二週間後の予定であり、その時の天候が悪ければこれが最初で最後となるが、昨年はかすっただけのバンドも撮影したいし、他にも行きたい場所はあるし、撮っておきたい蝶もいる(ブログには載せませんが)。しっかりした年間計画を立てているわけではないが、ちゃんと撮影しなければね。