ウランバートル北部(ダバト峠)での撮影

吸蜜中に移動した瞬間に翅を少し広げたColias chrysotheme♂

D500+300mmF4VR、クリソテーメモンキチョウ♂、ウランバートル、2018.06.15

同上

この場所は針葉樹林帯が広がる中で、環境の良い湿地や川などが流れており、それなりにチョウの撮影に向いている場所と思われる。相変わらず牛の放牧が多く、放牧圧とでも言おうか、牛が草を食べるので草丈は低い場所が多い。

タンポポのような花で吸蜜するPapilio machaon♂、モンゴルでは大型の蝶である。

D500+300mmF4VR、キアゲハ♂、ウランバートル、2018.06.15

湿地帯の灌木でテリ張りをするOeneis jutta♂

D500+300mmF4VR、カラフトタカネヒカゲ♂、ウランバートル、2018.06.15

サクラソウに停まっているPyrgus serratulae♀吸蜜ではないよ。

D500+300mmF4VR、ステップチャマダラセセリ♀、ウランバートル、2018.06.15

吸蜜するClossiana euphrosyne♂

D500+300mmF4VR、ミヤマヒョウモン♂、ウランバートル、2018.06.15

草原の中にちょっと精悍な感じのProclossiana eunomiaを見つけた。

D500+300mmF4VR、ヤチヒョウモン、ウランバートル、2018.06.15

オレンジ色が鮮明で綺麗なEuphydryas maturuna♂キマダラヒョウモンモドキ♂

D500+300mmF4VR、キマダラヒョウモンモドキ♂、ウランバートル、2018.06.15

はっきりした同定は難しいコヒョウモンモドキ類Melitaea athalia♂?

D500+300mmF4VR、キタコヒョウモンモドキ♂、ウランバートル、2018.06.15

次の日にはウランバートルに戻り、実質的に最後の撮影場所としてこの地を選んだが、あまり晴れ間もなかったことから蝶影は薄く、期待より結果としてはあまり多く撮影できなかった。ウランバートルに戻ってから最終日の撮影については、すでに紹介済みである。

今回を持って、2018年に撮影したモンゴルのチョウたちの紹介を終える。6月前半にモンゴルを訪れるのは初めてで、それなりに充実した撮影が出来た。