ウランバートルの市街地から南にあるボクト山域で撮影したミヤマシロチョウ♂、白いチョウのほとんどが、エゾシロチョウであったが、ミヤマシロチョウもそこそこ見られた。
D500+300mmF4VR、2018.06.16、ウランバートル
チョウの撮影シーズンも終了して、なんとなくモチベーションが保てなくなるこの時期だが、6月に撮影したモンゴルの写真を整理し始めている。ウランバートル周辺では、牛や羊などの家畜による食害が激しく、チョウの生息環境も悪くなっているような気がする。
そんな中で、モンゴル最終日の午後にボクト山域にある市民が憩いを求めピクニックに出かけるような場所でちょっと撮影した。このような場所では、家畜を入れないので多くの草花が見られ、蝶もそれなりに見られた。
ミヤマシロチョウ♂が何を思ったか、エゾシロチョウにアタックしている。
D500+300mmF4VR、2018.06.16、ウランバートル
モンゴルでは、エゾヒメシロチョウ、ヒメシロチョウ、セイヨウヒメシロチョウが同じ場所で見られるため、区別が難しい。
D500+300mmF4VR、エゾヒメシロチョウ♂、2018.06.16、ウランバートル
モンゴルではヒメヒカゲの仲間が5種いるが、比較的区別は容易である。
D500+300mmF4VR、キイロヒメヒカゲ♂、2018.06.16、ウランバートル
D500+300mmF4VR、シロオビヒメヒカゲ♂、2018.06.16、ウランバートル
タカネヒカゲの仲間も同じ場所でよく似た種がいるため、区別が難しい。D500+300mmF4VR、ナンナタカネヒカゲ♀?、2018.06.16、ウランバートル
カラタカの雌がいるようでは、この手のチョウは終了しているのであろう。D500+300mmF4VR、カラフトタカネキマダラセセリ♀、2018.06.16、ウランバートル
D500+300mmF4VR、コキマダラセセリ♂、2018.06.16、ウランバートル
このチョウは時期を問わず、至るところでよく見かける。
D500+300mmF4VR、ミヤマシジミ♂、2018.06.16、ウランバートル
シジミ類は林縁部の草原を探すと良いようだ。
D500+300mmF4VR、ダイトクシジミ♂、2018.06.16、ウランバートル
最終日にウランバートル市街地で土産物を買いながら、チャッチャと撮影する感じで、D500に300mmをつけてバシャバシャと、それほど真剣に撮影したわけではない。それでも小川沿い(水はほとんどなかった)ではいろんな蝶が見られ、一日中撮影しても十分に耐えうる撮影環境であった。家畜さえ入っていなければ、いろんなところでチョウの撮影が出来るのにと思う。
ブログの更新が遅れており、今後も月1か2回くらいのペースでの更新になりそうだ。