台風25号が近づく中、沖縄本島北部へ

台風25号で落下したと思われる木の実を吸汁に来たコノハチョウ♀2018.10.6八重岳

台風24号の来襲で大きな被害を被った沖縄本島北部へ、25号が近づきつつある10月4日の朝のフライトで出かけた。妻はしょうがないので朝早く、中部国際空港まで送ってくれて、「気をつけるように」と声をかけてくれ、二人目の孫を生んでくれた娘は呆れた感じで、「行ってらっしゃい」と送り出してくれた。感謝感謝の言葉しかない。

すでに午後の便の欠航は決まっており、このフライトも那覇空港へ着陸できない場合は中部まで引き返すと言う条件であった。何とか無事に着陸できたが、飛行機はかなり揺れ、ちょっと緊張したことも事実である。

上と同じ個体(以下すべて同じ)

今回の撮影目的は、D500とDC-G9を併用しながら、どれくらいの違和感があるか。本音を言ってしまえば、DC-G9をメインカメラと使用していけるかという答えをほしいのである。

さて、このカメラは便利で良く写ることは間違いないのだが、高速連写機能を有するD500と併用してみて、劣っている場面は、バッテリーの持ちとマクロでピントが後へ抜けることが多いくらいかなあという感想を得た。この2点は決して小さな要素ではないが、仕様と捉えれば我慢できない範囲でもない。細かいことを言えば、EVFの見え方や安定性、タイムラグはあるのだが、ピント合わせの容易さ、ファインダーがクリアであり、倍率も十分に大きいことなど良い点も多いので、すでに互角であると感じている。

さらに、ビデオ機能は秀逸で、静止画の撮影と一台でこなせることなど利点も多くある。完全に使いこなせていないが、デジタル一眼レフを置き換えるのに十分なカメラという感じを得ている。

すべて同じ個体で晴れたり曇ったりの条件下、D500とDC-G9で撮影した画像を並べてみても大きな違和感はないのでは。

上から1枚目、3枚目、6枚目がDC-G9、その他の写真がD500で撮影したもの。