南アルプスのクモマツマキチョウ

最初に現れたときは、吸蜜時間も短く、飛翔もピントが来なかったので撮影できなかった。2回目に現れたときは、別のポイントにいたので撮影できず、これは3回目に現れたときである。やはり、ハタザオとクモツキのショットは、良いですね。

D500+300mmF4VR、クモマツマキチョウ♂、長野県(南アルプス)、2018.05.12

このオレンジを見たいので、毎年クモマツマキチョウを撮影に出かける。ほぼ確実に見られる自宅から最も近い棲息地(毎回見られるわけではない)でも、3時間ほどかかる。某有名産地へ出かければ、確実に見られるがそれ以上に人も多い。人が多いとどうしても撮影に集中できない。挨拶もしなければいけないし、それなりに気を遣うことも多い。ストロボ発光や飛翔写真は原則控えなければならなし、走りたいところでもちょっとガマンしなければと考えてしまう。

今回は私を含め5名、撮影ポイントが何か所かあるものの、この日は出初めでほぼ一箇所でしか見られない状況なので、1頭のオレンジを皆が追いかける展開となった。これくらいの人数が限界であろう。

上と同じ個体、数回切った中で、どちらも翅表のショットである。

D500+300mmF4VR、クモマツマキチョウ♂、長野県(南アルプス)、2018.05.12

バックが残念ではあるが、贅沢は言ってられない。本来ならストロボを併用するところだが、周りの方々のことを考えるとちょっと無理。

D500+300mmF4VR、クモマツマキチョウ♂、長野県(南アルプス)、2018.05.12

シャッター速度をもう少し上げておけば、ピントがしっかり来れば良かったのにと思われる写真であるが、この日は現地5時間ほどで、シャッターを切った時間帯は5分ほどで、まともなシャッターチャンスはほとんどなかった。

D500+300mmF4VR、クモマツマキチョウ♂、長野県(南アルプス)、2018.05.12

思い通りの撮影とはならなかったので、再訪しなければと思うがどうだろう。撮り直さなければいけないだろう。撮影時にご一緒くださった方々ありがとうございました。