北海道の撮影行(2018.05.08)

上川町のエゾノリュウキンカが生えている山際で待っていると、ヒメギフチョウが舞い降りたが、ピカピカの雄ではなく、やや飛び古した個体であった。大きなエゾノリュウキンカの花は、ヒメギフチョウを小さく見せるが、ショットしては悪くない。

D810+200mmマイクロ、上川町、2018.05.08

最終日(5/8)は上川町の林道で撮影することとした。エゾノリュウキンカで吸蜜するヒメギフチョウ(エゾヒメギフチョウ)の撮影が目的であったが、事前情報とは異なり♀が多く、やや擦れた個体ばかりだった。

上の写真を撮影していると、ボロの雌?が同じ場所に吸蜜に現れたので、縦位置で撮影したが、鮮度が良ければもっと良いのになあ。

D810+200mmマイクロ、ヒメギフチョウ♀、上川町、2018.05.08

空き家と思われる家の庭に咲いていたヒヤシンスでヒメギフチョウ♀が吸蜜に来ていたのであわててシャッターを切った。

D810+200mmマイクロ、上川町、2018.05.08

上川町を後にして、昨日撮影した愛別町に再度撮影に訪れた。時刻がやや遅かった性もあって、最初は飛んでばかりで、広角で撮影した吸蜜写真はどれもダメ、そのうちに曇ってしまい気温も低いため、地面でバタバタする雌ばかりが目につくようになった。1頭の雌をしつこく追いかけていると、エゾエンゴサクによじ登ったまま停まってしまった。角度を変えながら撮影した写真で、決してやらせではないのですが、広角写真を狙ってもう一度行かなければいけませんね。

思っていたような構図でカタクリやエゾエンゴサクでの吸蜜写真を撮ることができないまま、そろそろ終了の時刻です。この雌と狙いをつけて追いかけ回して撮影した写真です。

D810+20mmF1.8、ヒメギフチョウ♀、愛別町、2018.05.08

正午過ぎまで粘ったが、これ以上撮影できそうもないので、旭川を経由して千歳へ向かった。