GW前なのに、既にクモマツマキチョウが発生

こちらも長野県在住の方から情報をいただき、撮影に行きました。待つこと1時間以上、谷筋を舞い降りるオレンジの登場です。

D500+300mmF4VR、クモマツマキチョウ♂、長野市、2018.04.26

既に雌も発生しています。残念ながら花には来ませんでしたが、ヨモギ?の葉上で開視したので良しとしましょう。

D500+300mmF4VR、クモマツマキチョウ♀、長野市、2018.04.26

この個体擦れているわけではありません。いわゆる白化個体(アルビノ)だろうと思われます。なんと同じ場所で4日間の吸蜜が確認されています。飛び方も弱々しく、他の雄に追いかけられながらもこの場所を死守?

D500+300mmF4VR、クモマツマキチョウ♂、長野市、2018.04.26 

もう一枚だけクモマツマキチョウの写真をアップしますが、自分では上手く撮影できなかった写真です。狙っていた画は、青い空に崖そして大きなオレンジ色の翅をイメージしていましたが、全然ダメです。

目の前を飛ぶオレンジボールをイメージして撮影に臨みましたが、想定していたコースとは違う場所を飛んでばかり、焦りのみがのしかかり思ったように撮影できません。

G9+ZD8mm(アダプター)、クモマツマキチョウ♂、長野市、2018.04.28

GW前半に撮影したギフチョウの飛翔写真をもう少しアップしておきます。いわゆるヒルトップの雄同士の追尾飛翔が見られました。もっと早い時間から撮影できたら、もう少し良い写真が撮れたかなあと思っています。

雄同士の追尾飛翔ですが、このような場所では飛ぶコースが特定しやすいので、撮影の難度は必ずしも高くない。

G9+MZD12-100F4、ギフチョウ♂、白馬村、2018.04.29

偶然ですが、上手くフレーム内に収まることもあります。

G9+MZD12-100F4、ギフチョウ♂、白馬村、2018.04.29

GW前半の撮影はこれで終了です。GW後半から北海道へ出かけました。天候が悪く、気温も低めのため、思ったような成果は得られませんでしたが、ヒメギフチョウ(エゾヒメギフチョウ)やアカマダラの撮影などもできて、まあまあの撮影行だったと思います。