キオビヒョウモンモドキの仲間は、日本にはいません。
D500+70-200mmF4VR、Euphydryas maturna♀、奥テレルジ、2017.07.07
日本で見られるヒョウモンモドキ類は3種で、コヒョウモンモドキとウスイロヒョウモンモドキは似てはいますが、分布が重ならないので紛らわしさはありません。モンゴルでは種類が多い上に似ているヒョウモンモドキが多数いますし、分布も重なっていますので、写真だけで見分けることは非常に難しい作業となります。ここに掲載した種名につつきましても、間違いがあると思いますし、ご指摘があれば訂正していきたいと思っています。
フブスグルの高標高地で見られたシビリカヒョウモンモドキ
D500+70-200mmF4VR、Euphydryas sibirica♀?、フブスグル、2017.07.03
日本のヒョウモンモドキそっくりのタイリクヒョウモンモドキ
D810+200mmマイクロ、Melitaea phoebe♂、バヤンチャンドマン、2017.07.01
裏面も日本のヒョウモンモドキとよく似ている
E-M1+MZD12-100mm、Melitaea phoebe♂、トゥルゲ峠、2017.07.01
フブスグル湖の近くで撮影したヒメヒョウモンモドキ、やっと開翅したところ
D500+70-200mmF4VR、Melitaea arcesia、フブスグル、2017.07.04
ヒメヒョウモンモドキの裏面、寒いので開くことはなかった。
D500+70-200mmF4VR、Melitaea arcesia、フブスグル、2017.07.04
フブスグル湖西山岳地帯で多く見られたキタフチグロヒョウモンモドキ
D500+70-200mmF4VR、Melitaea latonigeta♂、フブスグル、2017.07.04
フブスグル湖西山岳地帯のキタフチグロヒョウモンモドキの裏面
D500+70-200mmF4VR、Melitaea latonigeta♂、フブスグル、2017.07.04
今回、比較的多くのフチグロヒョウモンモドキを見ることができた。
D810+200mmマイクロ、Melitaea didymoides♂、バヤンチャンドマン、2017.07.01
比較的標高が低いところで多く見られ、裏面はなかなか美しい。
D810+200mmマイクロ、Melitaea didymoides♂、セレンゲ県、2017.07.01
ギンボシヒョウモンモドキも今回たくさん見かけましたが、鮮度は今一でした。
D500+70-200mmF4VR、Melitaea diamina♀、フブスグル、2017.07.03
吸蜜する姿も吸蜜植物も良いのに鮮度が残念ですね
D500+70-200mmF4VR、Melitaea diamina♂、トゥブ県、2017.07.06
日本でもお馴染みのコヒョウモンモドキです。
D810+200mmマイクロ、Melitaea ambikua♂、テレルジ、2017.07.06
かなり小さく感じるのでヒメコヒョウモンモドキというのは、分かり易いかも
D810+200mmマイクロ、Melitaea britonartis♂、テレルジ、2017.07.07
上記以外にも種名がはっきりしないヒョウモンモドキ類も撮影しましたが、今回はとりあえずこのあたりで終了とします。撮影しているときに種名が判るともっと楽しく撮影できるのではないかと思っていますが、いつになったら判るようになるのでしょうね。