Kaptelでの撮影

 

D500+300mmF4VR、Kaptel、Spindasis syama2017.10.25

朝、散歩がてら林道を歩いていると、思いもかけないシジミチョウに出会うことができた。開翅しないかとしばらく待ったが、残念ながら開くことはなく、朝食の時間も近づいてきたので、諦めることにした。

D500+300mmF4VR、Kaptel、Athyma perius♂、2017.10.25

日本国内ではSpindasis属は一種しかいないし、本州のみにしか棲息しない。上記のシロミスジは与那国島にしか棲息していないので、これらが同じ場所で撮影できることはない。外国での撮影が面白いのは、このような日本的な常識が全く通用しないことである。

あえて、批判されることを承知で書くならば、大陸が一般的(普遍的)で、島国である我が国が特異的なのであろう。

D500+300mmF4VR、Kaptel、Euthalia anosia、2017.10.25

 

D500+300mmF4VR、Kaptel、Junonia prithya♂、2017.10.23

D500+300mmF4VR、Kaptel、Zemeros flegyas、2017.10.25

D500+300mmF4VR、Kaptel、Appias olferna他、2017.10.25

KalaymyoからTedimまでは、舗装されていないものの比較的広い道が続く、乾期は問題なく走行できると思われるが、雨期になると大渋滞になるようだ。Tedimから奥は、かなり悪路であり、雨期はぬかるみにはまって動けなくなるかもしれない。

今回2泊したKaptelという村の周辺の森は、焼き畑や木材の切り出しなどで若い森ばかりである。険しい地形の場所などで古い森が残っているようだが、ほんの一部で蝶の撮影にはあまり向いていないように思った。来年については、とりあえず、シボリアゲハの撮影に注視することになるので問題ないが、ミャンマーで蝶の撮影を行っていくのであれば、もっと多くの情報(撮影ポイント)が必要となる。