Pieris canidia(タイワンモンシロチョウ)♂の吸蜜
D810+200mmマイクロ、Tedim、2017.10.22
カレーミョ空港から車で5時間半かかって到着したTedim、山の中の大きな村という感じで、標高は1500mくらいであろうか。雨期が終わったこの時期は清々しい感じである。上記のタイワンモンシロチョウに混じって、オオモンシロチョウやアジアスジグロシロチョウが集落の中を飛んでいる。
さて、この集落からさらに林道を上ったところで少しだけ撮影した。昼食前の短い時間であったが、それなりにいろいろ撮影できた。標高は1600mくらいであろう。
Polyura athamas(キオビヒメフタオ)♂?のテリ張り
D810+200mmマイクロ、Tedim,2017.10.22
D810+200mmマイクロ、Cethosia cyane、Tedim,2017.10.22
Hestunalis nama(カバシタゴマダラ)?の吸水
D810+200mmマイクロ、Tedim、2017.10.22
Callerebia sp.(ベニウラナミジャノメの一種)
D810+200mmマイクロ、Tedim、2017.10.22
Callerebia sp.(ベニウラナミジャノメの一種)の開翅
D810+200mmマイクロ、Tedim、2017.10.22
上記の個体は残念ながらかなりくたびれている。いつか、新鮮な個体を撮影したい。
Ypthima sp.(ウラナミジャノメの一種)
D810+200mmマイクロ、Tedim,2017.10.22
Ypthima sp.(ウラナミジャノメの一種)の開翅
D810+200mmマイクロ、Tedim,2017.10.22
上記の写真を何も言わずに見せたら、多くの人から日本のどこで撮影したかと聞かれるかもしれない。今回の撮影で、多くのウラナミジャノメの仲間を撮影できたが、その多くはかなり傷んでいた。そんな中で、比較的キレイな個体を撮影できた。
D810+200mmマイクロ、Abisara sp.Tedim,2017.10.22
日本にはいないシジミタテハの仲間であるが、しっかり開翅してくれなかった。
Heliophorus brahma(アカガネウラフチベニシジミ)♂?の吸蜜
D810+200mmマイクロ、Tedim、2017.10.22
同上
このように、傷んだ翅をかくして撮影するのも技術のうちである。
他にも数種撮影できたが、いかんせん鮮度が良くなかったので、これくらいにしたい。雨期が終わって、ツマグロキチョウ秋型やキチョウの仲間が多く、まさしく日本の秋という感じなのだが、蝶の撮影時期としてはちょっと遅かったように思う。来年はシボリアゲハの撮影に狙いを定め再訪したい。霞んでいる遠い向こうを見据えながら、その後は雨期の前を狙って撮影していこうかと考えている。