モンゴルで撮影したチョウの報告Ⅱ

タイリクヒメウスバシロチョウ (Parnassius stubbendorffii stubbendorffii)♂

D500+70-200F4、2017.07.02、フブスグル

同上

日本の北海道にいるヒメウスバシロチョウとは亜種の関係である。日本には2亜種棲息しており、別種との見解もあるようだが、一応、同種としておきたい。

小型ではあるが、シンプルな美麗種だと思う。北海道で撮影したことがあるが、何か印象はかなり違う感じがしたのは、遠いモンゴルの高標高地(標高2,000m以上)で天候も悪く、気温も低かったからだろうか。

タイリクヒメウスバシロチョウ (Parnassius stubbendorffii stubbendorffii)♀

D500+70-200F4、2017.07.02、フブスグル

同上

さて、もう一枚撮影した写真を掲載しよう。上記の写真を撮影した地点から少し登った場所(標高2,200m付近)で撮影した。じっとして動かないので、少し驚かせたところ、パルの特徴である前後翅を目一杯拡げて威嚇してきた。

ミヤマウスバシロチョウ (Parnassius phoebus)♀黒化型

D500+70-200F4、2017.07.02、フブスグル

フブスグルで上記2種を撮影できたことは、滞在中の天候や気温を考えると、ラッキーであった。今回の撮影では停まっているチョウたちを一緒に行った撮影仲間に多く見つけていただき、感謝感謝である。

まだまだ、撮影した写真は多くあるので、ゆっくりと紹介していくことにしよう。