タイツリオウギ喰いのアサマシジミ

翅表が明るい、いわゆる高標高地のアサマシジミ♂

D500+200mmマイクロ、富山県、2017.07.20

 

モンゴルから戻って3週間になるが、モンゴルで撮影したチョウたちの整理はあまりしていない。休みになって天気が良ければ信州方面に向かってしまう。シロウマシジミとかヤリガタケシジミと呼ばれる亜高山帯に棲息するアサマシジミ♂の翅表は、明るい青色であり、その美しさは特別である。

モンゴルでは多くのアサマシジミを撮影しているが、ほとんどが黒っぽい個体ばかりであった。

タイツリオウギで吸蜜するアサマシジミ♂(上)とヒメシジミ♂(下)

D810+200mmマイクロ、富山県、2017.07.22

 

何枚か広角写真を撮影して、これなら大丈夫かなあ(場所の特定ができない)という写真もあるのだが、どうもインパクトが弱いので掲載はやめときます。

混生しているヒメシジミ♀(というより、ヒメシジミばかり)、チョと青鱗があります。

D810+200mmマイクロ、富山県、2017.07.22

3日間通って、この程度の写真とはちょっと情けないものの、なかなか思ったとおりには撮影できないですね。もっとも、広角写真で背景がはっきり写っている写真は、NGで掲載できません。この時期、暑い東海地方を逃れて涼しい場所での撮影はそれなりに楽しいものです。この場所では3日間で撮影者は見かけず、採集者は1名のみでした。