6月に撮影したチョウのまとめ

ベニモンカラスシジミ♂、D500+300mmF4VR、飯田市、2017.06.02

数年前なら、ベニモンカラスシジミを撮影できただけで嬉しかったが、このところ、撮れて当たり前になっており、後翅の白線が流れる紋流れや良い飛翔写真が撮れなければ満足できなくなっている。とはいえ、そこそこ新鮮な個体が撮影できたのも、いろんな情報があってのことなので、感謝しなければいけないね。

ベニモンカラスシジミ♀、D500+15mm魚眼(シグマ)、飯田市、2017.06.02

テリ張り場所の上を飛び回るベニモンカラスシジミ♂、チョット暗いね。

D500+15mm魚眼(シグマ)、飯田市、2017.06.02

この日は、関東から来られたTさんと、いろんなお話をしながら撮影できた。思っていたより数が少なく、撮影内容はイマイチであるが、ゆっくりノンビリ1日撮影できたので、良しとしよう。

 

地面に下りてテリ張りするキマダラルリツバメ♂

D500+300mmF4VR、京都市、2016.06.10

この日は、佐用町へヒロオビミドリシジミを見に出かけたのだが、2か所まわったがまったく見られず、帰路京都に立ち寄って撮影した。Mさん情報ありがとうございました。上の写真のとおり、尾状突起が欠損し翅にもキズがある残念な個体であるが、色合いは良い感じなので、もったいないなあと感じた。

 

 

平日に連休となったので、富山県のヒサマツミドリシジミを撮影することとした。前の週末にも出かけたのだが、まったく見ることができなかったため、再度出かけることとしたのだが、保険のため遠回りして、白馬村と小谷村でアサマシジミのポイントを覗いてみた。白馬村ではしばらく待ったがヒメシジミしか確認できず、新鮮でやや大振りなヒメシジミの雌雄を撮影した。小谷村ではかなり日射しが強い中で、アサマシジミの開翅を撮影することが出来た。

この地域で、ごく普通の感じのアサマシジミ♂の開翅

D810+200mmマイクロ、小谷村、2017.06.22

青鱗が翅全体に広がったアサマシジミ♂の開翅、もう少し新鮮なら申し分ないのだが

D810+200mmマイクロ、小谷村、2017.06.22

青鱗の発達が悪く、黒っぽい感じのアサマシジミ♂の開翅

D810+200mmマイクロ、小谷村、2017.06.22

 

橙色が見事なアサマシジミ♀の開翅、傘で影を作ってやるとすぐ逃げてしまうために強い日射しの中でしか撮影出来ずに残念。D810+200mmマイクロ、小谷村、2017.06.22

ちっとも停まらないので、仕方なく飛翔写真を撮影アサマシジミ♂

D810+200mmマイクロ、小谷村、2017.06.22

今回はこのレベルしか撮影できなかったヒサマツミドリシジミ♂、新鮮なだけにもう少し頑張らないと行けない。D500+300mmF4VR+テレコン1.7、富山市、2017.06.23

同上

載せるのを止めようかと思う写真であるが、これも実力のうちで仕方がない。技術的な面より体力的な問題かとも思うので、努力すれば何とかなりそうではある。

さて、これで国内の撮影に一区切りつけ、今週末はモンゴルに出発する。この3年間で撮影した場所の中から、自分なりに良かったポイントを選んで出かける予定を立てた。天候とか季節の進行状況の問題もあるので、思ったように撮影できないかもしれないが、今回は撮影仲間4名での撮影行であり、引きの強さや各自の特長を生かした写真が見られることが期待できる。もちろん、自分自身にも期待しながら撮影を楽しみたいと思っている。