カキドオシ?の吸蜜から飛び立つ瞬間のクモマツマキチョウ♂、D500+300mmF4、大町市、2017.05.20 プロキャプチャーモードというのがないから偶然の産物です。
この時期になると、毎年クモマツマキチョウを見に行きます。昨日は南アルプスへ向かいましたが、残念ながら見ることもできませんでした。現地ではM夫妻とお遇いしていろいろお話をしましたが、Mさんは1回の吸蜜のチャンスを逃さなかったようです。
さて、大町市のクモツキポイントには、撮影者が多数訪れることが予想されましたが、予想は的中し、20名近くが一頭の雄を追いかける展開となりました。気後れすると撮影できないので、ポジショニングとシャッターチャンスを確実にしたいのですが、動くこともままならないので、思うようには撮れません。
それでも、1時間くらいの撮影時間の中で、1/3200秒の設定で何百回かシャッターを切ることが出来ましたので良しとしましょう。
スミレの吸蜜から飛び立ったクモマツマキチョウ♂、D500+300mmF4、大町市、2017.05.20
飛翔写真は得意でないものの、シャッターを切るしかないのでこんな写真
D500+300mmF4、大町市、2017.05.20
背景を抜きたいのだがどうしようもない。D500+300mmF4、大町市、2017.05.20
もう少し右の1から撮影したいのだが、動けない。D500+300mmF4、大町市、2017.05.20
イメージとはちょっと違うものの、こんなものか。500+300mmF4、大町市、2017.05.20
この日は、本当に出初めのようで、上部のポイントを覗いてみるとハタザオの花もなく、残雪が多い状況でした。昨年同じ場所で、今年より2週間も早く撮影した雌の写真を貼っておきましょう。
昨年、じっくりと撮影したクモマツマキチョウ♀(吸蜜ではありません)
D810+200mmマイクロ、大町市、2016.05.06
あまり早く終わってしまいましたので、久しぶりに人工繁殖のオオルリシジミを見に行きました。さすがに一眼レフを持ち出すのは気が引けたので、ミラーレスの出番です。さきほどお見かけした方々も何名かおられました。
求愛するオオルリシジミ♂に対して♀は交尾拒否行動をとっていた。
EM-1+MZD12-100F4、安曇野市、2017.05.20
30分ほどで撮影を終了し、帰途につくつもりでしたが、気温も高いし明るいので、もう1か所立ち寄りました。クロツとミヤマシジミを探しましたが、見つけられたのはクロツだけでした。
飛翔も撮りましたが、あんまり変わり映えがしないので広角のクロツバメシジミ♂
E-M1+MZD12-100F4、宮田村、2017.05.20
あまり筋の良い撮影ではなかったものの、こんな撮影もたまにはよいかという感じでしたし、いつもの撮影仲間の撮影レベルが高いことを実感した1日でした。
(あまり、はっきり書くとバッシングされそうなので、ザクッとポジショニングとシャッターチャンスですかね。)