モンゴルのシジミチョウⅠ

8日間の撮影で、Muculinea cyanecula(ニシオオゴマシジミ)を見たのはこの時だけ、前年は5日間で100頭以上見たのとは真逆ですね。

D500+16-80mm、ニシオオゴマシジミ、ウランバートル、2016.07.02

撮影の初日、ウランバートル市内のホテル近くの展望台を見学中に、ちょっと草原に出て見つけることができました。日本のオオゴマシジミと違って、こんな場所でも見られます。

風景を撮影中に見つけましたので、標準ズーム装着です。昨年たくさんの個体が見られましたので、わざわざレンズ交換しなくても良いかという認識での撮影でしたが、撮影機会はこの時だけでした。D500+16-80mm、ニシオオゴマシジミ、ウランバートル、2016.07.02

今回、Muculinea teleiusゴマシジミ♂)の撮影機会は、このときだけで、飛んでいるのを2~3回見ただけです。D810+200mmマイクロ、2016.07.08、ダバト峠

 

何処へ行っても見かけることが多いコマシジミ♂です。翅表がもう少しきれいだったら、と思います。D500+70-200mmF4VR、Cupido minimus、ダバト峠、2016.07.04

ダイオウの生えている場所があると思わず探してしまいます。デカベニシジミという和名もあるようですが、ダイオウベニシジミの方がかっこいいですね。

D500+70-200mmF4VR、Lycaena vielacea♀、ナガロールハン近隣、2016.07.07

写真だと分かりにくいですが、日本のベニシジミより二まわりくらい大きいですね。

D500+70-200mmF4VR、Lycaena vielacea♀、ナガロールハン近隣、2016.07.07

前のダイオウベニシジミが派手なのに対して、小さくて地味なムラサキベニシジミ♂です。

D800+200mmマイクロ、Lycaena helle、ダバト峠、2016.07.08

もう少し新鮮な個体なら、アカオビシジミ♂のすばらしい被写体だったろうと思います。

D500+70-200mmF4VR、Aricia agestis、エレステ付近、2016.07.06

 

 

 

少し擦れていたのがちょっと残念なハマベシジミ♂ 

D500+70-200mmF4VR、Aricia artaxerxes、テレルジ、2016.07.06

こちらは申し分のないハマベシジミ♀ですが、ちょっとアングルが悪い。 

D500+70-200mmF4VR、Aricia artaxerxes、テレルジ、2016.07.06

久しぶりにモンゴルで撮影したシジミチョウを追加しました。あと2回ほど、モンゴルで撮影した蝶以外の写真とシジミチョウを追加する予定です。

今年のモンゴルの撮影行がほぼ固まりつつあります。いつも情報交換をしている撮影仲間4名で6月末に出かけることに決まりました。ガイドのガンさんと、もう少し細かいところを詰めていかなければなりませんが、皆さん強運の持ち主(もちろん、すばらしい技術もお持ち)ですので、良い写真が期待できると思っています。広大なモンゴルで、皆さんがどのようにチョウたちを切り取っていくかも楽しみです。もちろん、自分にも期待していますが、それぞれ個性溢れた写真になるのではないかと、今からワクワクしています(楽しみが4倍増です)。

その前に、ギフチョウのシーズンもあと1か月ちょっとに迫っています。このところ、ほぼ毎年新しいカメラを導入していましたが、今年は、昨年の機材で対応する予定です。十分に使い切れていない機能も多く、もう少し慣れておかないと、いざという時に役に立ちません。