新鮮なEuphydryas maturna♂キオビヒョウモンモドキの半開翅
D810+200mmマイクロ、ダバト峠、2016.07.08
湿地で吸水するEuphydryas intermedia♂カラフトヒョウモンモドキ
D810+200mmマイクロ、ハルモント峠、2016.07.04
開翅するEuphydryas aurinia♂チョウセンヒョウモンモドキ
D810+200mmマイクロ、エレステ、2016.07.06
ヒョウモンモドキの仲間といっても、日本にはいない属のチョウたちなので、ちょっと違った雰囲気ですね。個人的には、キオビヒョウモンモドキやカラフトヒョウモンモドキなどの色合いは好きですけどね。
地面で開翅するMelitaea phoebe♂タイリクヒョウモンモドキ
D810+200mmマイクロ、ハルモント峠、2016.07.03
開翅したMelitaea cinxia♂クロテンヒョウモンモドキ
D810+200mmマイクロ、ナガロールハン山、2016.07.07
タイリクヒョウモンモドキは、日本にいる衰退著しいヒョウモンモドキと酷似している。上記2種を別の属で扱う分類もあるようだが、「The Butterflies of Mongolia」に準拠して表記した。
ちょっとアングルが悪いが、とりあえず開翅のMelitaea ambigua♂コヒョウモンモドキ
D810+200mmマイクロ、ダバト峠、2016.07.04
開翅したMelitaea athalia♂キタコヒョウモンモドキ
D810+200mmマイクロ、ハルモント峠、2016.07.03
吸蜜しているMelitaea menetriesi♂シベリアコヒョウモンモドキ
D810+200mmマイクロ、ハルモント峠、2016.07.03
開翅したMelitaea britomartis♂ヒメコヒョウモンモドキ
D810+200mmマイクロ、ハルモント峠、2016.07.03
コヒョウモンモドキは、日本だと中部地方の高原地帯に広く分布しているが、近年は多くいた棲息地で減少傾向にある。それにしても、コヒョウモンモドキに似た種が多くいるもんですね、上記のチョウたちをフィールドで区別するのは、極めて困難(写真でも難しい)。
草の上で開翅したMelitaea diamina♂ギンボシヒョウモンモドキ
D810+200mmマイクロ、ハルモント峠、2016.07.03
草の上で開翅したMelitaea didymoides♂フチグロヒョウモンモドキ
D810+200mmマイクロ、ハルモント峠、2016.07.03
吸水に来たMelitaea lotonigena♂キタフチグロヒョウモンモドキ
D810+200mmマイクロ、ハルモント峠、2016.07.03
さて、ご覧いただいたヒョウモンモドキは、12種となった。日本では衰退の激しいグループであるが、モンゴルでは草原の花や湿地に多く見られ、どこへ行っても比較的数が多いチョウたちである。とはいえ実際現地で見ると、区別がつきにくく、雌雄あり変異ありなので、「先ほどとちょっと違うかな」という感じで撮影している。
今回、セレンゲ県のハルモント峠に悪路の中たどり着いたが、標高が高くない割にいろいろな蝶が見られた。特にヒョウモンモドキ類は7種撮影しており、機会があれば、再度訪れたい場所である。
次は、ジャノメチョウで、最後にシジミチョウ(2回に分ける)でモンゴルの蝶については、終了となる。その間に食べ物他のネタも取り入れることとなるのかなあ。
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