G.W.の前に白馬へ向かいました(4月23・24日)

春の陽射しが強い中、山梨の虫林さんと談笑していると、突然、目の前にたギフチョウ♂(イエローバンド)が現れました。設定が飛翔モードとなっており、あわてて撮影したため、チョット悔いの残る写真となりました。

D810+200mmマイクロ、白馬村、2016.04.23

例年の白馬行きは、ヒメギフやギフチョウのカタクリとのショットを狙って、ゴールデンウィークに出かけるのが恒例となっているのですが、今年は雪解けが早く発生も早いという情報がありましたので、前倒しして出かけました。時期はほぼピッタリという感じでしたが、初日の午後と2日目の午前中が曇ってしまい2日間で1日分の撮影くらいでした。今回の白馬行きの目標はヒメギフのカタクリ吸蜜写真だったのですが、こちらも消化不良の状況となってしまいました。

さて、白馬在住のkmkurobeさんたちが写真家栗田貞多男氏とともに「ギフチョウの里」という本を出され、予約購入をさせていただいたとところ、栗田氏のサインが入っておりましたので、kmkurobeさんにもお願いしてサインをいただきました。夜の一杯も含めてありがとうございました。

本の内容ですが、計画から8年をかけただけあって、単なる生態写真集という枠にとどまらず(失礼な言い方で申し訳ありません)、ギフとヒメギフの標本写真や全国各地の過去から現在の状況まで網羅してあり、タイトルの「ギフチョウの里」というソフトなタイトルからは想像も出来ないくらい濃い内容となっています。私もしっかり読んではおりませんが、シーズンオフにでもゆっくりと読むつもりです。

白馬でGW前にギフチョウ♀を確認するのは、かなり発生が早い証拠ですね。

D810+200mmマイクロ、白馬村、2016.04.23

白馬の裾野ではなく、ちょっと山側へ入ったところでもギフ♂が発生しており、カタクリが咲き誇っていた。D810+200mmマイクロ、白馬村、2016.04.24

今回の目的は、ヒメギフと書いておいて、ちっとも登場しないわけですが、うーん、やっぱり思っていたような画が撮れていないんですよね。とはいえ、朝の大事な時間をヒメギフチョウの撮影のため割いているわけですから、これで良しとしましょう。

カタクリの花でなく、フキに来ちゃったショットですね。新鮮なヒメギフチョウ♂でした。

D810+200mmマイクロ、白馬村、2016.04.23

上と同じ個体です。

D810+200mmマイクロ、白馬村、2016.04.23

赤上がりのヒメギフチョウ♂、背景の枝が無く、アングルがもうちょっと良ければ・・・

D810+200mmマイクロ、白馬村、2016.04.24

背景がゴチャゴチャしているレベルではないですね、でもこれが現実です。

D810+100mmマクロプラナー、ヒメギフチョウ♂、白馬村、2016.04.23

もう少しレベルの高い写真を撮影しないと、写真の整理をしながら疲れてしまいます。当然更新も遅くなるわけです。

24日(2日目)も午後2時頃には曇ってしまいましたので、帰りがけにヒメシロチョウの飛翔を撮って終了、こちらは、別の機会とします。まだ、G.W.の行き先が決まっていません。

 

 

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