シーズンインは、例年どおり遠州のギフから

例年、発生が早く、3月中旬には見られる浜松市天竜区のギフチョウ♂が今年も元気よく飛び出しました。D810+300mmF4VR、2016.03.18

この地域での今年の初見は、3月15日(火)だったようです。暖かかった17日には10頭以上の♂が飛び交うのが見られたそうです。ギフチョウの撮影が始まると、今年もシーズンインだなあと実感します。

日本海側のギフチョウも出始めているようですので、この連休中に出かけることができるでしょうか。

尾根筋をパトロールするギフチョウ♂E-M1+ZD8mm、2016.03.18

 

テリ張りをしているギフチョウ♂に別の♂がちょっかいを出します。

E-M1+ZD8mm、2016.03.18

追尾飛翔するギフチョウ♂♂、E-M1+ZD8mm、2016.03.18

飛翔写真は、あまり上達しませんが、他の撮影者がいないのでゆっくり撮影できました。

E-M1+ZD8mm、ギフチョウ♂、2016.03.18

アセビの花に吸蜜に来たギフチョウ♂、足下には倒木などがありますので、とっさにアングルを変えることが出来ません。アセビの撮影としては、バックが抜けるポジションがとれたので、何枚か撮影することが出来ました。もう少し絞って撮影した方が花がきれいだったと思います。後翅の赤も鮮やかです。

D810+300mmF4VR、浜松市天竜区、2016.03.18

ちょっと背景がゴチャゴチャしていますが、逆光での撮影です。

D810+300mmF4VR、浜松市天竜区、2016.03.18

いらない枝がありますが、アセビでの撮影ならこんなものでしょう。

D810+300mmF4VR、浜松市天竜区、2016.03.18

こういう感じだと、まとめるのが難しいですね。

D810+300mmF4VR、浜松市天竜区、2016.03.18

同じような写真ばかり続きますが、微妙な違いが伝わると良いのですが。

D810+300mmF4VR、浜松市天竜区、2016.03.18

花がまばらなので、次はこの花に来るというのが予想できますので、アングル決めに手こずることも少ないのですが、花の中に頭を突っ込んでしまうと翅が閉じてしまい思ったような写真が撮れません。もう少し絞った方が全体としては締まった写真になるのでしょうが、基本F5.6~F8の範囲内で撮影することがほとんどで、ピンの来ない写真も多いです。

D810+300mmF4VR、浜松市天竜区、2016.03.18

咲いている花がアセビくらいしかないので、何頭かの♂の巡回コースにアセビが含まれます。同時に3♂が吸蜜に来た時間帯もあり、こちらもゆっくりと撮影できました。詳細な説明はいたしませんが、新鮮な個体が多く順光、逆光、+ストロボ発光などアングルも含めて自由になることなど想定していなかったので、ちょっとドタバタしながらの撮影でした。静止写真は時系列で列べてみましたが、どうでしょう。背景はアセビのみですので、単調な感は否めませんが、それなりに工夫しながらの撮影です。これだけの写真を並べるだけで、かなりの撮影枚数となった写真の中から選ぶのも時間がかかります。飛翔写真に限らず相変わらず歩留まりが悪いのは、仕方ないと割り切って撮影しています。

「珠玉の標本箱」の旧天竜市の写真と比べていましたが、最初の吸蜜写真が一番近い感じに見えます。

さて、明日はどこに出かけましょうか?やはりカタクリですよね。

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