モンゴルから帰って、10日ほど経ちます

今回は、私一人でモンゴルへ出かけ、昨年ご案内いただいたガンさんというガイドと一緒にウランバートル周辺で撮影したわけですが、今回どうしても撮影したかった種は、前回のノミオンとアポロ以外にもいくつかあり、その一つがオオイチモンジでした。

オオイチそのものは、上高地や北海道で撮影しており、別にとりわけ撮影困難な種というわけでもないのですが、モンゴルでは、顔が違います。見ていただければ一目瞭然、白い部分が断然太いのです。

 オオイチモンジ♀が獣糞に来ているところ、日本ではまず来ない。

D810+200mmマイクロ、トゥブ県バヤンチャンダマン、2015.07.08

 上と同じ個体

さて、このような個体を見ると、撮り(採り)たくなりませんか?インパクトが強いように雌からお見せしました。比較的新鮮な個体でしたので、ラッキーだったと思います。

 オオイチモンジ♂が吸水しているところ

D810+200mmマイクロ、トゥブ県バヤンチャンダマン、2015.07.08

上と同じ個体 

オオイチモンジを撮影したのは、撮影初日(7月4日)と最終日(7月8日)でした。初日に撮影したときは、雄もかなり新鮮でしたが、十分開翅しなかったので、今回は掲載しませんでした。

撮影したかった蝶は、他にゴマシジミ、ニシアオゴマシジミなどでしたが、開翅も含めていろいろ撮影することができました。写真が十分に整理できない(種名が分からないものが多い)ので、多くのモンゴルの蝶はシーズンオフの冬にでもゆっくりと紹介しますね。

近々、モンゴル撮影の雑感などを掲載することとしましょう。