6月13日(土)は遠州から伊那へ

目の前にとまっているのだが、ここまで。

D810+300mmF4+1.7テレコン、アイノミドリシジミ♂、浜松市、2015.06.13(9:30)

6月の中頃になると、平地産のゼフはそろそろ終盤で、ちょっと標高の高い場所へ移動してゼフ撮影の時期となる。アイノミドリシジミ♂は目の前にとまりながら、しっかり開翅することなく飛び去ってしまった。この場所では、フジミドリシジミとヒサマツミドリシジミが同時に見られるようだ。

やや見下ろす位置でテリを張ったヒサマツミドリシジミ♂、遠いね。

D810+300mmF4+1.7テレコン、浜松市、2015.06.13(13:00)

 

午前中はヒサマツミドリシジミの活動がほとんどなかったので、崖のある場所へ南限のウラジャノメを見に行った。結構白い帯が太く、格好いいではないか。

ウラジャノメ♂の表をしっかり撮るのは初めて、新鮮だとキレイだね。

D810+200mmマイクロ、浜松市、2015.06.13

上とは別のウラジャノメ♂、もうちょっと右に回り込みたいのだが意外と敏感だ。

D810+200mmマイクロ、浜松市、2015.06.13

ストロボをしっかり発光させて、ウラジャノメ♂の裏面を撮影した。

D810+200mmマイクロ、浜松市、2015.06.13

上と同じ個体だが、ストロボ発光の違いで感じが違ってくる。

D810+200mmマイクロ、浜松市、2015.06.13


普通なら、これで帰途につくのだが、ちょっと色気を出して信州へ向かった。ベニモンが終われば、次はこの蝶が出るはずだ。

逆光で色がおかしいわけではなく、いわゆるトラ型?と呼ばれる黄色い裏面のキマダラルリツバメ♂、表もかなり青い感じだったが、脚立を取りに行く間に見失った(残念)。D810+300mmF4+1.7テレコン、飯田市、2015.06.13

この時期に発生しているのは、例年より少し早いと思う。5月末頃だと昨年より一週間くらい早い印象だったが、もう少し縮まっているようだ。

次は、近場で撮った平地産のゼフを紹介しよう。