5月31日(日)は豊田から静岡県西部へ

愛知県中央部のアベマキ?林を叩くと、フラフラと降りてきたクロミドリシジミ♂

D810+200mmマイクロ、豊田市、2015.05.31

前日(30日)もSAさん、SEさんと一緒にこの場所を叩いたが、降りてきたのはミズイロオナガシジミだけであった。この日は、この個体を含めて2頭降りたが、この子は翅を開くことなく飛び去った。ストロボを使わずに何とか手振れを防ぎながら撮影した。

上とは別の個体、下向きにとまったので、こんな写真しか撮れなかった。

D810+200mmマイクロ、クロミドリシジミ♂、豊田市、2015.05.31

下草の上にいたウラナミアカシジミ♂、これで愛知県内のゼフ5種目である。

D810+200mmマイクロ、豊田市、2015.05.31

コントラストや紋流れが美しいベニモンカラスシジミ♀、極めて小さい個体であり、まともに飛ぶこともできない様子だ。

D810+200mmマイクロ、浜松市、2015.05.31

食餌植物にまとわりついて、産卵のような行動を取るベニモンカラスシジミ♀

D810+200mmマイクロ、浜松市、2015.05.31

手前の葉が少し邪魔だが、比較的新鮮なベニモンカラスシジミ♀である。

D810+200mmマイクロ、浜松市、2015.05.31

この日は♂もいたが、目的であったベニモン♀が見られ良かった。もうちょっと粘れば、ちゃんとした産卵もみられたようだ。この蝶をしっかり見るためには、やはり、食餌植物であるクロウメモドキを見つけ、しっかり観察することが大切だ。

いよいよ、平坦部のハイシーズンなのだが、同時に梅雨入も目前だ。雨の合間を縫いながらの撮影である。