4月24日・25日は、小谷村へ出かけました

小谷村は長野県最北部の地域で、ギフチョウとヒメギフチョウの混棲地としても有名なところで、近くに温泉も多いので宿泊も悪くないのである。比較的新鮮なギフチョウ♂

EP-5+ZD8mm、小谷村、2015.04.25

ギフチョウの飛翔写真を撮っていると、採集者が現れてしまい、残念ながら撤退せざるを得なくなった。ブルーのトラップを設置して採集するので、近くのギフやヒメギフはすべて吸い寄せられてしまう。それにしてもネット捌きのへたくそな採集者だったね(負け惜しみ)。やんわりと撮影している旨を伝えても採集する方は、それがどうしたの?(本当に言われたこともある)少し採集して、サッと消えてくれる採集者も多いけど、ギフチョウ関係はどうもダメみたい。

この場所はカタクリがないので、もっぱらスミレに吸蜜に来るヒメギフチョウ♀(交尾済み)D810+200mmマイクロ、小谷村、2015.04.24


スミレで吸蜜するヒメギフチョウ(たぶん♀)

D810+200mmマイクロ、小谷村、2015.04.24

キクザイチゲで吸蜜するヒメギフチョウを始めて撮影することができました

D810+200mmマイクロ、小谷村、2015.04.24

小谷村の温泉は、数カ所しか入ったことがないけど、けっこう酸性が強く、温泉らしい温泉という印象がある。

この場所では、ほぼ同じ場所でギフとヒメギフが見られる。比率は場所似よって比率が異なるものの、ややヒメギフが多い感じだ。

カタクリの群落で待っていると、ギフやヒメギフが吸蜜に来る。といっても、思ったような場所へは、なかなか来ないので、撮影はそう簡単ではない。

ギフチョウ♂、D810+200mmマイクロ、小谷村、2015.04.24

カタクリへ吸蜜に来たヒメギフチョウ、ちょっと、尾錠突起が長くキレイですね

D810+200mmマイクロ、小谷村、2015.04.25

午後の吸蜜の時刻に、フラフラと杉から降りてきたが、吸蜜せずに立ち去ってしまった

ヒメギフチョウ?、D810+200mmマイクロ、小谷村、2015.04.24

撮影の終わりに白馬へ立ち寄って桜へ吸蜜に来るヒメギフを見ることができました。その日の活動を終えて、午後3時過ぎ、この日最後の吸蜜をして杉の木へ戻っていきました。

D810+300mm+1.7テレコン、白馬村、2015.04.25

至るところに残雪が残る春の長野県北部だったが、写真の出来はともかくとして、ゆったりと撮影できた2日間だった。風邪を押しての出撃だったため、その後の体調もあまり良くないが、GWに入り毎年恒例のイエローバンドを目指して白馬へ向かうことにしよう。