3月最後の週末は、山形から新潟北部へ

先週末に日本海側の富山でもギフチョウが例年より早く発生しており、福井からもギフチョウの便りが届いている。新潟県北部の海岸沿いでも発生しているに違いないと思い、まだ雪深い米坂線を通って村上へと向かう途中、小国駅で15分ほど停車した。この地へチョウセンアカシジミの撮影のために訪れてから既に7年経っている。月日の流れは早いものである。

林道を走っていると、ギフチョウ♂が飛び出してくる。すべてが新鮮な♂ではなく、欠けた個体も見られる。見上げるとマメザクラに吸蜜に来ていた。

E-M1+MZD40-150mm、村上市、2015.03.28


林道脇のカタクリをチェックしていると、時々吸蜜に来るものの、思ったような写真が撮れない・・・、シーズンの初めは難しいね。下の写真と同一個体のようである。

E-M1+MZD40-150mm(テレコン)、村上市、2015.03.28

手前のカタクリが邪魔をしている。何とか外したいがうまくいかない。

E-M1+MZD40-150mm、村上市、2015.03.28

前のカタクリを外して撮影したが、角度がもうちょっとである。

E-M1+MZD40-150mm、村上市、2015.03.28

採集者が数名現れたので、この場所を諦めて他の場所へ移ったが、カタクリの絨毯の上を3~4頭が飛ぶばかりで、吸蜜に来ない。カタクリは既に満開で気持ちは良いが上手く撮影できない。午後の吸蜜を狙うかどうか迷ったが、他の林道も見たかったので、北上しながら川の脇の道を遡ったところ、よそそうな場所は何か所かあった。