モンゴルの撮影雑感Ⅲ

峠に立っている看板、天気も悪かったので、ものすごく寒かった。

2014年6月22日は、一日中雨で蝶の撮影をすることができなかった。フルスブルグ湖へ移動しながら、よさそうなポイントに立ち寄るのだが、吐く息も白くアウターを手放せない一日であった。

途中タイガも見られ、まあ、これが単なる観光旅行であってもそれなりに楽しめる状況ではあったが、蝶の撮影という観点からは全くの休養日となった。

草原があり、氷があって向こう側に森林がみられる。天気さえよければ、何種かのチョウたちが見られたかも知れない。思えば残念である。

氷はかなり硬くしっかりしている。場所によっては蒼くきれいな氷も見られる。

もう少し、この付近の写真を載せることとする。8時間以上移動に費やしたが、天気が良ければ・・・と残念ではあるが、移動中は寒いなあというのが先に立った。

途中、このような良い環境のところを通過するが、何分にも気温が低すぎて、何も飛んでいない。いかにも良い環境なんですがねえ。

キンロバイの仲間もあちこちにあり、天気と時期さえ合えばヒメチャにも会えるかもしれない。いや、きっと会えるに違いない

キジムシロの仲間であろう。葉がぬれており、残念ながら蝶の姿はない。

花の写真は、別に少しだけ撮ったので、いずれ掲載することとしよう。場所も日時も違うが、このような蝶が見られたかも知れないということで、2枚ほど掲載しておこう。

チャマの仲間で最も寒いところに棲息するヤチチャマダラセセリ(♂)

フルスブルグ湖西部の山岳地帯、2014.06.24、EM-1+MZD12-40f2.8pro

吸蜜するラップランドヒョウモンモドキ♂

フルスブルグ湖西部の山岳地帯、2014.06.24、EM-1+MZD12-40f2.8pro

今回の撮影では、ほとんどD610に200mmマクロを付けっ放しで撮影したが、このような広角写真も撮影した。