フルスブルグ湖西にあるゲルキャンプ場:左の大きな木造の建物が本館で、食堂となっている。ゲル内にはベッドが3つあり、3人泊まれるが2人で使用したため、ゆったりと使用できた。右側の木造の小屋がトイレとシャワールームで、お湯も出るので意外と快適であった。このキャンプ場で4泊した。
昨年、6月のモンゴル撮影行について、もう少し詳細に書き残しておこう。ゲルの真ん中には大きなストーブがあり、薪をくべていくわけだが、入れすぎると暑いし、消えてしまうと猛烈に寒い。朝方にはストーブの火が消えているため、かなり寒い。
食事については、当初心配していたほど脂っこくはなく、とりわけおいしいわけではないが、麺やライスと牛肉が主体であったため、十分に食べられたし、量も十分であった(だいたいは量が多すぎるので、減らしてもらった)。
肉うどんを想像してもらえば、そんなに大きな違いはない。もちろんスープはしょう油ベースではなく、塩である。2014.06.25
いわゆる、牛肉とご飯で肉がやや硬いことを除けば、全く問題ない。2014.06.25
テーブルに紅茶やインスタントコーヒーが置いてあり、自由に飲むことができる。まあ、ビールがあればそれで良いのだが・・・。2014.06.25
旧ソ連製の車で、乗車が対面であるのがいかにも軍用車という感じであったが、川も渡るし悪路もなんのそので、その走破力は素晴らしかった。ただし、乗り心地は評価ゼロ点である。2014.06.26
今回は蝶の写真なしにしようかとも思ったが、蝶の写真がないのもなんなので、エレビアの写真を載せることとする。
カンボウベニヒカゲ♂Erebia rossiiで、翅表の斑紋はかなり変異が大きかった。この個体は赤斑が少ないタイプである。2014.06.23
フレッチャーベニヒカゲ♀Erebia fletcheriで、このおなかの中には、どれくらいの卵が入っているのだろう。なかなか、魅力的な蝶である。2014.06.23
上記2種に比べ、やや標高の低い場所に生息しているシャジツベニヒカゲ♂Erebia pawlowskiiで、ガレ場というよりは、疎林のある草地で多く見られた。2014.06.25
できれば、今年もモンゴルに出かけたいと思っている。というより、連れて行っていただくという方が適切か。